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2006年07月20日

総務省が、433MHz帯を使用するアクティブタグシステムに関するパブリックコメントの結果を発表

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトによると、2006年5月18日~6月16日まで総務省が募集していた、情報通信審議会情報通信技術分科会小電力無線システム委員会の「433MHz帯アクティブタグシステムの技術的条件に係る委員会報告(案)」に対するパブリックコメントの結果が、総務省のサイトに掲載されたようです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#JARLがこの件に関して神戸港で行った実証試験の様子が、「JA3DOのココログ」の記事に掲載されています。

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コメント

昼休みにざっと目を通してみましたが、総務省(委員会答申)としては、反対意見など全く痛くもかゆくもないような反応ですね。
今現在のアマチュアのレベルを見ればなめられてもしょうがないのかもしれませんが、何ともはや情けないですね。

私もざっと見てみました.まあ,必要な手順が粛々と行われているというだけの話ですね^^;
個人的には430MHz FMはあまり運用しませんので,身を切られるほどの辛さはありません(430MHz CWにはコンテストで時々出ます).でも,アマチュア無線家の減少傾向を持ち出すところなど,アマチュア無線の利権はねらわれ続けているということですね.

まあ、今回の件は、あくまでも当該周波数に関してはアマチュア局が一次業務で、アクティブタグ側は混信・妨害を受けても保護されないし、苦情申し立ても出来ない(アマチュア局側は苦情を申し立てて、アクティブタグ側の運用中止乃至対策を行う事を要求できる)ので、そんなに極端に影響しないのかなぁと言う気はしています。

ただ、各港湾や空港に出入りする車両には、433MHz帯を使用するアマチュア局(違法局も多いですが)を開設している車両もいますし、固定局がアクティブタグに向けて高ゲインのアンテナで運用すると、多分アクティブタグ側が事実上使用不可能な状態になるんじゃないかとは思っています。

この場合、アクティブタグの使用者側はどう言う対策を取るのかなと言う部分に興味はありますね。

なお、私が仕事で使用した15MHz帯を使用するRFIDタグでは、10m以内で短波帯の電波が発射されると著しく障害を受けました(これは一般的なオフィス環境での実験ですが、厳密な物ではありませんので参考までに)。この事から考えると、この狭い日本国内で、433MHz帯のアクティブタグが実用になるのかどうかは、極めて疑問です。

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