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2004年02月13日

遭難した関学ワンゲル部、無免許で部員間で交信

う〜ん、あまり良い話じゃないんですが(苦笑)

読売新聞のサイトに、「遭難の関学、アマ無線局申請せず部員同士で交信」と言う記事が載っています。今回の遭難ではアマチュア無線が大きくクローズアップされた訳ですが、普通だと出てきそうなワンゲル部のコールサインが出て来ないので、疑問に思ったアマチュア無線家も多かったんじゃないかと思います。

で、結果的には、電波法違反をしていたと言う事のようですね。

最近、「遭難避け」としてアマチュア無線機を携行して行くのが、山登りをされている方に多いと言う話を良く聞くのですが(事の是非はともかくとして)、最小限、従事者免許を取得して開局申請をなさってから、山に持っていって頂きたい物だと思います。

#これは筆者(7J3AOZ)の私見ですが、本当はアマチュア無線家としては、「遭難した時に困るから」とか「山歩きに便利だから」と言う理由でアマチュア無線を使用して欲しくはないのです。目的外通信だからとか言う野暮な理由じゃなくて、私達はアマチュア無線に対して、ロマンを感じて趣味にしている訳なので、門外漢の方々に「便利な物」扱いされると不愉快になります...何らかの趣味をされている方ならわかりますよね?

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コメント

補助動力付パラグライダーも430MHzハンディを連絡用に使用しているようです。
(淡路島)

コメントありがとうございます。

パラグライダーや狩猟などにアマチュア無線機をお使いの方は多いようですが、(狩猟で猟犬に無線機を背負わせるのはともかく(苦笑))、ちゃんとアマチュア無線の従事者資格とコールサインを取得して、許可された範囲で交信を行う事は、特に問題ないと思っています。

ただ、無免許でアマチュア無線機を使用する事は言語道断ですので、もしご指摘のパラグライダーでアマチュア無線機を使用しての交信を行っている方が無免許なのであれば、電波法における(所謂)80条報告の対象になると思います。

#まあ、最近(でもないか)の関西の144MHz帯や430MHz帯の無法地帯状態を見る限りでは、上記の意見も埋没しがちでしょうけどね。警察と総務省との合同で、大規模な取締りを長期間に渡って行わないと、違法局は撲滅出来ないと思っています。

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