ARRLのサイトのコラムに掲載されていた、Tim Dickerson(N9NU)さんのサイト(Linux 4 Ham)に触発されて、久しぶりにLinuxで遊んでいます。
最初は、Timさんのお勧めのMandrake Linux(TM)と言うディストリビューションの、CD-ROM(ISO)イメージをダウンロードしてインストールして見たのですが、多言語対応を謳っているLinuxディストリビューションだけあって、インストールしただけで、一応ちゃんとインストール後に日本語対応になっていました(完全に対応させるのには、若干作業が必要なようですが、「りぬくすまんだらけ」と言うページが参考になります)。
ただ、私が使って見たかったソフト(Xlogと言うロギングソフト)が、色々とライブラリの関係でインストール出来なかったので(と言うか、ライブラリ関係を再構築するのが面倒になった(笑))、このディストリビューションは諦めて、他の物を使う事にしました。
実は、手元にRedHat Linuxの9.0と、TurboLinux WorkStationの8.0はあったのですが、RedHatは何となく(爆)、趣味に使うのが嫌だったので、TurboLinuxをインストールしたら...ああ、やはりライブラリの再構築をいっぱいしないと駄目やんか(Xlogの要求する各種ライブラリのバージョンが新しすぎるからなんですが)。
と言う訳で、いいかげん面倒くさくなって(爆)、TurboLinuxの最新版である、TurboLinux Desktop10を購入しちゃいました。
実は、ちょっと変則的なPCにインストールしたため、色々原因不明の問題でインストールにかなり手こずりましたが(普通のPCなら問題ないと思います)、実際にインストールが終了して使用してみると...驚く事に、まるでWindowsXPとMacOSXを足して2で割ったような使い勝手です。
例えば、LinuxとWindowsとの間でファイル共有をしようとすると、色々と面倒くさい設定をしないと出来なかったのですが、今回のTurboLinuxでは、何の設定をしないでも、アイコンをクリックすると普通にWinodwsマシンが(まるでWindowsのマイネットワークを開いたように)見えます。
ちょっと古いPC(セレロンの800MHz程度)を余らせていて軽いOSを探しておられる方や、Linuxを使って見たいんだけど、難しそうだなぁ...と思っておられる方には、最適のLinuxじゃないかと思っています。Microsoft Office互換を謳っているSunのStarSuiteや、日本語変換システムであるJUSTSYSTEMのATOK Xなどの商用ソフトを搭載してこのお値段は(15,800円)、大変お買い得だと思いますので、ご興味のある方は上記のTurboLinuxのサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
#が、問題はLinuxを使ってる気分にならない所かも知れません(笑)。ちなみに、上記のMandrake Linux(TM)も大変ユーザーフレンドリーなディストリビューションですので(しかもダウンロードしたら無料)、こちらもお勧めです。なお、Linuxマシンをルーターを使わずに(例えばADSLモデムに直結している場合とか)インターネットに接続している場合は、ちゃんとファイアウォール関係の設定を行う事を強くお勧めします(ハッカーの踏み台にされる恐れがあるため)。