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2004年08月31日

ARISS Puts ISS Phase 2 Equipment to Use as FM "EasySat"

ARRLのサイトのニュースによると、ISS(国際宇宙ステーション)上に設置されている2つのARISS(Amateur Radio on the International Space Station)設備のうちの1つ(先日搭載されテストされたPhase2設備)が、U/V (Mode B) FM音声リピーターとしてのテストを行えるように設定されたそうです。

このリピーターは、低軌道FM音声"EasySat."として動作するそうで、今回の変更によって(Phase2設備で運用されていた)RS0ISSパケットシステムは、一時的に使用不能になるそうです。

なお、このリピーターのダウンリンク周波数は145.800MHz、アップリンク周波数は437.800MHzで、ドップラーシフトがある事に注意が必要だそうです。また、ISSと通信できる地平線から地平線へのパスが開く時間は、概ね10分間になるそうです。

詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

追記:WeblogのJN1BPM's BLOGを開設されている鈴木OM(JN1BPM)は、すでにEasySatを使った交信に成功されているそうです(JN1BPM's BLOGの記事はこちらへ)。

Palau(T88)からの日本人の運用

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NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、津村OM(JA1KAJ)がT88QQのコールサインで、10月29日から11月3日にかけて、パラオ(T88)から運用されるそうです。

運用されるバンド/モードは、3.5MHz帯から50MHz帯のSSB、CW、RTTYだそうで、この運用は10月30日から31日にかけて行われるCQ World Wide DX SSB コンテストに合わせた運用だそうです。

ミクロネシア(V63)からの日本人の運用

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NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、丸山OM(JA0VSH)とJG0PBJ局が、各々V63KZV63MPのコールサインで、9月17日から9月26日にかけて、ミクロネシア(V63)より運用するそうです。

運用する周波数帯/モードは、1.9MHz帯~28MHz帯のSSBとCW、QSLカードは1-25-49, Irima-cho, Chofu, Tokyo 182-0004 Japanに送って欲しいと言う事です。

追記:丸山OMによると、QSLカードは「QSLの送付先ですが、特にダイレクトという訳ではなく従来通りビューローでOKです。」と言う事です。情報ありがとうございます>丸山OM

ADXA NEWS SHEET #777公開

JA7AO's WEBLOGにADXA(秋田DXアソシエーション)の発行するDXニュースである、ADXA NEWS SHEETの#777が公開されています。

2004年08月30日

第2回全国6mAMロールコールのお知らせ

太田OM(JF2UJG)からの情報によると、富士山山頂の局をキー局とした「第2回全国6mAMロールコール」が、下記の要領で行われるそうです。

第2回全国6mAM ロールコールのお知らせ

全国のAMファンの皆様一昨年は悪天候のため8合目からの運用、昨年は中止になりご期待にそえなかったので今年も下記の要領で「全国6mAM ロールコール」にチャレンジすることにしました。各エリアの皆様奮ってご参加をお待ちしています。

運用場所: 富士山山頂
実 施 日:2004年9月18日(土曜日)
時 間: 19時頃より
周 波 数:50.6MHz 付近
キ ー 局:JA2AZZ,JF2QKA,JL2VXR,JA1EEZ 他

なお天候不順が予測される場合は中止いたします。
なお情報は下記のBBSで公表いたします。
http://www.6mam.com

なおキー局の一員として富士登山に参加ご希望の方がいらっしゃいましたら、下記へご連絡ください。
メール ja2azz@jarl.com 又はja1eez@jarl.com

#富士山山頂からのロールコールとは豪気な話ですよね。無事成功する事を祈っております。

英国マン島(Isle of Man)よりの運用情報

RSGB(Radio Society of Great Britain)のニュースによると、9月1日から8日にかけて、英国のマン島(Isle of Man)よりWrexham and District Amateur Radio Societyのメンバーによって、GB4IOMとGB4SPT が運用されるそうです。

運用されるモードは、CW、Phone、デジタルモード、SSTVだそうで、運用はCastletownの南1.5マイルのScarlett Point(使われていない沿岸警備隊の監視塔)から行われるそうです。

なお、運用開始は現地時間の18:00からで、運用はマン島のVIPによる挨拶から始まる予定だそうです。

英国Flatholm Islandからの運用情報

RSGB(Radio Society of Great Britain)のニュースによると、英国のFlatholm Island(IOTA EU-124)から、8月27日から9月1日にかけて、Barry Amateur Radio SocietyのメンバーによってGB5FIが運用されるそうです。

国内最大級の7MHz6エレメントセパレート八木

Weekend DX'er & Contesterの記事によると、丘の上のアマチュア無線局の大塚OM(JL8GFB)が、恐らく国内最大級と思われる7MHzのフルサイズ6エレメント八木アンテナを設置されたそうです。

このアンテナは、2本のタワーに載った2組のアンテナ(2エレメントと4エレメント)によって構成されており、現在の所、北西方面のみ6エレメントのアンテナとして作動するそうです。

なお、丘の上のアマチュア無線局の記事によると、「今回立てたアンテナは4エレ部分が10万、2エレは3万円チョイで作った自作品です。」と言う事で、大変安価に構築されていると言う所も注目の点です。

詳しくは上記の各々のリンク先をご覧下さい。

#すごいですね。四国の姜仁秀OM(7J4AAL)が設置されている3.5/3.8MHzの5エレ八木に並ぶ、モンスターアンテナシステムと言えると思います。ところで、北海道に遊びに行ったときには、そのアンテナ使って運用させてね(笑)>大塚さん

EZ Master(SO2R対応I/F)

Digital Ham Lifeの記事によると、イタリアのHamRadioSolutionsからEZ Masterと言うSO2R(シングルオペレータ・2Radio)に対応した、無線機用コンピュータインターフェースが発売されるそうです。

この装置は、一台の筐体で無線機2台分のI/Fを搭載し、コンテストステーションなどでよく行われるSO2Rに対応しているそうで、アマチュア無線における全てのモードに対応し、なおかつCWキーヤー及びボイスキーヤー(所謂CQマシン)も内蔵しているそうです。

また、装置とコンピュータ間の接続は、従来のシリアル/パラレルポートに加えUSBもサポートしているそうで、さらにアンテナ切替用のプログラマブルマトリックスも内蔵しているそうです。

究極のI/Fと言えそうなこの装置ですが、気になるお値段は$450、出荷は10月ごろの予定だそうです。

なお、詳しくは上記のDigital Ham Lifeの記事をご覧下さい。

#なお、メーカーのサイトによれば「Macintosh and Linux USB Drivers are available for developing Advanced applications on those systems too. 」と言う事なので、今後MacintoshやLinuxなどのアマチュア無線用ソフトウェアが、このインターフェースに対応する事も期待できますね。

MMVARIがVer0.31にバージョンアップ

Digital Ham Lifeの記事によると、MMSSTV/MMTTYの作者として世界的に有名な森OM(JE3HHT)が提供されている、新しいデジタルモードソフトウェアのMMVARIがVer0.31にバージョンアップされているようです。

なお、詳しくは上記のDigital Ham Lifeの記事をご覧下さい。

7800と「私」の近況報告!?☆

「謎のネットお姉さん」として知られる、IC-7800user☆が2ヶ月ぶりに更新されています。

今回更新された記事の内容は、ICOM IC-7800のファームウェアアップグレードの様子と、ハムフェアでの感想などのようです。

#相変わらず、軽妙な語り口で面白いです。ご興味のございます方は、是非ご覧下さい。

2004年08月29日

Ham Radio Operators Badge

Webを彷徨っていて、面白い商品を見つけました。

MAXSELL CORPORATIONが扱っているHam Radio Operators Badgeなんですが...保安官バッジですかねぇ(汗)

ちゃんと、このバッジに合わせたケースもセットで販売されていまして、よくアメリカ映画で見る「私は○×州の保安官だ!」と言うシーンが再現できそうな作りになっています。

お値段は、Silverバッジが$49.00、Goldバッジが$59.00で、バッジ用のケースが$10.00から$40.00の各種揃っているようです。もちろん、自分の名前とコールサインがオーダーメイドで入るようになっていますので、ご興味のある方は上記のリンク先をご覧になってはいかがでしょうか?

#なお、MAXSELL CORPORATIONさんは、どうもミリタリー/警察マニア向けのお店のようで、扱っている商品にはNBC Gas Mask($25.00...安いですねぇ)とか各種警棒、さらに防弾チョッキなどがあるようです。う〜ん(汗)

札幌の高校生が青少年無線クラブを設立準備中

RVR(佐藤OM(JJ8NRM)のWeblog)の記事によると、JARL北海道地方本部において小中高生を中心とするアマチュア無線クラブを立ち上げる事になったそうで、JARL北海道地方本部のサイトによると、すでに北海道地方本部内で札幌ジュニアAMC設立準備委員会が発足しており、10月2日に設立総会を開催する予定になっているそうです。

また、クラブの活動内容案として、

 ■ARISS(国際宇宙ステーション上のアマチュア無線)と交信
   国際宇宙ステーションの宇宙飛行士と交信します
 ■アマチュア無線国家試験勉強会
   国家試験を合格できるように勉強会を開きます
 ■公開アマチュア無線運用、運用サポート
   免許を持っていない人でも運用サポートとして活躍できます
 ■流星電波観測
 ■ARDFに出場
   ARDFとは野山にセットされた送信機を見つけだす競技です。
 ■QSLカード(交信証)展示会
 ■国際交流
 ■無免許でも使えるトランシーバーで遊ぶ
 ■無線機の貸し出し
 ■SWLを表彰
 ■モールス講習会
 ■電子工作講習会

などを考えているそうです。

なお、詳しくは上記の各リンク先をご覧下さい。

#非常に良い事ですね。佐藤さんは中学生のハムと交信した時に「今度、ジュニア(小中高)のハムクラブを作ることになった。ついては、知合いの小中高生に声をかけて欲しい」とQSPされたそうです。こう言う動きが、他のJARL地方本部でも出てくると素晴らしい事なのですが...。

第46回 ALL JA CONTEST結果

JARLのサイトに、2004年4月28日〜29日にかけて開催された、第46回ALL JAコンテストの結果が発表されています。

なお、関西勢の結果は以下の通りです。

電信部門シングルオペ オール バンドHMP  JH3AIU  2位
電信部門シングルオペ 3.5MHzバンドHMP JO3JYE 3位
電信部門シングルオペ 3.5MHzバンドMP JO3JYE 2位
電信部門シングルオペ 7MHzバンドHMP JA3MQY 3位
電信部門シングルオペ シルバー JA3AA 2位
電信部門シングルオペ シルバー JH3TCM 3位
電信部門シングルオペ シルバー JH3JYS 4
電話デンワ電信デンシン部門ブモンシングルオペ オールバンドHMP JK3HLP/3 5
電信デンシン電話デンワ部門ブモンシングルオペ オールバンドMP JK3HLP/3 2位
電信電話部門シングルオペ 21MHzバンドHMP  JL3VUL/3 2位
電信電話部門シングルオペ 21MHzバンドMP  JL3VUL/3 1

また、昨年の当クラブのフィールドデーコンテストに、助っ人として参加頂いた松岡OM(JA6GCE)が、電信部門シングルオペ オールバンドHMPで全国1位に入賞されています>おめでとうございます、松岡さん。

JARL「第471回理事会報告」

JARL(日本アマチュア無線連盟)のサイトで、8月20日(金)に東京都江東区有明 東京ビッグサイト 西2ホール会議室にて行われた、第471回理事会の報告が掲載されています。

なお、理事会では以下の内容について話し合われたようです。

【議 題】
第1号議題 JARL改革委員会からの第一次答申について
第2号議題 IARU Reg.3 ARDF競技大会の開催について
第3号議題 記念局の開設について
第4号議題 事務局長の交代について

詳しくは、上記のリンク先をご覧下さい。

#なお、JARL会員専用ページにありますので、残念ながら会員以外の方は閲覧できません。

JARLの新事務局長に大橋達夫さん(JR1NKI)が就任

JARLのサイトのニュースによると、北垣重夫前事務局長の退職に伴い、元総務省情報通信政策研究所総務部長の大橋達夫さん(JR1NKI、昭和38年開局、第1級アマチュア無線技士)が、8月23日付けでJARLの新事務局長に就任されたそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

米国アマチュアライセンス試験の「日本語訳」付きQuestion Pools

米国のアマチュア無線ライセンスの試験が、日本国内のVEC(ボランティア試験官チーム)によって、日本国内で受験出来ると言う事をご存知の方も多いと思いますが(東京名古屋岡山)、AC0KG/JJ0KTXさんがTechnicianGeneralExtraの各々のQuestion Poolsを日本語訳付きのテキストファイルとして公開されています。

このデータはテキストファイルですので、色々な手段で持ち歩く事が可能(例えばPDAに入れる等々)です。米国FCC試験を受験しようと考えておられる方には大変お勧めだと思います。

なお、日本国内のVECによる米国FCC試験を受験するには、最低限米国内で郵便を受け取れる住所が必要ですのでご注意ください(最近は、日本国内で申し込める米国内私書箱サービスもあるようです)。

#この情報は当クラブの中出OM(JA3AVO)にご提供頂きました。ところで、これは筆者(7J3AOZ)に対して「とっとと受験しなさい」と言う叱咤激励なのでしょうか?(笑)>中出さん

2004年08月28日

富士通の水害に対する特別引取修理サービス

富士通(FMWorld)のサイトによると、「新潟地区・福井地区・徳島地区・高知地区ならびに愛媛地区水害に対する特別引取修理サービスの実施について」と言う事で、7月17日より災害救助法適用地区で被災した富士通パーソナル製品をお持ちの方に、特別な割引修理サービスを開始しているそうです。

修理可能な状態の富士通パーソナルの製品は、保障期間を問わず技術料3割引、診断/見積もり後のキャンセル料は無料で対応して頂けるそうですので、該当する方は一度問い合わせて見てはいかがでしょうか?

なお、詳しくは、上記のリンク先をご覧下さい。

#今年は台風などの災害の当たり年で、各地で被災された方が多いと思いますが、今回の富士通さんの対応は、大変素晴らしいと思っています。なお、この件は佐藤OM(JE7MQB)の「DXer's BBS」に掲載された情報で知りました。TNX FER FB INFO.

独SCHURR MorseTastenのPROFI2とEinhebelの輸入販売

昨日、仕事のついでに大阪日本橋のウエダ無線さんに立ち寄ったのですが、世界的に有名な超高級ハンドメイドパドルとして知られる、独SCHURR MorseTastenPROFI2(ダブルレバー)Einhebel(シングルレバー)の輸入販売が始まっていました。

  

PROFI2は何度か見た事があるのですが、シングルレバーのEinhebelは筆者(7J3AOZ)は始めて見ました。写真をご覧の通り、両製品とも36000円(税込み)と言う大変お値打ちな値段で販売されていますので、ご興味のある方はウエダ無線さんに問い合わせてみてはいかがでしょうか?(通信販売もされています)。

#当クラブの雲井さん(JE6EKC)は、早速PROFI2を購入していました(2台目だそうです、をい(笑))。なお、先日お伝えしましたが、ウエダ無線さんでは世界中で定評のある独DK9SQ Anttennen製の10m長グラスファイバー伸縮ポールも輸入販売されています。販売価格は12600円で、これも大変お値打ちな価格だと思います。

ラリー・ジャパン2004特別記念局 8J8WRC 運用開始

つれづれなるままに...の記事によると、先日お伝えしました、9月3日〜9月5日にかけて北海道の帯広・陸別・足寄・新得を中心とした西・北十勝全域で行われる、世界最高峰の自動車ラリーであるWRC(世界ラリー選手権)の第11戦となるラリー・ジャパン2004の記念局である8J8WRCの運用が、本日より開始されたようです。

なお、この記念局は、8月27日〜9月5日まで運用されるそうです。

2004年08月27日

JLRS 第33回 パーティーコンテスト

JLRS(Japan Ladies Radio Society)のサイトによると、JLRS 第33回 パーティーコンテストが、2004年9月25日 12:00〜9月26日 12:00(電話部門)、2004年10月2日 12:00〜10月3日 12:00(電信部門)の日程で開催されるそうです。

なお、ルールなどの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

#参加の条件として「JLRSメンバ一(DXメンバ一も含む)を1局以上含む事」と言う所がユニークですね。なお、「規約、メンバ一リスト希望の方は9月1日以降SASEにて請求下さい」と言う事です。

JARL奈良県支部主催フィールドミーティング

JARL奈良県支部のサイトによると、9月26日にJARL奈良県支部の主催によるフィールドミーティングが開催されるそうです。

このフィールドミーティングでは「山の辺の道でのウォーキングQSO」や「ジャンク市」などのイベントが用意されているそうで、「お友達、ご家族をお誘いいただき沢山の参加をお待ちいたします。」と言う事です。

なお、開催要領は以下の通りです。

開催日  平成16年9月26日(日) *08:00の天気状況で決定
時 間  山の辺の道 10:00集合 (約1時間半コース)
      ジャンク市  10:00〜14:00
場 所  〒633-0074 桜井市芝 (国道169号線沿い)
      (株)池利商店(三輪素麺)駐車場

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

彩の国まごころ国体の記念局(8N1NSSAI)

JARLのサイトの情報によると、9月10日から14日(夏季大会)及び10月23日から28日(秋季大会)に開催される、第59回国民体育大会「彩の国まごころ国体」を記念して、特別記念局の8N1NSSAIが、9月1日より10月31日にかけて運用されるそうです。

#日本で2番めの5文字サフィックス局ですね(一番目は8N3ARISSです)。しかし、5文字サフィックスって、運用して見るとわかるんですが、すごく言いにくいです。筆者(7J3AOZ)は何回も舌が回らなくなって困りました(息継ぎのタイミングも変わるしね(笑))

Amateur Community Invited to Celebrate Maxim Birthday Anniversary

ARRLのサイトのニュースによると、ARRL(American Radio Relay League)の創立者の一人であり、初代の会長を務めたHiram Percy Maximさん(W1AW)の生誕135周年を記念して、Maximさんの誕生日である9月2日から9月12日にかけて、ARRLが特別なイベントを行うそうです。

このイベントは、Maximさんの生誕125周年を記念して10年前に行われたHPM/125イベントに即して行われ、HPM/135イベントと呼ばれるそうで、ARRLの終身会員や本部スタッフ、役員(乃至役員経験者)などの適格者リストの条件に当てはまる局は、イベント期間中はコールサインに/135を付けて運用する事を求められるそうです。

また、現在ARRLの創立90周年を祝って、ARRLのHQ局であるthe Hiram Percy Maxim Memorial Station(W1AW)は/90を付けて運用されていますが、このイベントの期間中は/135を付けて運用されるそうです。

なお、この期間中にHPM/135局と25局以上QSOした局は、申請する事により特別な証明書を得る事が出来るそうです。

詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

日本人によるWallis & Futuna島(FW)からのQRV

NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、高橋OM(JA7OV、JARL山形県支部長)と田中OM(JA7AQR)のお二人が、10月9日から10月15日にかけてWallis & Futuna島(IOTA OC-054)より、それぞれFW7OVとFW7AQRのコールサインでQRVされるそうです。

お二人が運用するバンド/モードは、7MHz帯から28MHz帯のRTTYとSSB、設備は15m高の八木アンテナ+ダイポール、100W出力の運用になるそうです。

また、Wallis & Futuna島での運用の前後に、3D2TY(JA7OV) と3D2YT(JA7AQR)のコールサインでFijiからも運用されるそうです。

なお、QSLカードはホームコールにダイレクト、またはビューロー経由で送って欲しいそうです。

AMSAT announces updated Echo operating schedule

ARRLのサイトのニュースによると、AMSAT-NAは、6月29日にロシアのバイコヌール宇宙港より打ち上げられたAO-ECHOアマチュア衛星(AO-51)の、今後10日間の運用スケジュールをアナウンスしたそうです。

次の"Experimenter's Wednesday"は8月26日の03:00(UTC)まで継続して行われ、Mode V/S FMリピーターのテストを特色とするそうで、2401.200MHzのS-band送信機をFM音声モードで起動した上で連続送信を行い、 かつ145.920MHzのVHF受信機をFM音声モードにするそうです。また、このテストでは67HzのCTCSSトーン信号は必要とされないそうです。

さらに、435.150MHzのデジタル送信機Aは、衛星が地上指令局上空においてテレメトリーを送信する時以外はオフにされ、435.300MHzのFM送信機Bは、"Experimenter's Wednesday"が終了するまでオフにされるそうで、"Experimenter's Wednesday"終了後は、FMリピーターモード(アップリンク:145.920MHz(FM、67 HzのCTCSSトーン信号が必要)、ダウンリンク:435.300MHz(FM))は再び起動され、FM送信機Bは0.6Wの出力にセットされるそうです。

なお、地上管制がS-Bandのテストでデータをダウンロードする事が出来れば、衛星のBBS機能(9k6bpsパケット、アップリンク:145.860MHz(FM)、ダウンリンク:435.150MHz(FM))を初めて起動する事が出来るそうで、現在の予定では8月26日の05:00(UTC)になる予定だそうです。

詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

#なお、Mike Kingeryさん(KE4AZN)は「現在、衛星はテスト中の状態である事を忘れないで欲しい。テストの予定や項目は変更の可能性があり、全ての予定時刻はあくまで予定である。」と語っているそうです。衛星が安定動作するまでは、AMSAT-NAのアナウンスに注意してテストに参加する必要がありますね。

2004年08月26日

ハムフェアのJim Tittslerさん(7J1AJH/AI8A)による写真レポート

当ニュースでもハムフェア2004の写真レポート(こちらこちら)を速報で掲載致しましたが、携帯電話のカメラで撮影した物ですので写真の出来が今ひとつです(汗)

現在、色々なサイトでハムフェア2004のレポートがされていますが、Jim Tittslerさん(7J1AJH/AI8A)の写真レポート(タイトルがJapan Ham Fair 2003になっていますが、ちゃんと2004年度分も載っています)が、今年も掲載されています。

うちのレポートと違い(笑)、ちゃんと新製品等々の写真を押さえておられますので、是非ご覧下さい。

#なお、eHam.netJim Tittslerさんのレポートが投稿されています。英語ですが、こちらも合わせてご覧下さい。

『訃報』「地震予知」の力武常次・東大名誉教授が死去

つれづれなるままに...の記事(及び読売新聞朝日新聞の記事)によると、CQ誌の「English for Amateur Radio」の連載で知られている力武健次さん(JJ1BDX)のご尊父で、日本の地震学の第一人者である、東京大学名誉教授の力武常次(りきたけ・つねじ)さんが、8月22日に肺炎で死去されました。

なお、葬儀は9月6日の午後3時よりカトリック松原教会(東京都世田谷区松原2の28の5)で行われるそうです。

#筆者(7J3AOZ)も年齢的にほぼ同じ年代ですので、ひとごとではありません。この場を借りまして、謹んでご冥福をお祈り致します。

2004年08月25日

JJY5周年記念ベリカード

[JK]ホームページ・ブログの記事によると、「独立行政法人・情報通信研究機構」の「長波標準電波運用開始5周年記念イベント」として、おおたかどや山標準電波送信所より送信されている長波標準電波(JJY)の利用アンケートを送ると、長波標準電波運用開始5周年記念カードを頂けるそうです。

また、上記の「長波標準電波運用開始5周年記念イベント」のページによると、

なお、アンケート及び受信報告書にご記入いただいた方には、お名前、受信日及び受信時間、受信周波数のデータを記入した「受信確認証」として発行いたします。

と言う事です。

なお、詳しくは上記の各々のリンク先をご覧下さい。

#受付は8月31日までで、かつ先着3000名までだそうです。欲しい方は早めに申し込みましょう。

Micronesia(V63)からの日本人の運用

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JA7AO WEBLOGの記事によると、10月29日から11月4日の1週間に渡って、ミクロネシア連邦(V63)のポナペ島より、井川OM(JA7HMZ)がV63DXのコールサインでQRVされるそうです。

なお、運用期間中に行われるCQ World Wide DX SSBコンテストにも、現地より参加されるそうです。

追記:NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageに掲載された情報によると、CQ World Wide DX SSBコンテストにはV63Bのコールサインで参加するそうです。

The Revival of The Rag Chewers' Club Award

今年の初めにARRLは(主に財政的な理由により)いくつかのアワードの発行を中止しましたが、QRZ.COMの記事によると、その中の1つである「the Rag Chewer's Club」アワードを、米国のThe Society for the Preservation of Amateur Radio(SPAR) が、9月1日より復活させるそうです。

このアワードを得るためには、最低30分以上続いたQSOのレポートを提出するだけで、アワードは印刷に適した形のPDFファイルで送られるそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#このアワードはかなり歴史のあるアワードのようで、発行中止を惜しんだ方がおられたようですね。申し込みはオンラインで可能なようですので、ご興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか?

California State Fair Special Event Set

eHam.netの記事によると、8月27日に米国カリフォルニア州の州都であるサクラメントで行われるCalifornia State Fairにおいて、特別局のN6Sが運用されるそうです。

この特別局の運用は、Amateur Radio Emergency Communication Volunteersの支援を受けて行われるそうで、運用は7MHz(7.250MHz近辺)と、14MHz(14.250MHz近辺)のSSB、及びV/UHF帯のFMで行われるそうです。

日本人によるMacau(XX)からのQRV(中止)

8月24日から29日にかけて、Macau(XX9)のColoane島(AS-075)より吉池OM(JA0SC)がQRVされる予定だったそうですが、台風の影響でキャンセルになったようです。

なお、詳しくは、QTC-Japanの「SSTV DX NEWS」をご覧下さい。

"KD1JV Power & SWR Meter Kit" offered by the Four State QRP Group

The American QRP Clubのサイトの記事によると、Four State QRP Groupによる「KD1JV Power and SWR Meter Kit」の販売が始まったそうです。

このキットの仕様は、

・1.9MHzから50MHzまでカバー
・出力の測定スケールは9.9ワットと990ミリワットの切り替え式
・ピークホールド機能(9.9ワットスケールのみ)
・VSWRのスケールは1:1から9.9:1まで

などなどのようです。

なお、価格はDX向けには$29だそうです。

詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#バーテックススタンダードのFT-817と一緒に持ち歩くには、最適なキットじゃないでしょうか?。なお、このキットは、Altoidsの缶に収まるように設計されているそうです。アメリカの自作派ってAltoidsの缶が好きですよね(笑)

DXの歴史

CQ誌の2002年6月号から2003年12月号までの間、高橋OM(JA1BWA)によって連載された「DXの歴史」ですが、DX情報誌「月刊ファイブナイン」の20周年記念として、大幅な加筆/修正の上一冊にまとまって出版されたそうです。

なお、価格は2500円で、送料は郵便局のEXPACKを使うため500円だそうです(一般の書店では流通していません)。

詳細は高橋OMのサイトをご覧下さい。

#先日のハムフェア2004の、「キュビカルクワッド愛好会」のブースで販売していたようですね(筆者(7J3AOZ)は買い損ねました(涙))。なお、この記事は、中出OM(JA3AVO)からの情報によります。TNX JA3AVO

2004年08月24日

運転中の携帯、11月から罰金

Yahoo!ニュースの記事によると、

改正道交法などの施行期日を定める政令が24日閣議決定され、運転中の携帯電話使用などが11月1日から、罰則と反則金の対象となることが決まった。

と言う事です。

なお、反則金は、大型車で7000円、普通車・自動2輪車で6000円、原付き自転車で5000円になるそうです(交通反則通告制度による反則金納付の場合)。

#そのうち、運転中のアマチュア無線もハンズフリー化を要求される可能性が大ですね。ま、安全のためにはしょうがないと思いますが。

Swedish submarine on air

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、スウェーデン海軍の潜水艦であるHMP Upplandが、ストックホルムに停泊中の8月20日から22日にかけて、SL8SUBのコールサインでアマチュア無線の運用を行ったそうです。

また、8月23日からの航海で潜水艦が浮上中の時はSL8SUB/MMのコールサインで運用を行うそうで、これは航海中の潜水艦からアマチュア無線局が運用する、世界で最初の例と考えられるそうです。

#潜水艦からの運用と言うのは面白いですね。

AMSAT Lab building is Hurricane Charley victim

ARRLのサイトのニュースによると、8月13日にフロリダ州オーランドを襲った「ハリケーン・チャーリー」によって、Orlando Executive空港のAMSATの研究所が収容されていた格納庫が破壊され、研究所は引っ越しを余儀なくされているそうです。

なお、研究所の設備などの被害は軽微だったそうですが、設備の一時的な保管場所と他の建物への引っ越し費用が保険では賄えないそうで、AMSATは現在「ハリケーン募金」を募っているそうです。

詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

#空港の被害の写真がこちらに出ていますが、ひどい被害ですね。良い引っ越し場所が見つかる事を祈っています。

追記:こちらのページに、現地にお住まいの日本人の方のハリケーン当時のレポートが上がっています。あのアメリカでガソリンが売り切れると言う騒ぎだったようで、今回のハリケーンのすさまじさがわかりますね>TNX JA3AVO

MMVARIがVer0.30にバージョンアップ

Digital Ham Lifeの記事によると、MMSSTV/MMTTYの作者として世界的に有名な森OM(JE3HHT)が提供されている、新しいデジタルモードソフトウェアのMMVARIがVer0.30にバージョンアップされているようです。

なお、詳しくは上記のDigital Ham Lifeの記事をご覧下さい。

Where should I go next time?(よくもまぁ、飽きずにやってるもんだ。)

つれづれなるままに...の記事によると、W1VX DXing Help Deskでおなじみの三宅OM(JF1OCQ)が、Weblogサイト「Where should I go next time?(よくもまぁ、飽きずにやってるもんだ。)」を立ち上げられたようです。

#W1VX DXing Help Deskの内容から見ても、今後の記事が期待できます。楽しみですね。

2004年08月23日

ハムフェア2004 2日目レポート

ハムフェア2004 2日目(22日)の簡単な写真レポートをまとめました。

こちらのページをご覧下さい。

なお、1日目は見逃したのですが、DIAMOND Antenna(第一電波工業)さんから魅力的なアンテナが出展されていました。7/21MHz用の「ノンラジアル」バーチカルアンテナのGH4015NRと、7/21/28/50MHz用のハイパワー(耐入力500W)GPであるCP725Hです。

  

特に、GH4015NRは全長7Mと長いですが、同社のXシリーズと同じような感じで上げる事が出来そうで、設置場所に悩んでいる人には朗報かもしれません。特に、マンションの最上階にお住まいの方なんかには最適ではないかと思います(何せグランドが必要ない)。

また、IC-756PRO3に関してICOMの技術の方とお話をしたのですが、「この機械こそ真の実戦機。実戦にはIC-756PRO3+IC-PW1を使って頂き、IC-7800はベアフットでのんびりラグチューに使って頂きたい。」と語っておられました。言葉の端々に、今回の機械に関する自信がにじみ出ていまして、気合を入れて開発した事が伝わってきました。また、2〜3年スパンで新たな実戦機を開発して行くと言う事もおっしゃっておられました(すでにPRO4の開発が始まっているのかも知れません)。

それと、土曜日の人出はかなりあったのですが、日曜日は目に見えて来場者が減っていた事が印象的でした。

#2日目は、筆者(7J3AOZ)も8N3ARISS/1の運用を行いました。沢山の方に呼んで頂きまして大変感謝しております。また、「CW友の会」のブースでは「Weekend DX'er & Contester」の深井さんとアイボールが出来ました。さらに、帰り際にCQ ham club ニュースの担当の方に(会場外まで追いかけて頂きまして)ご挨拶を頂きました(大変恐縮です(汗))。そして今日は、歩きすぎて足が筋肉痛です(笑)

追記:筆者の家内に聞くと、何人かの方にJARL関西地方本部のブースを訪ねて頂いたようです。わざわざ訪ねて頂きましたのに、お会いできませんで申し訳ありません。また来年の関西ハムの祭典(またはハムフェア(笑))でお会いできます事を願っております。

2004年08月22日

ハムフェア2004初日レポート

日本最大のアマチュア無線フェスティバルであるハムフェア2004が、8月21日より東京国際展示場「東京ビッグサイト」で開催されていますが、簡単な初日の写真レポートをまとめました。

こちらのページをご覧下さい。

なお、気になるバーテックススタンダードさんのFT-DX9000ですが、どうやら3機種に分かれるようで、一番安価な機種では50万円台と言うリーズナブルな価格が付けられるようです(但し、出力100W、かつデュアルワッチなし)。また、ICOMさんのIC-756PRO3は完全な実働状態で展示されていました。

#なお、筆者(7J3AOZ)は、会場でつれづれなるままに...の鈴木さんご夫妻とJF2VAX DX Blogの今井さんに、JARL関西地方本部のブースでお会いしました。わざわざブースを訪ねて頂きまして恐縮です。また、大阪府羽曳野市の羽曳野市立羽曳が丘小学校でのARISSスクールコンタクトの地上局である8N3ARISS(日本初の5文字サフィックス局)の運用を、本日も430MHz(FM)を使って行う予定ですので、ハムフェアに来られる方はハンディ機をお忘れなく(笑)

2004年08月20日

Hams assist hospital after telephone outage

ARRLのサイトのニュースによると、米国メイランド州のAmateur Radio Emergency Service (ARES) とRadio Amateur Civil Emergency Service (RACES)のボランティアは、8月16日の午後に停電のため停止した、メイランド州最大の病院であるPrince George's Hospital Centerの電話システムを補完する役割を果たしたそうです。

ボランティア達は、病院から100ヤードの所にあるGreen Mountain Repeater Association'sの146.610MHzと146.880MHzのリピーターの支援を受けて業務を行ったそうで、 county emergency operations centerと地域の2つの病院に展開し、電話システムが回復するまでの10時間の間、支援を行ったそうです。

なお、詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

総務省が無線LAN から電波利用料を徴収の方針

スラッシュドット ジャパンの記事によると、総務省が情報家電や無線LAN などから「電波利用料」を徴収する検討を始めた事をgoo ニュースの記事 (元記事・共同通信)が伝えているそうです。

なお、詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

#マジですか?(苦笑)。日本経済がやっと復活しつつある時に、次から次へと足払いをかけて行くタイミングの素晴らしさに脱帽です>○泉さん

2004年08月19日

8N3ARISSが今夜運用されます

先日、大阪府羽曳野市の羽曳野市立羽曳が丘小学校でのARISSスクールコンタクトが無事成功しましたが、地上局である8N3ARISSの運用が、今夜の21:00(JST)から大阪府池田市より行われます。

運用は、1.9MHz(CW)、3.5MHz(CW)、7MHz(CW/SSB)、21MHz(SSB/CW)、50MHz(SSB)、430MHz(FM)、144MHz (SSB)、14MHz(CW/SSB)の順番で行われますので、どこかのバンドでQSOのチャンスがあると思います。

なお、8N3ARISSは、先日行われた、特別局の呼び出し符号に関わる改正が適用された、日本初の5文字サフィックス局です。

#筆者(7J3AOZ)は運用には参加しませんが、みなさん、見つけたら呼んで下さいね。なお、今週末のハムフェア2004では、JARL大阪地方本部のブースから、430MHzのFMで運用するそうです。ハムフェアに来られる方は、ハンディー機を忘れずに(笑)

DK9SQ Anttennenの10m長グラスファイバー伸縮ポール

1998のデイトンハムベンションで発表されて以来、海外で好評を博しているドイツのDK9SQ Anttennen製の10m長グラスファイバー伸縮ポールですが、最近色々と面白い物の輸入/販売を行っている、大阪・日本橋のウエダ無線さんで販売が始まっているそうです。

なお、販売価格は12600円(税込み)だそうです。

#このポールに関しては、今までは米国のKanga USから取り寄せるのが一番簡単な方法だったのですが、ウエダ無線さんで取り扱ってもらえるのは随分助かります。なお、お値段もKanga USでは$99で販売されていますので、送料や手間を考えると妥当な金額(と言うか儲かってます?)だと思います。移動運用に使うもよし(すごくコンパクトになりますし、超軽量です)、(所謂)釣竿アンテナのポールに使うも良し、お勧めです。

2004年08月18日

CQ誌9月号発売

CQ ham club ニュースの記事によると、アマチュア無線専門誌「CQ ham radio」の9月号が8月19日に発売されるそうです。

#なお、9月号では関西地方本部長である長谷川OM(JA3HXJ)の「まずは7MHzバンドからチャレンジ!HF運用の基礎編」と言う記事が掲載されるようです。 筆者(7J3AOZ)は、今週末に東京ビッグサイトでお会いする予定ですので、直接記事の感想を伝えようと思っています<いぢめるとも言うかも(笑)

USB micro KEYER

Digital Ham Lifeの記事によると、各種アマチュア無線用アクセサリのメーカーとして知られているmicro HAMから、新製品としてUSB micro KEYERが9月に発売になるようです。

お値段は$179(各社無線機用のケーブルセットは$49)で、

SSTV運用などのマイク入力切替とか、リニア用のPTT出力とか、K1EL WINKEY同等機能を搭載しています。また、デジタル通信系もレベル可変ボリューム、トランス型アイソレーションは当然として、USB部分にもオプトアイソレーターを入れて、オーディオ系はLPFまで組み込まれています。電源はUSBから供給されるため、配線でグチャグチャしそうな無線機とPCがスッキリしそうなインターフェースです。

と言う事です。

なお、詳しくは上記のDigital Ham Lifeの記事をご覧下さい。

#このインターフェースは、1つのUSBポートに繋がっている装置が、仮想的に複数のCOMポートを持っていると言う仕組みで動作するため、今までシリアルポートをいくつも使って無線機のコントロールをしていた方は、すっきりとシステムがまとまりますね。筆者(7J3AOZ)は、今ものすごく購買意欲をそそられています(笑)

2004年08月17日

ADXA NEWS SHEET #776公開

JA7AO's WEBLOGにADXA(秋田DXアソシエーション)の発行するDXニュースである、ADXA NEWS SHEETの#776が公開されています。

EUROPEAN RUSSIANの特別局

eHam.netの記事(ARRL DX Bulletin #32の転載)によると、EUROPEAN RUSSIANのKozinaで行われている、第二回International Bikers Festivalの特別局として、UE0LBPが8月20日まで運用されているそうです。

なお、QSLカードはオペレータの指示に従って下さいと言う事です。

アマチュア無線フェスティバル「ハムフェア2004」は今週末です

すでにみなさんご承知だと思いますが、日本最大のアマチュア無線フェスティバルであるハムフェア2004が、今週末の8月21日(土)午前10時から、8月22日(日)の午後5時にかけて、東京国際展示場「東京ビッグサイト」で開催されます。

今年は、すでに運用を開始しているハムフェア特別記念局である8J1Aの公開運用を始め、ARRLから、DXCCマネジャーのビル・ムーアさん(NC1L)を招いて行うDXCCフィールドチェック、CQ出版社の創立50周年記念イベントである、海洋冒険家として有名な堀江謙一さん(JR3JJE)の講演会(要予約)など、盛りだくさんの内容になっているようです。

また、ハムフェア恒例のジャンク市や各種の講演会も例年通り行われると言う事ですので、お時間のある方は、是非足を運んで見てはいかがでしょうか?

#なお、筆者(7J3AOZ)が聞いている情報では、今年もJARL関西地方本部のブースでは色々と面白い企画を考えているそうです。筆者も、今年のハムフェアには足を運ぶつもりですが、多分上記のブース近辺にいると思いますので、見つけたら気軽に声をかけて下さいませ(笑)

2004年08月16日

ISS QSO on Echolink -- Monday (16 Aug. 2004)

eHam.netの記事(ian abelさん(G3ZHI)の投稿)によると、8月16日の18:05(UTC)より、米国イリノイ州のBloomingtonにあるPrairie Aviation MuseumChallenger Learning Centerにおいて、ISS(国際宇宙ステーション)との間でのARISSスクールコンタクトが行われるそうですが、このQSOの音声をEchoLinkで世界中にリアルタイムで中継しようと言う計画になっているそうです。

計画では、ISSからの信号をEchoLinkのamsat conference room(room number 101377)で流すそうで、是非世界中の教育/学校関係者に、このQSOの様子を聞いて欲しいと願っているそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#EchoLinkで中継すると言うのは良い手ですね(日本では、また目的外通信だとかごちゃごちゃ言う人が出てきそうですが)。お時間のある方は、EchoLinkの該当の会議室でQSOを聞いてみてはいかがでしょうか?。ARISSスクールコンタクトとは、ISS(国際宇宙ステーション)に設置されている、ARISS(The Amateur Radio on the International Space Station)機材を利用して、世界各国の学生とISSの乗組員との間でアマチュア無線を使って交信すると言う貴重な経験をしてもらうために行われているNASA主導のイベントです。また、日本においては、このARISSスクールコンタクトでの通信を行う学生は、ARISSスクールコンタクトにおけるISSとの交信に限り、法令上の特例としてアマチュア無線技士の資格を必要としません。

Website Streams RSGB Video

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、英国のEssex Amateur Radioのサイトでは、アマチュア無線のプロモートを支援するために、RSGBのビデオである'What is Amateur Radio?'のストリーミング放送を始めたそうです。

なお、ビデオストリーミングの速度は26kbpssと57kbpsの二種類が用意されているそうで、ダイアルアップユーザーでも視聴できるように考慮されているそうです。

#JARLもこう言うサービスをして、アマチュア無線を啓蒙すると言うのはいかがでしょうか?

Hams and scanner enthusiasts needed to serve as wildlife-tracking volunteers

ARRLのサイトのニュースによると、ARRLのARDF(Amateur Radio Direction Finding)コーディネーターであるJoe Moellさん(K0OV)は、米国テキサス州のDenton及びCollin county地域において、ARDFと電波受信マニアのボランティアを募集しているそうです。

上記の地域では、野生生物の研究者であるJennifer Johnstonさんが、孤児のワシミミズクを保護し野生へ返すと言う活動を行っているそうで、すでに8羽の150MHz近辺の発信機をつけたワシミミズクがいるそうです。また、フロリダの営巣地では発信機をつけた若いワシミミズクたちが、出発の準備を完了しているそうです。

このワシミミズクたちがどこへ向かうのかを、発信機の電波を受信して確認して欲しいと言うのが、今回のボランティアの内容だそうで、周波数などの詳しい情報はARRLのARDFサイトを見て欲しいと言う事です。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

日本人によるニューカレドニア(FK)からの運用

Nc-flag.png

NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、三菱電機東京アマチュア無線クラブ(JM1YGG)のメンバー11人が、9月16日から19日にかけて、仏領ニューカレドニア(FK)より運用されるそうです。

使用するコールサインは、FK/JM1YGGとFK/それぞれのホームコールだそうで、運用するバンド/モードは1.9MHz帯から28MHz帯のCW、SSB、FMだそうです。

また、QSLカードはJARLビューロー宛、またはダイレクトで送って欲しいそうです。

日本人による東マレーシア(9M6)からの運用

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原OM(JA6DQI)からの情報によると、9月9日から12日にかけて、原OMと徳丸OM(JL6KVI)のお二人が東マレーシア(9M6)より、9M6/JA6DQI及び9M6/JL6KVI9M6LSCのコールサインで運用されるそうです。

なお、

21をメインにJA向けにCQをだしますので、宜しくです、CWもQRSですがQRVしたいと思います。サバ州コタキバルからです。QSLカードは帰国後JARLにて発行いたします。

との事です。

#情報ありがとうございます>原OM。コナキタバルと言う事は、八重洲のレンタルシャックからのQRVになるのでしょうか?

2004年9月4日追記:
原OMからの情報によると、マレーシア政府のアマチュア無線免許に関する手続きが変更になった関係で、予定のコールサインが使用出来なくなってしまったそうで、レンタルシャックのクラブコールの9M6LSCで運用する事になったそうです。なお詳しくは、JARL宮崎支部の掲示板をご覧下さいとの事です。

2004年08月13日

IH9P(2002 CW WW Contest(SSB) Winner)の記録ビデオ

2002年のCW WW Contest(SSB)のマルチ/マルチ部門の勝者であるIH9Pの、2002年当時のコンテスト参加記録ビデオが、現在こちらでストリーミング配信されています。

なお、イタリア語版、英語版に加え、2002年のIH9Pに参加された島本OM(JA3USA)がナレーションを担当されている、日本語版も公開されていますので、是非ご覧下さい。

#WWの勝者ともなると...と言うのが実感できるビデオです。ただ、先日のフィールドデーコンテストでもそうでしたが、やはり設営と撤収が大変なんだなぁと言うのが、身につまされるビデオでもありますね(笑)

ARRL 90th Anniversary Offer Accompanies Debut of 2005 ARRL Handbook

ARRLのサイトのニュースによると、ARRLの90周年記念として、The ARRL Handbook for Radio Communicationsの早期予約を行った人には、ボーナスとしてQSTの第一号の復刻版がもらえるそうです。

なお、この復刻版を手に入れるためには、9月30日の11:59(UTC)までにARRLに注文する必要があるそうで、お値段はソフトカバー版が$39.95、ハードカバー版が$54.95だそうです(各々に、The ARRL Handbook CD (version 9.0)が付属しているそうです)。

詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

#筆者(7J3AOZ)は、ちょっとぐらっときちゃいました注文をお願いしちゃいました(笑)>TNX JA3AVO。なお、今回復刻されるQSTのVol I, No 1は1915年の11月に発行されたそうです。

2004年08月12日

フランスの記念局

RSGB(Radio Society of Great Britain)のニュースによると、8月7日から21日にかけて、第二次大戦中に連合軍がフランスのProvenceに上陸してから60周年を記念して、記念局のTM6ANVを運用するそうです。

また、8月9日から22日にかけて、フランスの第二次世界大戦中のレジスタンスを記念して、記念局のTM5RCPを運用するそうです。なお、この局は戦時中に使用されたB2 Spy transmitterを使用し、7025KHzで運用を行うそうです。

英国の無線電信100周年記念局

RSGB(Radio Society of Great Britain)のニュースによると、Ted Mooreさん(G7AIR)とEddystone Users Groupのメンバーは、英国RutlandのWireless Hillより、1904年8月15日に行われた無線電信の100周年記念局として、GB4WTAを8月中の日曜日(及びいくつかの土曜日)に運用するそうです。

ILLW(International Lighthouse / Lightship Weekend) , 21-22 August

RSGB(Radio Society of Great Britain)のニュースによると、International Lighthouse / Lightship Weekendが8月21日から22日にかけて開催されるそうです。

なお、このイベントには7月末の時点で、34カ国の243の灯台/灯台船のアマチュア無線局が参加する事が決定されているそうですが、まだ登録されていない灯台/灯台船のアマチュア無線局は、Kevinさん(VK2CE)宛にILLWのWEBサイトから登録をお願いしたいと言う事です。

WORLD LIGHTHOUSE AWARDを追いかけておられる方にはチャンスですよね。なお、参加局のリストを見る限りでは、日本からの参加は無い様です。ちょっと残念ですね(日本には腐るほど灯台があるのですが...)。

【訃報】William Fanckboner, W9INN, SK

ARRLのサイトのニュースによると、W9INN Antennasの経営者として知られているWilliam E. "Bill" Fanckbonerさん(W9INN)が、7月30日に80歳で亡くなったそうです。

Fanckbonerさんは、30年に渡るモトローラ社での勤務の後、W9INN Antennasを設立されたそうで、MPD-5C-78、MPD-2、MDX-8C "hideaway" dipoleなどのアンテナで知られているそうです。また、QST誌に常時広告を出しておられたそうですので、日本でもご覧になった方は多いのではないでしょうか。

また、娘さんのRobin Randallさんによると、Fanckbonerさんは死の一週間前まで常勤でお仕事をされていたそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#ご冥福をお祈りします。なお、W9INN AntennasはFanckbonerさんがお一人で業務をされていたため、お亡くなりになったと同時に業務も終了したそうで、数週間以内にバックオーダー分の料金は返却されるそうです。

ディスカバーハムライフ

JARL理事・支部長・評議員を歴任され、2003年6月27日に65歳の若さでサイレントキーになられた故松本OM(exJA1AYC)が、2000年2月よりご自身のHP上で連載されていた、「ディスカバー・ハムライフ」の記事が、現在QTC-Japanさんのご尽力で「exJA1AYCメモリアル」として公開されていますが、記事のNo.71〜No.80が、8月1日に新たに追加されています。

#なお、毎月10日ごろに順次10篇ずつ掲載の予定だと言う事です。アマチュア無線家にとって、非常に参考になる記事が満載ですので、是非ご一読される事をお勧めします。

GB5LOW

QRZ.COMの記事(G0IYZによる投稿)によると、英国のMatlock, DerbyshireにあるLOWE ELECTRONICSのopen day(9月4日)に合わせて、特別局のGB5LOWを運用するそうです。

運用は、可能な限り多くのバンド/モードで行うそうで、QSLカードはG0IYZにダイレクトまたはビューロー経由で送って欲しいそうです。

2004年08月10日

Microgravity Complicates Haircuts in Space, Astronaut Tells Students

先日お伝えしましたように、7月29日に行われた大阪府羽曳野市の羽曳野市立羽曳が丘小学校でのARISSスクールコンタクト(コールサインは8N3ARISS)は無事成功しましたが、この件に関しての記事が「Microgravity Complicates Haircuts in Space, Astronaut Tells Students」というタイトルでARRLのサイトのニュースに掲載されています。

なお、「Fincke, who responded in both Japanese and English,」と記事にあるように、今回もISS側のオペレーターである、ISS Science OfficerのMike Finckeさん(KE5AIT)は、日本語と英語で日本の子供達と交信して下さったようですね。

当日の交信の音声記録は、こちらから聞く事が出来ます。

また、詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

#なお、当日の地上局(8N3ARISS)のコントロールオペレータは、JARL尼崎クラブ(JA3YST)会長の奥田さん(JL3JRY)だったそうです。これで一躍有名人ですね(笑)>奥田君

2004年08月09日

MMVARIがVer0.28にバージョンアップ

Digital Ham Lifeの記事によると、MMSSTV/MMTTYの作者として世界的に有名な森OM(JE3HHT)が提供されている、新しいデジタルモードソフトウェアのMMVARIがVer0.28にバージョンアップされているようです。

今回のバージョンアップの内容は、

◎rttyで送信後に受信できなくなるバグを修正
◎サウンドプレーバックオプションを追加
◎mfsk8(Speed=7.8125bps)の追加
◎バグの修正や小さな改善

だそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#また、さらにバグフィックスされたVer0.29がリリースされているそうです。

ICOMの新製品情報

某所からの情報によると、ICOMから下記の新製品が発売になるようです。

1)IC-756PROIII
  HF/6m オールモード(100W)
  定価:417900円
2)ID-800
  144/430MHz FM(20W)
  デジタル/アナログ対応、広帯域レシーバー内蔵
  定価:73290円
3)ID-800D
  144/430MHz FM(50W)
  デジタル/アナログ対応、広帯域レシーバー内蔵
  定価:78540円
4)ID-1
  D-STAR標準方式準拠
  デジタルボイス/デジタルデータ/アナログFM
  定価:104790円

#IC-756PROIIIも楽しみですが、いよいよD-STAR対応リグが一般に市販されるんですね。お値段がちとお高い気もしますが(笑)楽しみです。

追記:アパマンDX’erのひとりごとの記事に、IC-756PROIIIの写真が掲載されています。また、同記事によると、既報の通り基本性能にもかなり大幅な手が入っているようですね。現行のIC-756PROIIが、事実上下位機種のIC-7400と同等(もしくはそれ以下(汗))と言う話もありますので、これでラインナップ的には正常化すると言う事なのでしょうか。

さらに追記:現行のIC-756PROIIですが、現在新品で22万円ほどで買えるようです。場合によっては、こちらを狙うと言う手もあるかも(ちなみにIC-7400は150000円くらいです)。

さらにさらに追記:ICOMのホームページに、各機種の情報が掲載されたようです。上記のリストの各々にリンクを張っておきます。

New Zealand-Fiji LF/HF contact reported

ARRLのサイトのニュースによると、ニュージーランドのZM2E(Quartz Hill Radio Clubによって使用されている特別局)とフィジーの3D2KLの間で、7月26日の夜間に137kHz(CW)/7MHz(SSB)によるクロスバンドQSOが成功したそうです。

3D2KLのオペレーターはLaurence Howellさん(KL1X)、ZM2Eのオペレーターは、Andrew Corneyさん(ZL2BBJ)、Mike McAleveyさん(ZL4OL)、Bob Vernallさん(ZL2CA)の三名だったそうで、交信距離は約2500kmだったそうです。

FCC no longer issuing certain 2x3-format vanity call signs

ARRLのサイトのニュースによると、米国FCCはWC、WR、WK、WTで始まる2x3のバニティコールサインの発給を中止したようです。

FCCは、上記のプリフィックスは、リピーター局やRACES(Radio Amateur Civil Emergency Service)局に対して与えられる特別なプリフィックスであり、1997年から2003年にかけて発給された、WR及びWCで始まる150を越えるバニティコールサインは誤りだったと認めているそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

Eastern Ham Becomes a "West Ham"

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、ウクライナ出身の国際的なプロサッカー選手であるSergei Rebrovさん(M0SDX)は、英国のサッカーチームであるWEST HAM UNITEDと7月末に契約を行ったそうです。

なお、Sergei さんは国際的なHF帯のコンテストの、CW、SSB、データモードでアクティブだそうです。

詳しくは、上記の記事をご覧下さい。

Do You Want to be in an Amateur Radio ‘Who's Who'?

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、RSGBは「Who is Who in Amateur Radio」と言う題名の書籍の出版を計画しているそうです。

この本は、英国及び世界で著名なアマチュア無線家の人名録として企画されているそうですが、できるだけ包括的になるように、全世界のアマチュア無線家にデータの提出をお願いしているようです。

なお、自分のデータをRSGBに提出する事により、この本に自分自身を掲載してもらえる可能性があるそうで、提出はオンライン乃至電子メールで行えるそうです。

詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

フィールドデーコンテストではお世話になりました

8月7日〜8月8日に行われました第47回フィールドデーコンテストに、池田市民アマチュア無線クラブは、大阪府池田市(JCC2506)の五月山日の丸展望台より参加致しましたが、今年も沢山のみなさんに交信をして頂きまして、誠にありがとうございました。

今年の当クラブは、3.5MHzから5.6GHzまでの各バンドで参加致しまして、皆様のおかげでどうやら昨年よりは良い成績を残せそうな結果でした。

なお、下記に当クラブの村上会長(JE3LGJ、JARL評議員)からのご挨拶を掲載致します。

JH3YKV/3(大阪府池田市五月山日の丸展望台)のコールで、 23名によるMM運用参加を致しました。

みなさまのおかげで、無事、本年のフィールドデーコンテストを
終える事ができました。オールバンドでコール頂いた局や、わざわざ
移動地を変更頂いた方までもいて、全く恐縮です。

交信できなくても、さまざまな形で応援頂いたおかげで、昨年の
得点を上回ることができそうな見込みです。(昨年109万点)
コンディションや、新たな工夫も効を奏しましたが、なによりも、
アマチュア無線大好きの気持ちで支えて頂きました。

私は、1200MHz/2400MHz/5600MHzでしたが、37,8,3局と交信するのが
やっとでした。今年で、FD参加12回目ですが、10年前は、170局
1200MHzで運用できたのですがねぇ・・・。でも、無線が大好きの
皆さんに助けてもらい、教えてもらい、なんとか18時間のコンテスト
を乗り切りました。

今回の取組みについての運用記は、別途、クラブの担当がまとめる
予定です。

まずは、雷と通り雨にびびりましたが、事故もなく、無事コンテストを
終えて、ログ提出をのぞき、とりあえず、本日の行事を終えました事を
ご報告をすることで、御礼に代えさせて頂きます。

2004年08月05日

JH3YKVは今年もフィールドデーコンテストに参加します

今週末(8月7日から8月8日)に、日本アマチュア無線連盟主催の第47回フィールドデーコンテストが開催されますが、今年も池田市民アマチュア無線クラブは、大阪府池田市(JCC2506)の五月山日の丸展望台より参加致します。

3.5MHzから5.6GHzまでのCW、SSB、FM、AMで参加致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

#なお、筆者(7J3AOZ)は50MHzのPhoneの担当になっております。毎年3エリアでは50MHzは苦戦しておりますので、3エリアが開けた時は是非呼んで下さいませ。また、2.4GHzと5.6GHzに関しましては、スケジュールQSOを受け付けております。もしご希望の方がおられましたら、7j3aoz@jarl.comに7日の早朝までにご連絡をお願い致します。

日本人によるMajuro(V7)からのQRV

Rm-flag.png

NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、津村OM(JA1KAJ)がV73Vのコールサインで、8月11日から16日にかけて、マーシャル諸島のMajuro(V7)から運用されるそうです。

なお、運用するバンド/モードは、80m帯から10m帯のSSB、CW、RTTYになるそうです。

#「W1VX DXING HELP DESK」さんの掲示板(「DXバケーションは、僕らの夢さ!」)の情報によると、装備はFT897+AMPに八木(ハイバンド)/ダイポール(LOWバンド+WARC) になるそうです。また、上記サイトによると、Majuroには斉藤OM(JA8VE/V73VE)が、JICAのシニア海外ボランティア(電気通信行政)として、木村OM(JH1IQC/V73MJ)の後任で赴任されているそうです。

AMSAT-UK Announces New Amateur Satellite Project

ARRLのサイトのニュースによると、AMSAT-UK(英国AMSAT)の議長であるMartin Sweetingさん(G3YJO)は、European Space Agency's (ESA、ヨーロッパ宇宙機関) Student Space Exploration and Technology Initiative (SSETI) "Express"衛星の一部として、アマチュア無線用トランスポンダーが搭載されると発表したそうです。

今回搭載されるのは、2.4GHzの送信機と437MHzの受信機になるそうで、このペアは衛星の打ち上げ初期の遠隔テレメトリー装置として利用された後は、アマチュア無線用のFM音声トランスポンダーに機能を変更されるそうです。

なお、Sweetingさんは「既にAMSAT OSCAR 40用の設備を持っている多くのアマチュアは、この衛星をそのまま使用することができるでしょう」と語っているそうです。

詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#今年の1月にメインバッテリーの異常で沈黙したAO-40(PhaseIIID)アマチュア衛星用の設備を持っておられる方には朗報ですよね。

MMVARIがVer0.27にバージョンアップ

Digital Ham Lifeの記事によると、MMSSTV/MMTTYの作者として世界的に有名な森OM(JE3HHT)が提供されている、新しいデジタルモードソフトウェアのMMVARIがVer0.27にバージョンアップされているようです。

今回のバージョンアップの内容は、

今回は0.26で追加されたMFSKの復調処理の改善とバクFIXです。
と言う事です。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

Weather Forces Early Shutdown of Aves Island YV0D DXpedition

ARRLのサイトのニュースによると、大変残念な事ですがアベス島(YV0)DXペディションが、悪天候のため予定より3日早く終了したそうです。

The Daily DXのEditorであるBernie McClennyさん(W3UR)のレポートによると、昨日は機材を船に積載する作業で手一杯だったようで運用が無かったようですが、現在、カラカスからチームを輸送してきたベネズエラ海軍の輸送船上に局を設置しようとしているそうです。

なお、今回のDXペディションでは1.9MHzと3.5MHzのアンテナは設置しなかったそうで、運用は7MHz、10MHz、14Mhz、21MHz、24MHzのCW、SSB、RTTYのみだったそうです。

詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#すでに、色々な所で報じられていますね。上記の記事によれば、台風に発展する恐れのある熱帯性低気圧が、アベス島を直撃する事が予想されるので、早めの撤収になったようです。また、今回のアベス騒動(笑)についてはJA7AO's Weblogに「おっかけYV0D騒動記(前半)(後半)」と言う記事が掲載されています(面白いので是非)。

2004年08月03日

NHKが撮影中に無免許でアマチュア無線を使用

なんだかなぁと言うニュースです。

読売新聞の記事によると、

NHKが栃木県日光市でドラマの撮影中、アマチュア無線機を無免許の上、電波法で禁じられている業務用に使っていたことが3日、わかった。

と言う事です。

詳しくは上記の記事をご覧下さい。

#真面目に視聴料金を払っている身としては、なんだかなぁと思ってしまいます。NHKの広報部さんによると、「無線に使った機種に免許が必要との認識がなかった」と言う事ですが、仮にも電波を扱っているプロフェッショナルなのですから、NHKさんに認識が無いはずがありませんわな(あほぬかせ...って感じです)。なお、この記事の元ネタは「JA6REXのひとりごと」さんの記事です。

アベスの伝搬予測

JA7AO's Weblogに、出島OM(7L4IOU)の作成されたアベス島との間の伝搬予測データが紹介されています。

アベスとの交信を狙っておられる方は、参考にされてはいかがでしょうか?

Echo "Experimenters' Wednesday" will test L-band uplink

ARRLのサイトのニュースによると、AMSATは、"Experimenters' Wednesday"を、8月4日(水)に現在試験運用中であるAO-ECHOアマチュア衛星(AO-51)において行うとアナウンスしたそうです。

衛星の地上管制の計画によると、8月4日の02:20(UTC)から8月5日の01:42(UTC)の期間にFM音声リピーター用のL-bandアップリンク(1268.700MHz、67HzのCTCSSトーン信号が必要)と、UHFダウンリンク(435.300MHz)を起動するそうで、この期間の間は、現在3週間の試験運用中であるVHFアップリンク(145.920MHz)は停止するそうです。

詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#なお、AO-51の打ち上げにかかった$110,000に対して$8000ほど費用が不足しているそうで、AMSATでは追加の寄付金を募っているそうです。ご興味のございます方はAO-51のサイトをご覧下さい。

Aves Island, YV0, DXpedition now on the air

ARRLのサイトのニュースに、アベス島のDXペディションの記事が掲載されていました。

上記の記事によると、Paolo "Paul" Stradiottoさん(YV1DIG)に率いられた12人のオペレーターチームは、カラカスから出発したベネズエラ海軍の船より、搭載されたゾディアックボートによって7月29日遅くにアベス島に上陸したそうで、8月6日までのスケジュールで同島より運用するそうです。

また、The Daily DXのレポートによると、Stradiottoさんとチームに加わっている有名なDXerであるMartti Laineさん(OH2BH)は、滞在が延長できるように現在ベネズエラ海軍と交渉中だそうです(筆者(7J3AOZ)の訳が間違っているおそれがありますので、原文を以下に引用します(汗))

although The Daily DX reports that YV1DIG and well-known DXer and team member Martti Laine, OH2BH, will attempt to negotiate with the Venezuelan Navy for more time.

また、米国のパイロット局である"Dr Bill" Averyさん(K6GNX)のレポートによると、発電機に関するいくつかの問題があったそうですが、テントの建設と共に7MHzと14MHzのアンテナを建設したそうで、さらに8月2日には50MHzと144MHzのアンテナの建設を行ったそうです。

#日本でも何局かはQSOに成功しているようですね(こちらこちらの記事によります)。ただ、並みの設備ではちょっと太刀打ちできないような気もします。

2004年08月02日

アベス島(YV0)DXペディション続報

吉田OM(JA3AAW)のサイトのDX Newsによると、今回のアベス島(YV0)のDXペディションは、

ベネズエラ海軍との交渉を続けたが、来週金曜日早くに離島するので、それまでに局を撤収せね ばならず 8月06日 22:00Z までの運用になる。
と言う事のようです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#これは、かなり運が良くないとQSO出来そうにありませんね(苦笑)。すでに、スケジュールがタイトなため、一部のバンド/モードの運用はしないと言うアナウンスもありましたし、筆者(7J3AOZ)の一番関心のあるデジタルモードの運用は、かなり望み薄のような気もします。なお、吉田OMのDX Newsをご覧になる際には、こちらより登録をお願いしたいと言う事です。無償で有益な情報を提供しておられますので、ご覧になる際には是非登録をお願いします(反応が無いと寂しいと言うのは、サイト管理者共通の悩みです(笑))。

ADXA NEWS SHEET #775公開

JA7AO's WEBLOGにADXA(秋田DXアソシエーション)の発行するDXニュースである、ADXA NEWS SHEETの#775が公開されています。

MMVARIがVer0.26にバージョンアップ

Digital Ham Lifeの記事によると、MMSSTV/MMTTYの作者として世界的に有名な森OM(JE3HHT)が提供されている、新しいデジタルモードソフトウェアのMMVARIが、Ver0.26にバージョンアップされているようです。

今回のバージョンアップの内容はMFSK16に対応した事だそうで、上記の記事によれば

MFSKの搭載により、MMVARIはPSK/FSK/GMSK/RTTY/MFSKと幅広いデジタルモードに対応しました。現在HFハムバンドで聴くことのできるモードは大部分をカバーしたことになります。

と言う事です。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#う〜ん、ものすごいスピードでバージョンアップされて行きますね。そのうち、MMSSTVも統合して、MixWのような総合デジタル通信ソフトになっちゃうかも知れませんね。

2004年08月01日

ジブラルタル(ZB2)の特別プリフィックス

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、英国領ジブラルタル(ZB2)のアマチュア局は、植民地の300周年記念を祝って、8月中はZB300と言うプリフィックスを使用する事が許可されるそうです。

International Beacon Project Station OH2B Back on the Air

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、 IARU第一地域のHF Beacon CoordinatorであるMartin Harrisonさん(G3USF)が、フィンランドのOH2Bビーコン局(five-band International Beacon Project networkの1つ)が、2年間の停波の後に再開したと報告したそうです。

なお、OH2Bの信号は、14100、18110、21150、24930、28200kHzのIBP周波数上で送信されているそうです。

【訃報】Radio Pioneer John Kraus, W8JK, a Silent Key

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、著名な電波天文学者でアンテナデザイナーであるJohn D Krausさん(W8JK)が、7月18日に94歳で亡くなられたそうです。

Krausさんは、アマチュア無線の世界ではしばしば「8JK配列」と呼ばれる双方向ワイヤー・ビームアンテナの設計者として知られているそうで、さらにKrausさんが設計したコーナーレフレクター、ヘリックス・アンテナはアマチュア無線や商用通信における衛星通信に使われているそうです。

また、Krausさんは電波望遠鏡のパイオニアであると共に、1977年に有名な‘Wow!'信号を受信した、米国オハイオ州立大学の‘Big Ear' 電波望遠鏡の父としても知られているそうです(こちらもどうぞ)。