BPL電灯線ネットワーク解禁?
熊谷OM(JE1CKA)のWeblogであるクレージーこんてすたーズ (Crazy Contesters)の記事によると、
総務省は2006年から電灯線によるインターネット接続(BPL: Broadband over Power Line)を宅内に限って認める方針で、来年早々研究会を発足させるらしい。
と複数のメディアが伝えているそうです(日本経済新聞社の該当記事はこちら)。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#ちょっと待ってくれよと言う感じですね。アマチュア無線家にとっては死活問題ですので、筆者(7J3AOZ)はみんなで反対の声を上げる必要があると思います。なお、いかにBPLが電波通信に壊滅的な打撃を与えるかと言うデータは、「電力線インターネット=電力線搬送通信について考えるページ」や「HF-PLC Watching Site」をご覧下さい。
追記:CQ ham club ニュース、JA8NKQ's weblog、JA6REXのひとりごと、Media Network Weblog、そらねっと通信局、テルミンとJAZZでも、この件が取り上げられています。
追記:米国におけるBPLについては、KD7TCIの無線日記(最近更新がなくてちょっと寂しい(笑))の、こちらとこちらとこちらの記事が参考になります。
追記:武藤OM(JH5ESM)のサイトのバナーを掲載させて頂きました。武藤OMのサイトの趣旨に賛同される方は、サイトにこのバナーを掲載して見てはいかがでしょうか?
追記:JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトでも、この件について触れられています。
今後も引き続き各種の実験をおこなって、詳細なデータを収集する必要があると認識されておりますので、さる12月21日付けの日経新聞に記載された「2006年解禁へ」との内容については、まだそのように決定されておりません。
と言う事ですので、日経の記事は勇み足と言う事なのかも知れません。