ISS Crew Pleases Field Day Crowd with Ham Radio "First"
ARRLのサイトのニュースによると、ISS(国際宇宙ステーション)上にあるアマチュア無線設備(ARISS、Amateur Radio on the International Space Station)を利用して、 Expedition 9の指揮官であるGennady Padalkaさん(RN3DT)とMike Finckeさん(KE5AIT)が、先週末に行われたARRL Field Day 2004にRS0ISSとNA1SSのコールサインで参加し、5ダースを越える数のQSOを行ったそうです。
ISS Ham Radio ProjectのエンジニアであるKenneth Ransonさん(N5VHO)は、「2人の宇宙飛行士は、6月27日に米国(アラスカを含む)、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、コスタリカ、ベネズエラ、アルゼンチン、パラグアイおよびブラジルの局と音声によるQSOを行った」と語っているそうで、これはFinckeさんにとっては(ARISSスクールコンタクトではない)初めての通常のQSOだったそうです。
なお、FinckeさんはISSのZarya Functional Cargo Blockに設置されているEricssonの2mハンディトランシーバーを利用して、60局との交信を行い、PadalkaさんはZvezda Service Moduleに設置されているKenwood D700Eを利用して、430MHZ帯で4局と交信を行ったそうです。
Finckeさんは、今回のField Dayへの参加は「偉大な経験でした」と語っているそうで、「私は、今回の経験でコミュニティーの暖かさを感じることができました。これからもアマチュア無線をたびたび利用しようと思っています。」とも語っているそうです。
なお、詳しくは上記のリンク先の記事をご覧下さい。
#う〜ん、宇宙ステーションでパイルアップを受ける経験と言うのは普通は絶対に出来ないので、羨ましい限りです。しかし、Finckeさんが今回の経験で味をしめて(笑)、たびたびQRVしてくださると嬉しいですね。次回は、アジア向けのパスの時に是非お願いします〜。