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2004年12月31日

【スマトラ島沖地震関連】各種非常通信の最新情報

現在、「スマトラ島沖地震」の被災地において多くのアマチュア無線局による非常通信が行われていますが、最新の情報がWorld Wide MARAのサイトで提供されています。

なお、上記のサイトによって得られた情報で、現在使用されている非常通信の周波数情報を下記のように更新致します。

80m帯 周波数不明(インドネシアで使用)
40m帯 7.050, 7.055, 7.060, 7.063, 7.090, 7.095, 7.160MHz
20m帯 14.125, 14.160, 14.190±10KHz,14.265MHz
15m帯 21.240(Best Propagation), 21.295, 21.300MHz

AO-51 Downlink 435.150MHz、Uplink 145.860MHz(PBBS)

【スマトラ島沖地震関連】被災地への問い合わせは必要のない限り控えてください

力武OM(JJ1BDX)が、Charles Harpoleさん(K4VUD)から、The Daily DXのeditorであるBernic McClennyさん(W3UR)に送られ、Bernieさんから2004年12月30日0655UTCに再発信された情報の抄訳を掲載しておられます。

以下に内容を転載致します。

以下 Charles Harpole, K4VUD からのThe Daily DXのeditor, Bernic McClenny, W3URに送られ,Bernieから2004年12月30日0655UTCに再発信された情報の抄訳です.

(The Daily DX 経由 - The Daily DX は有償のDXing情報誌ですが,スマトラ島沖地震関連の情報に限って転載を認めています.)

この抄訳の転載は自由ですが,一切文章を編集せずに転載してください.

(抄訳: Kenji Rikitake, JJ1BDX)

「現在,被災地へ流れ込む(問い合わせの)安否関連および災害復旧情報(Health and Welfare Traffic,以下H&W) の量が大変多く,大きな問題になっています.アマチュア無線を含むすべての情報のチャンネルが,流れ込んでくる潜在的な H&Wで一杯になってしまいそうです.これらの地域への問い合わせは控えてください.この災害規模になると,被災地からの情報を出すだけに制限するのが最良です.

この広範囲な災害には,インド洋に展開する数百あるいは数千のアマチュア無線家をもってH&Wを取り扱う必要があります.仮にH&Wの取り扱いに参加される場合は,その旨十分に覚悟してください.取り扱うべき地域は非常に広いのです.特定の小さな地域に限るのは有効かもしれませんが,政府や軍隊の活動を邪魔しないように注意してください.被災地のアマチュア無線家はすでに最大限の努力をもって活動しており,現状ではこれ以上できることはないでしょう.

被災状況は大変深刻で,数ヶ月続くと思われます.」

追記:この件は、ARRLのサイトのニュースにも掲載されています。

2004年12月30日

【スマトラ島沖地震関連】筆者(7J3AOZ)からのお願い

現在、「スマトラ島沖地震」の被災地において多くのアマチュア無線局による非常通信が行われていますが、年末年始には日本のアマチュア局のQRVが増加する事から、非常通信に対する妨害を与える可能性があると思われます。

筆者が現時点で把握している、被災地での非常通信で使用されている周波数を下記にまとめましたので、大変お手数ですが、この記事をご覧になったみなさんに各所へのQSPをお願いします(申し訳ありませんが、転載される場合は出展を明らかにして頂けると幸甚です)。

80m帯 周波数不明(インドネシアで使用)
40m帯 7.050, 7.055, 7.060, 7.063, 7.090, 7.095, 7.160MHz
20m帯 14.125, 14.160, 14.190±10KHz,14.265MHz
15m帯 21.240(Best Propagation), 21.295, 21.300MHz

AO-51 Downlink 435.150MHz、Uplink 145.860MHz(PBBS)

※上記のリストは、World Wide MARAの情報により、12月31日14:45(JST)に更新しました。

以上、どうぞ宜しくお願い致します。

#なお、現地では限られた設備と限られた電源しか無いため、非常に弱い電波しか発射出来ないようです。例え、日本での入感が無くとも、上記の周波数での電波の発射はお控え頂きますようにお願い致します。

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ご協力頂きましたみなさん:

野田OM(JA1FY)、田中OM(JR3QHQ)を初めとするみなさんのご尽力で、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトに上記の情報が掲載されました。

野田OM(JA1FY、JARL千葉県支部監査指導委員長)経由で、鈴木OM(JA1FGU、JARL千葉県支部長)と玉川OM(JH1AOY、JARL千葉県支部広報担当)のご協力を頂き、上記の情報をJARL千葉県支部のサイトに掲載して頂きました。また、NHKにも上記の情報を放送して頂くよう要請してくださったそうです。

田中OM(JR3QHQ、JARL大阪府支部長)が、各種のMLに上記の情報を転送して下さいました。また、宮本OM(JA3DBD、JARL関西地方本部統括幹事)が、JARL大阪府支部のサイトに上記の情報を掲載して下さいました。

田中OM(JG3QZN、JARL兵庫県支部長)によると、1月4日から運用を開始する阪神淡路大震災の10周年記念局(8N3117EQ)運用時に上記の周波数をアナウンスして下さるそうです。また、屋田OM(JL3JRY、JARL兵庫県支部ホームページ担当)が、JARL兵庫県支部のサイトに情報を掲載して下さいました。

杉浦OM(JF3PLF)のご尽力により、JARL京都府支部のサイトに上記の情報を掲載頂きました。

JARL茨城県支部のサイトJARL埼玉県支部のサイトに、上記の情報を掲載頂いているようです。

上記の他にも、多数のメーリングリスト、ホームページ、掲示板、Weblogなどに転載して頂いております。

みなさんの迅速なご協力に大変感謝致します。

【スマトラ島沖地震関連】Amateur Radio "Saved Lives" in South Asia

ARRLのサイトのニュースによると、インド洋に面する国々に大被害をもたらした「スマトラ島沖地震」(死者が8万人を越えており、10万人を越える恐れがあると報道されている)の被害によって通信が途絶した地域で、南アジアの多くのアマチュア無線家が人々の命を救うための努力を継続しているそうです。

Radio Society of Sri Lanka (RSSL)のVictor Goonetilleke会長(4S7VK)の報告によると、衛星電話が使用出来なくなったため、スリランカの首相でさえ世界との連絡手段は短波帯のアマチュア無線に頼るしかない状況だったそうです。また、現在の問題は、バッテリーの電力が尽き、さらに再充電するための発電機も無い事だそうです。

現在、タイのバンコクに滞在中のCharly Harpoleさん(K4VUD/HS0ZCW)の報告によると、Harpoleさんは現在14MHz帯でインドとの間の非常通信をサポートしているそうです。Harpoleさんは、地震の当日はアンダマン島のVU4RBI、VU4NROチームを訪問していたそうです。

アンダマン島で非常通信の運用を続けているVU4RBI、VU4NROチームのスポンサーであるインドのNational Institute of Amateur Radio (NIAR)からの報告によると、同チームはインド政府からの要請によりアンダマン島周辺地域の救援/救出活動における連絡手段を提供し続けているそうで、アンダマン島周辺地域においては、アマチュア無線が主な連絡手段になっているそうです。

また、インド本土では多くのアマチュア無線家が非常通信に従事しており、コンディションの低下や電波障害を克服するため、PSK31やCWでの通信が行われているそうです。

Indonesia Amateur Radio Organization(ORARI)の報告によると、ORARIは、インドネシア・アチェ州の自治政府がアマチュア無線の運用を禁止しているため、自治政府にインドネシア人のアマチュア無線家が非常通信を行うための許可を要請しているそうです(アチェ州は、今回の津波によってインドネシアでは最も大きな被害を被った地域です)。さらに、スマトラ島周辺ではVHFのレピーター及び80m帯を使用して連絡を保っている状態だそうで、さらにYB6ZZ乃至YB6ZESがnational emergency netのコントロール局となっており、7.055MHz21.300MHzを使用しているそうです。

オーストラリアのWireless Institute of Australia(WIA)では、短波帯をモニターして、支援を求めるあらゆる要求を報告するように会員各局に依頼しているそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#また、アマチュア衛星であるAO-51(AO Echo)は、非常通信に対応するため、12月30日の0305(UTC)より9k6 bps store-and-forward PacSat BroadCast Protocol (PBBS) modeに固定されるそうです。AMSAT-NAは、PBBS modeに切り替わった後は、一般のアマチュア無線のメッセージ交換に使用するのは自粛して欲しいとアナウンスしているようです。また、AO-51の各種スケジュールは保留され、予定されていたハイパワーFMリピーターモードへの変更は行われない事にご注意くださいとの事です。

2004年12月29日

【スマトラ島沖地震関連】現在、インドで使用されている非常通信用周波数

hamradioindiaによると、現在インドでは以下の周波数が非常通信用に設定されているそうです。

VU4NRO (Andaman) is QRV on 14.190MHz and VU2NRO (at Hyderabad) is on 14.160MHz to receive QSPs for Portblair.
South Indian Hams are on 7.050Mhz
Srilankan stations are on 7.060MHz
Emergecy Frequecis are:
14.190MHz +/- 10Khz,
7.090/7.095MHz,
Please standby on these frequencies.

上記で示されている周波数はクリアーにするように、各局のご協力をお願い致します。

追記:この記事のコメントに、力武さん(JJ1BDX)からの情報もあります。コメントもご参照ください。

【スマトラ島沖地震関連】Asian Radio Amateurs Bridging Communication Gap following Tsunami

ARRLのサイトのニュースによると、インド洋に面する国々に大被害をもたらした「スマトラ島沖地震」で通信が途絶した地域で、アジアの多くのアマチュア無線家が非常通信に従事しているようです。

完全に通信が途絶しているCar Nicobar Islandでは、VU4RBI、VU4NROチームのメンバーであるS. Ram Mohanさん(VU2MYH/VU4MYH)が運用を開始しているようで、非常通信は7.090MHz14.160MHz14.190MHz14.195MHz14.200MHz21.240MHzで行われているようです。

また、現在7.050MHzはVU緊急ネットの周波数として使用されており、スリランカ、タイ、インドネシア、マレーシア、香港、シンガポール、オーストラリア、イスラエルの各国のハムがチェックインして、非常通信のアシストを行っているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#筆者(7J3AOZ、4S7AQG)の経験では、7MHz帯における日本のアマチュア局の電波はスリランカに強力に入感していました(多分、インド洋沿岸全域で強力に入感していると思われます)。被災地では設備、電源が充分ではなく、非常に弱い電波しか出せないようです。7MHz帯で運用されている日本の皆様においては、くれぐれも上記で示されている周波数に妨害を与えないような運用を心がける事をお願い致します。

【スマトラ島沖地震関連】BHNのメンバーがスリランカ(4S)へ

JANET(JApanese NET on global amateur radio)-MLからの情報によると、BHN(Basic Human Needs Association)がスリランカ(4S)で活動を行うために、加賀美さん(W6TBS)と堤本さん(JG1AFE)が事前調査に現地へ向かうそうです。

なお、お2人は2005年1月8日まで滞在して、調査を行う予定だそうです。

【スマトラ島沖地震関連】Andaman Islands Disaster Update

The Canadian Amateur Radio Bulletinに、インド洋に面する国々に大被害をもたらした「スマトラ島沖地震」に関してのThe Daily DXの記事が掲載されています。

なお、内容に付いては上記のリンク先の記事をご覧下さい。

#現地で通信が途絶している間、VU4RBI、VU4NROチームは島外からの安否問い合わせに活躍したそうです。上記の記事では『Who said the Internet would kill Amateur Radio』と書かれていますね。日本に住んでいると忘れがちですが、世界ではネットが日常的に使える国々はまだ限られていますし、電話回線が切断されるとインターネットと言えども無力ですから。

【スマトラ島沖地震関連】Below is an update from K4VUD, Charley

The Canadian Amateur Radio Bulletinに、インド洋に面する国々に大被害をもたらした「スマトラ島沖地震」の際に、VU4RBI、VU4NROチームと共にアンダマン島(VU4)に滞在していたCharles Harpoleさん(K4VUD)の地震当日のレポートが掲載されています。

なお、内容に付いては上記のリンク先の記事をご覧下さい。

【スマトラ島沖地震関連】インド周辺における非常通信の状況

hamradioindiaの情報によると、12月26日に発生した「スマトラ島沖地震」による甚大な被害(死者30000人以上の可能性がある)が報じられているアンダマン島(VU4)において、VU4RBI、VU4NROチームは、現地のポートブレア(VU4NRO、14.190MHz) とHyderabad(VU2NRO、14.160MHz)とで非常通信を行っているそうです。

現在、VU4NRO/VU3RSBは現地のDeputy Commissionerのオフィスで非常通信の運用を開始しており、また、VU2MYHとVU2DVOがCar Nicobar(現在、通信が完全に途絶している)へ向かっているそうで、VU2MYHとVU4NROとの間の通信がスキップする可能性があるため、VU2MYHをワッチして中継に備えて欲しいと全てのハムに依頼しているそうです。また、インド南部のハムは7.050MHzを聞いているようです。

さらに、スリランカ(4S)Matharaの医師であるSarathさん(4S7SW) は、現在病院の近くで運用を行っているそうで、食料、衣料、医薬品、医療支援を求めているそうです。また、Sarathさんは14.195MHz21.295MHzを聞いているそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#VU4RBI、VU4NROチームは全員無事だそうで、現在ポートブレアの電気の供給は回復しており、電話は不安定ながらも繋がるそうです。 また、上記に示した周波数は、クリアーにして置く事を各局にお願い致します。

2004年12月28日

【スマトラ島沖地震関連】Andaman Islands Disaster

12月26日に発生しインド洋に面する国々に大被害をもたらしている「スマトラ島沖地震」ですが、現在震源地近くのアンダマン島(VU4)で運用を行っているVU4RBI、VU4NROチームに関する続報が、The Canadian Amateur Radio Bulletinに掲載されています。

詳細は上記のリンク先の記事をご覧頂きたいのですが、現在VU4チームはインド本土との間で非常通信を行っているそうで、DXペディションとしての運用は中断されているそうです。また、現在の非常事態の収拾が付き次第、通常の運用を再開する可能性と、運用許可が延長される可能性があるそうです。

#この情報は、DXMLなどで流されている情報と同じ物です。内容に微妙な部分がありますので、原文を参照される事をお願い致します。

追記:ARRLのサイトにも同じ記事が掲載されています。なお、米国のSalvation Army Team Emergency Radio Network (SATERN) は、援助が必要になった時のために短波で行われている非常通信をモニターしているそうです。

追記:インドネシア・スマトラ沖地震情報の記事によると、「スマトラ島沖地震」の義捐金の受付が、ユニセフ日本赤十字社で開始されているようです。

2004年12月27日

【スマトラ島沖地震関連】アンダマン島(VU4)運用チームの情報

12月26日に発生しインド洋に面する国々に大被害をもたらしている「スマトラ島沖地震」ですが、現在震源地近くのアンダマン島(VU4)で運用を行っているVU4RBI,、VU4NROチームの情報が、吉田OM(JA3AAW)のサイトのDXニュースに掲載されています。

上記のサイトによると、運用チームは全員無事であり、現在はチームリーダーのBharathi Prasadさん(VU2RBI)がローパワーで14MHzのSSBを運用しているそうで、チームに当局からの非常通信の要請があれば即応出来る体制を取っていると言う事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#とりあえず、運用チームのみなさんが無事で何よりです。今回の大地震では、筆者(7J3AOZ)が一昨年、昨年とDXバケーションに訪れたスリランカ(4S)沿岸にも甚大な被害が出ているようで、現地でご一緒させて頂いたRSSL(Radio Society of Sri Lanka)のみなさんの安否が気になっています。

追記:ARRLのサイトの詳報では、「The disaster also has shut down the Andaman and Nicobar Islands VU4RBI/VU4NRO DXpedition--perhaps permanently. 」とあります。今年は最後の最後まで「災」の年になってしまいましたね。

追記:長谷川JARL関西地方本部長(JA3HXJ)へ届いた、ヴィクターRSSL会長(4S7VK)からの電子メールによると、RSSL会員からの被害の報告は無いそうですが、各種メディアの報道によると、スリランカでは1万人を超える死者が出ているようです。

2004年12月21日

【中越地震関連】見附の緊急用レピータ役目が終わり停波

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

見附災害対策本部(本部長 見附市長)からの要請に伴い、信越地方本部、JARL技術課、運用課そして信越総合通信局の絶大なる援助を頂き超法規的な処置で緊急開設されていたレピーターJP0YDL周波数439.90MHzは、同災害対策本部での非常通信の必要性がほとんど無くなったと判断され12月13日(月)をもって、市役所内に設置のクラブ局の撤去と共に、レピータも停波し撤去されました。
と言う事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

2004年12月08日

アマチュア局の非常通信マニュアル

今年は、台風や地震など日本中が災害に見舞われた年になってしまいましたが、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトにおいて「アマチュア局の非常通信マニュアル」が公開されています。

欧米では災害発生時のアマチュア無線の活用は広く行われていますが、日本ではなかなかうまく機能していないのが現状ではないかと思います。災害はいつも突然発生しますので、上記のサイトに掲載されている「発災前」、「発災時」、「発災沈静後」、「その他」と4部に分けられたマニュアルを事前にお読みになっておく事をお勧めします。

2004年12月07日

【中越地震関連】山本山レピータ439.66応急修理稼働開始

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

地震によるアンテナ損壊により停波していた山本山のJR0VB 439.66を小千谷クメンバーによって緊急復旧し(12月)3日午後から稼働を開始しました。
と言う事です。

2004年11月09日

【中越地震関連】非常通信らしき交信についての情報募集

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトで、下記のように情報提供のお願いが出ています。

 新潟県支部は10月30日に日赤無線奉仕団との共同調査という形で、小千谷市と川口町において非常通信の必要性について現地災対本部等で調査、相談をしました。その結果現在の状況では、正式な要請は無く、待機状態となっております。
 しかし、一部で個人レベルか自治体レベルかは不明ですが、非常通信(災害支援の為の目的外通信)が行われているらしいと言う情報も有ります。
 もし災害支援目的でこの様な通信が行われている所が有れば、支部としても必要に応じ、これらの場所で有効かつ効率的な通信が確保できる様に、バックアップするつもりです。
 皆さんの中で、日頃の交信、ワッチの中でこの様な通信をワッチされた方は下記まで情報をお寄せ下さいますよう、お願い致します。

なお、情報の提供先などの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

2004年11月03日

【中越地震関連】JARL新潟県支部被災現地調査報告

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトに、10月30日にJARL新潟県支部と日赤無線奉仕団との共同派遣と言う形で、各災害対策本部での調査を行った調査先遣隊の写真による報告が掲載されています。

#各種メディアでも報道されていますが、あまりの被害の大きさに息を飲みます。被災地の一日も早い復興をお祈り致しております。

【中越地震関連】見附レピータ439.90修理完了稼働中

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

修理のため一時停波していた439.90MHzですが、11月2日14時に再稼働を始めました。
と言う事です。

2004年11月01日

【中越地震関連】小国のレピータが稼働しました

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

故障及び周波数変更で停波中の小国のJP0YDCが新周波数439.94MHzで30日昼頃に緊急稼働を始めました。ここは新潟方面からも小千谷地域とハンディ機で交信可能です。9.22(ハンディは無理)以上に地域密着の連絡に使えます。被災地域を中心にした通信を優先して下さい。
と言う事です。

【中越地震関連】見附レピータ439.90 修理の為一時停止

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

28日から緊急稼働を始めた見附のレピータ(439.90)ですが不具合が判明した為、修理の為数日停波します。

と言う事です。

2004年10月29日

【中越地震関連】JARL新潟県支部による被災地周辺の道路状況の情報

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトに、中越地震の被災地周辺の道路状況の情報が掲載されるようです。

同サイトによると

 ボランティア活動、支援物資輸送などで県外、県内各地から現地入りする際の参考に、行政の広報している情報の他に、実際に移動されている現地関係者(HAM)からの情報を掲載します。これから移動する方は参考にされて下さい。又、各道路の状況についての情報が有りましたら、お寄せ下さい。
と言う事です。

なお、10月29日11:00現在では、まだ情報は掲載されていないようですが、これから随時掲載されて行くのではないかと思います。

2004年10月28日

【中越地震関連】新潟県小国、見附でレピーターが緊急稼動開始

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、下記のように、新潟県内のアマチュア無線用レピーターが緊急開設/稼動を行うようです。

小国のレピータを稼働予定(2004.10.27)
 故障及び周波数変更で停波中の小国のJP0YDCが新周波数439.94MHzで28日(昼頃予定)に緊急稼働を始めます。ここは地理的にも小千谷地域とハンディ機で交信可能です。9.22(ハンディは無理)以上に地域密着の連絡に使えます。被災地域を中心にした通信を優先して下さい。
見附地域でレピータ緊急稼働(2004.10.28)
 見附市災対本部長(市長)からの要請を受け、見附市のJP0YDLが439.90MHzにて一両日中に緊急稼働を始めます。既に臨時免許がおり、機器を待っています。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#円滑なレピーター運用に、各局のご協力をお願い致します。

2004年10月27日

中越地震非常通信ボランティア事前登録のお願い

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部では中越地震非常通信ボランティアの事前登録をお願いしているそうです。

なお、ボランティアの募集要項は以下の通りです。

期日、期間
要請が無い段階なので期日は未定ですが、期間は5日から2週間程度と想定しています。
(希望によって、途中交代などの考慮を致します)

場所
被災者の多い、小千谷市、小国町、川口町、十日町市、川西町、山古志村等を想定

参加種別
下記の3種類とします
1) 機材と運用の両方を提供可能
2) 機材のみの提供可能
3) 運用のみの参加可能

機材
HF〜430MHz迄を搭載又は運用出来る様にした車
(2名程度が乗車出来、車内で就寝が出来る事)
HF(3.5〜7MHz)、144、430等の小型八木アンテナ、伸縮ポール、同軸ケーブルなど
発電機、携帯用ガソリンタンク、電源ケーブルなど
以上の全て又は一部を提供可能な方

運用者
アマチュア無線の有資格者で、CALLサインをお持ちの方。健康に自信のある方。
但し、参加は自己責任で、現場までの交通費、現地での食事などは自己負担となり、あくまでボランティア活動となります。
(発発などの)燃料代、電池代など消耗品経費は支部などで負担します。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#みなさまのご協力をお願い申し上げます。なお、筆者(7J3AOZ)からのお願いですが、現地では物資が大変不足している事が予想されますので、他県から参加される方は、自己完結パッケージ(食料や水、燃料などの現地での自ら消費する物資は全て持参する)で参加される事をお願い申しあげます。

【中越地震関連】新潟県内レピータの稼動状況の情報

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部新潟中越地震に関する情報ページに、10月26日14:00現在での新潟県内におけるレピーターの稼動状況が掲載されています。

なお、

被災地周辺のレピータ稼働状況についてお知らせ致しますので、安否情報交換等にご利用下さい。
と言う事です。

#今朝も、かなり大きな余震(震度6+)が発生したようです。現地が出来るだけ早く安全になる事を祈っております。

2004年10月26日

JARL新潟県支部による、中越地方大地震に関する情報ページ

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトで、10月23日の18:00ごろに発生し甚大な被害をもたらした、中越地方大地震に関する情報のページが掲載されています。

上記のページによると、

 今日(10月25日)現在、新潟で聞く限りはHAMによる非常通信は行われていないと思われます。本日午前中に、新潟県地震災害対策本部と連絡を取り、HAMによる非常通信の必要性の有無について話をしました。その結果、阪神大震災の様な大都市での震災と違い、今回は山間部で被災地の市町村役場なども機能しており、県防災無線網なども機能している。 携帯電話や一般有線TELは一部、不通やつながりにくい場所は有るものの、NTTなどの移動衛星車などの出動により公衆TEL網も有る程度、確保されており、細かい所はともかく、ほぼ公衆通信網、連絡網は確保されているので、HAMによる非常通信は今の段階では、要請しなくとも良いのではないか、しかし今後、一部地域で生活に密着した通信連絡網の確保が必要になった場合、お願いをする場合があるかもしれない、、との回答でした。
と言う事です。

また、

 今現在は、一般の車両などは現地に近づく事は制限されています。今後、落ち着いて来た段階で生活に必要な部分での、援助、救援が必要になって来るはずです。その時は県内外の、アマチュア局の皆さんからの暖かいご支援をお願い致します。
と言う事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#「小千谷クラブ」、「長岡クラブ」、「六日町クラブ」、「川西町クラブ」、「見附クラブ」、「魚沼コンテストマニアクラブ」、「新潟三洋電子アマ無線部」、「富士ゼロックス製造アマ無線部」等の新潟県内JARL登録クラブの現況も掲載されています。関係者、並びにお知り合いの方などがおられる方は、上記のページを参照下さい。

2004年10月25日

JARLからの新潟県中越地震に関してのお知らせ

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトで、先日発生し甚大な被害をもたらした新潟県中越地震に関して、日本のアマチュア無線家のみなさんに対して以下のお知らせが出ています。

 新潟県中越地方に震度6強の地震が発生。アマチュア無線においても、非常通信がおこなわれる場合がありますので、周波数の確保にご協力いただくとともに、現地からの情報を受信された方は関係自治体に連絡するなど災害支援にご協力ください。
 なお、JARLの非常通信センターへのメールは、oper@jarl.or.jpまでお願いします。

みなさまのご協力をお願い致します。

#阪神淡路大震災では、JARLが急遽設置したレピータなどに対して執拗な妨害を与える輩(や諸々のアホ)がいたそうです。そう言う人種に何を言っても無駄かも知れませんが、「恥を知れ」と言いたいですね。筆者(7J3AOZ、兵庫県伊丹市)の阪神淡路大震災時での経験では、被災地と関係ない地域との感覚の温度差がかなりある事を感じたのですが、非常災害通信は人命に関わる可能性がありますので、くれぐれも妨害行為などは行わないように(人として)お願い申し上げます。

2004年10月23日

Amateurs support hospital communications during telecommunications outage

ARRLのサイトのニュースによると、10月6日に米国カリフォルニア州オレンジ郡のTustin病院と医療センター(THMC)の通信回線を、建設機械が誤って切断してしまったため電話回線が途絶してしまったそうですが、当地のアマチュア無線家のチームであるHDSDS(Orange County Hospital Disaster Support Communication System)のメンバーが、アマチュア無線を使用して速やかに回線の代替を行ったそうです。

HDSCSの7人のメンバーは、10月6日の午後から最終的に16時間に及んだ回線途絶の間、回線の代替を行い続けたそうで、さらにApril Moellさん(WA6OPS)と他の2つの固定局が、THMCの代表電話回線を取り扱ったそうです。

なお、HDSCSは、オレンジ郡の34の救急医療施設と緊急時の通信バックアップを行う協定を結んでいるそうで、今回の件はHDSCSとして85回目の支援活動(今年に入ってからは5回目)になったそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#日本の法律ではこう言う活動は不可能ですが、出来るようになればアマチュア無線の社会的地位も向上するかも知れませんね。

2004年10月22日

Radio amateurs aid in tornado response

ARRLのサイトのニュースによると、10月18日にミズーリ州を60を越える竜巻が襲ったそうですが、周辺の3州のアマチュア無線家が緊急支援を行ったそうです。

Pemiscot群のEmergency CoordinatorであるLoyd Avisさん(KC0MWU)の報告によると、3人の方がこの竜巻で亡くなったそうで、この嵐の期間中を通してMissouri地区のEmergency CoordinatorであるLarry Anthonyさん(WB0VAM)は、あられ、家への損害、停電状況などの情報を公共機関と地元の放送局に伝え続けたそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

2004年09月21日

Hams Continue to Aid Hurricane Ivan Recovery and Cleanup

ARRLのサイトのニュースによると、米国を直撃し大きな被害をもたらしたHurricane Ivanによって、最も大きな被害を受けたフロリダ州の2つの郡のアマチュア無線家は、四日間に渡って救援及び復旧作業のサポートを行っているそうです。

Escambia郡のARES Emergency CoordinatorであるGene Bannonさん(KB4HAH)が語った所によると、現在の所、emergency operations center(EOC)と災害現場には、さし当たって充分な数のオペレータが配置されているそうです。また、Escambia郡とSanta Ros郡の電話は局所的にしか通じておらず、多くの場所で停電が継続中だそうで、現在ARESは、赤十字、救世軍、食料分配センター及び米陸軍の支援を行っているそうです。

また、Escambia郡に対する避難命令はまだ解除されていないそうで、Escambia郡とSanta Ros郡の学校と役所は新たな指示があるまで閉鎖されたままになるそうです。

さらに、ニュージャージー州のMercer郡では、このハリケーンの影響でDelaware川がここ50年の間で水位が最高になった事を受けて、当地のARES/RACESのメンバーが招集され、4時間交代のシフトで緊急通信に当たったそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#フロリダ州では、新婚旅行中のアマチュア無線家のカップル(Dale Walkerさん(AA5DW)とChanda Bartlettさん(AD5IQ))が、「We're ready to operate. Where do you want us?」と申し出て、緊急通信のオペレートに加わったそうです。お2人は、自分のRVに一か月分の食料と、二週間分の燃料、さらに通信機器を搭載して現場に到着したそうで、最初は避難所同士の通信を扱い、現在は赤十字とEOCとの間の通信を扱っているそうです。これぞ、米国アマチュア精神の真髄ですよね。

2004年09月14日

Hurricane Ivan Continues its March in the Caribbean

ARRLのサイトのニュースによると、米国に向かいつつある、勢力の大変大きい(カテゴリー5)ハリケーンであるHurricane Ivanですが、14:00(EDT)時点でキューバ西部およびユカタン海峡をゆっくりと進んでいるそうで、米国空軍の観測機による報告では最大風速は160マイル毎時になるそうです。

現在、アマチュア無線によるHurricane Watch Netは、14.325MHz上で活動を継続しているそうで、 Assistant Hurricane Watch Net ManagerのBobby Gravesさん(KB5HAV)は、「オペレーションは11:30(UTC)から03:00(UTC)、または14MHz帯がクローズするまで行われている」と語っているそうです。

また、ハリケーンの直撃を受けたキューバでは、数百のアマチュア無線局が非常通信のために待機しており(7040、7060、7070、7110、3740kHzの周波数を使用する予定)、さらにArnie Corroさん(CO2KK)が、Hurricane Watch Netとの連絡役を務めているそうです。

但し、最大風速が50マイル毎時を超えた場合は商用電源が停止するそうで、その場合Corroさんはバッテリーによる出力5Wで運用を継続するそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#ものすごい勢力のタイフーンですが、被害が最小限に食い止められるように祈っています。なお、上記の記事中の周波数は、日本でも出来るだけ空けて置くようにした方が良いと思われます。

2004年08月20日

Hams assist hospital after telephone outage

ARRLのサイトのニュースによると、米国メイランド州のAmateur Radio Emergency Service (ARES) とRadio Amateur Civil Emergency Service (RACES)のボランティアは、8月16日の午後に停電のため停止した、メイランド州最大の病院であるPrince George's Hospital Centerの電話システムを補完する役割を果たしたそうです。

ボランティア達は、病院から100ヤードの所にあるGreen Mountain Repeater Association'sの146.610MHzと146.880MHzのリピーターの支援を受けて業務を行ったそうで、 county emergency operations centerと地域の2つの病院に展開し、電話システムが回復するまでの10時間の間、支援を行ったそうです。

なお、詳しくは、上記の元記事をご覧下さい。

2004年02月13日

遭難した関学ワンゲル部、無免許で部員間で交信

う〜ん、あまり良い話じゃないんですが(苦笑)

読売新聞のサイトに、「遭難の関学、アマ無線局申請せず部員同士で交信」と言う記事が載っています。今回の遭難ではアマチュア無線が大きくクローズアップされた訳ですが、普通だと出てきそうなワンゲル部のコールサインが出て来ないので、疑問に思ったアマチュア無線家も多かったんじゃないかと思います。

で、結果的には、電波法違反をしていたと言う事のようですね。

最近、「遭難避け」としてアマチュア無線機を携行して行くのが、山登りをされている方に多いと言う話を良く聞くのですが(事の是非はともかくとして)、最小限、従事者免許を取得して開局申請をなさってから、山に持っていって頂きたい物だと思います。

#これは筆者(7J3AOZ)の私見ですが、本当はアマチュア無線家としては、「遭難した時に困るから」とか「山歩きに便利だから」と言う理由でアマチュア無線を使用して欲しくはないのです。目的外通信だからとか言う野暮な理由じゃなくて、私達はアマチュア無線に対して、ロマンを感じて趣味にしている訳なので、門外漢の方々に「便利な物」扱いされると不愉快になります...何らかの趣味をされている方ならわかりますよね?

2004年02月09日

関学大生14人遭難、アマ無線で救助支援

連日報道されていました、福井県で起きた関学ワンゲル部の遭難ですが、CQ Hamクラブのサイトによると、救助要請以来約49時間ぶりに14人全員の救出を終えたそうです。なお、この遭難救助活動には、アマチュア無線が大きな助けになったようですが、詳しいレポートが上記のリンク先にあります。

#無事救助されて何よりですね。しかし、今日放送された地元のTV番組(毎日放送のちちんぷいぷい)で、「アマチュア無線って、まだやってる方が(むにゃむにゃ)...大事な事です」と角(すみ)さんに言われたのが悲しかったです。まだ世界中でやってるんですよ〜角@どスミさん(ヤングタウンを聞いていた人ならわかるはず(笑))。

2004年01月15日

Cal Ham responds to distress call from S.Pacific

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HamWaveのニュースによると、米国カリフォルニア州のハムがニュージーランドの北東1,300マイルにある小さな島を救ったようです。

ニウエ(Niue)は人口2000人の南太平洋にある珊瑚礁で有名な小さな島国ですが、この国を今週の月曜日に巨大な嵐が襲い、島民2名が行方不明、3人がけがをし、5〜6個のビルが破壊されると言う被害が発生し、なおかつ外部への通信手段が全て破壊されると言う事態になったそうです。

ニウエより地球を半周した位置にある、米国カリフォルニア州Oak HillsのSteve Mc Cullyさん(W7TZ)は海外の友人と交信中に、ニウエからの救援要請を受信しましたが、この時点でSteveさんとの無線通信だけが、島と外部との唯一の連絡手段だったそうです。

実はニュージーランド政府でさえ、この災害の発生を知らなかったそうで、Steveさんによれば、島の食料と水はあと7日間で尽きるだろうと言う連絡があったそうです。

Steveさんは、この連絡を受け、すみやかにロスアンゼルスのDarryl Dunnニュージーランド総領事に連絡を取り、ニウエ島の警察のチーフとDarryl総領事を、アマチュア無線を使ったフォーンパッチで連絡を取れるようにしたそうで、ニュージーランド政府(ニウエとは緊密な関係を持っている)は、飛行機と船舶による支援を直ちに行う決定を下したそうです。

また、島との間の衛星電話回線は何らかの理由で使用不可能だったそうで、Darryl総領事は「メッセージを拾い上げて、私たちに連絡をしてくれたSteveさんに非常に感謝する」と述べたそうです。

なお、その日の午後早く、Steveさんはニウエとのコンタクトを失いましたが、その後ハワイの局が引き継いでコンタクトを続けたそうです。

#映画になりそうな話ですね。アマチュア無線家はこうじゃなくっちゃ。