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2004年09月21日

Hams Continue to Aid Hurricane Ivan Recovery and Cleanup

ARRLのサイトのニュースによると、米国を直撃し大きな被害をもたらしたHurricane Ivanによって、最も大きな被害を受けたフロリダ州の2つの郡のアマチュア無線家は、四日間に渡って救援及び復旧作業のサポートを行っているそうです。

Escambia郡のARES Emergency CoordinatorであるGene Bannonさん(KB4HAH)が語った所によると、現在の所、emergency operations center(EOC)と災害現場には、さし当たって充分な数のオペレータが配置されているそうです。また、Escambia郡とSanta Ros郡の電話は局所的にしか通じておらず、多くの場所で停電が継続中だそうで、現在ARESは、赤十字、救世軍、食料分配センター及び米陸軍の支援を行っているそうです。

また、Escambia郡に対する避難命令はまだ解除されていないそうで、Escambia郡とSanta Ros郡の学校と役所は新たな指示があるまで閉鎖されたままになるそうです。

さらに、ニュージャージー州のMercer郡では、このハリケーンの影響でDelaware川がここ50年の間で水位が最高になった事を受けて、当地のARES/RACESのメンバーが招集され、4時間交代のシフトで緊急通信に当たったそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#フロリダ州では、新婚旅行中のアマチュア無線家のカップル(Dale Walkerさん(AA5DW)とChanda Bartlettさん(AD5IQ))が、「We're ready to operate. Where do you want us?」と申し出て、緊急通信のオペレートに加わったそうです。お2人は、自分のRVに一か月分の食料と、二週間分の燃料、さらに通信機器を搭載して現場に到着したそうで、最初は避難所同士の通信を扱い、現在は赤十字とEOCとの間の通信を扱っているそうです。これぞ、米国アマチュア精神の真髄ですよね。

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