【スマトラ島沖地震関連】Asian Radio Amateurs Bridging Communication Gap following Tsunami
ARRLのサイトのニュースによると、インド洋に面する国々に大被害をもたらした「スマトラ島沖地震」で通信が途絶した地域で、アジアの多くのアマチュア無線家が非常通信に従事しているようです。
完全に通信が途絶しているCar Nicobar Islandでは、VU4RBI、VU4NROチームのメンバーであるS. Ram Mohanさん(VU2MYH/VU4MYH)が運用を開始しているようで、非常通信は7.090MHz、14.160MHz、14.190MHz、14.195MHz、14.200MHz、21.240MHzで行われているようです。
また、現在7.050MHzはVU緊急ネットの周波数として使用されており、スリランカ、タイ、インドネシア、マレーシア、香港、シンガポール、オーストラリア、イスラエルの各国のハムがチェックインして、非常通信のアシストを行っているそうです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#筆者(7J3AOZ、4S7AQG)の経験では、7MHz帯における日本のアマチュア局の電波はスリランカに強力に入感していました(多分、インド洋沿岸全域で強力に入感していると思われます)。被災地では設備、電源が充分ではなく、非常に弱い電波しか出せないようです。7MHz帯で運用されている日本の皆様においては、くれぐれも上記で示されている周波数に妨害を与えないような運用を心がける事をお願い致します。