日経新聞社のサイトに掲載されたプレスリリースによると、株式会社ケンウッドは、創立60周年記念キャンペーンの一環として行われている「TRIOモデル」の商品化第一弾として、オールモード・マルチバンダーの「TS-2000S」(限定シリアルNo.付ブラックバージョン、オープン価格)を発売するそうです。
同記事によると、
創立60周年記念「TRIOモデル」として限定発売する「TS-2000S(ブラックバージョン)」は、現在好評発売中のオールモード・マルチバンダー「TS-2000S」のフロントパネル、メインツマミ、キャリングハンドルなどをブラックカラーで統一。オリジナルモデルの多機能性、高品位はそのままに、さらに高級感を高め、プレステージモデルにふさわしい品格を漂わせました。さらに国内モデルは、当社がまだトリオ株式会社だった1960年1月から1986年5月までブランド・ロゴとして使用していた「TRIO」のロゴを復活させ*、製品フロント部のバッジや個装箱に採用してプレステージ性を高めました。
との事で、日本国内での発売台数は60台(全世界では570台)になるとの事です。
なお、この製品の予約期間は2006年7月19日~8月21日になるそうですが、購入希望者が多数の場合は抽選販売になるそうです。また、この特別バージョンには、標準でDRU-3A(デジタルレコーディングユニット)、VS-3(音声合成ユニット)、ARCP-2000(ラジオコントロール・プログラム)が同梱されるほか、購入者の中から6名に抽選でUT-20(1200MHz帯ユニット)がプレゼントされるそうです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#「TRIO」ロゴが付いていると言うだけで欲しくなる一品ですよね。これは、全世界で予約が殺到するんじゃないでしょうか。
追記:デジタルARENAの「アマチュア無線機で往年のブランド「TRIO」が限定復活!」と言う記事によると、『価格はオープンで、予想実売価格は22万円前後となっており、各販売店に予約して購入する。』との事です。お買い得な価格設定ですので、やはりこれはかなりの人気が予想されますね。