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2004年10月20日

【訃報】Oldest US Amateur Radio Operator, ARRL Member Bill Diaper, KJ6KQ, SK

残念なニュースです。

ARRLのサイトのニュースによると、米国カリフォルニア州Union City在住のWilliam F. "Bill" Diaperさん(KJ6KQ)が、10月10日に104歳でサイレントキーになったそうです。

英国生まれのDiaperさんは、米国における最年長のアマチュア無線家(かつ最年長のARRLメンバー)として知られていたそうで、近年は長期療養施設で生活していたそうですが、施設の地下に設置されたシャックより時々QRVしていたそうです。

また、ARRLのPacific Divisionは、先週の週末に開催されたPacificon(Pacific Division convention)にDiaperさんを招待していたそうですが、Diaperさんが旅行に出られる状態ではなかったため、代わりにコンベンションのディナーでDiaperさんの名誉を讃えたそうです。

なお、Diaperさんは75歳の時にアマチュア無線のライセンスを取得されたそうで、さらに90代初めにAdvanced級にライセンスをアップグレードされたそうです。

詳しくは上記のリンク先の記事をご覧下さい。

#大変残念です。ご冥福をお祈りいたします。なお、上記のニュースによると、現在の米国最年長のアマチュア無線家はコロラド州Lakewood在住のRobert Galbasinさん(W0MHN)で、12月27日に104歳の誕生日を迎えられるそうです。

2004年10月08日

【訃報】Larry Kayser, VA3LK/WA3ZIA, SK

ARRLのサイトのニュースによると、カナダオンタリオ州Westport在住のLarry Kayserさん(VA3LK/WA3ZIA)が、10月5日に64歳で急死されたそうです。

Kayserさんは、卓越した技術、専門知識、各種の業績によって広くアマチュア無線界に知られた存在だったそうで、2001年2月には、アマチュア無線の歴史に残る136KHzにおける世界最初の大西洋横断通信を、Laurie Mayheadさん(G3AQC)との間で成功させたなどLHFの実験者として有名だったそうですが、AO-7アマチュア衛星にも深く関わっていたそうです。

また、KayserさんはFirst Class CW Operators Club(FOC)のメンバーであり、1990年代のRadio Amateurs of Canadaの会報(The Canadian Amateur)のコラムである"CW Today"の編集もされていたそうです。

さらに、KayserさんはARRL、RAC、およびQuarter Century Wireless Associationのメンバーでもあったそうです。

#また偉大なアマチュア無線家が1人この世を去ってしまいました。ご冥福をお祈りいたします。

2004年10月04日

【訃報】岡本OM(JA1CA)がサイレントキーに

QTC-Japanの記事によると、岡本次雄さん(JA1CA)が去る9月5日に、89歳でお亡くなりになったそうです。

岡本さんは、JARL理事、副会長などを歴任され、またアマチュア無線に関する沢山の著作でも知られている方だったそうです。心よりご冥福をお祈りいたします。

#なお、詳しくはQTC-Japanの記事をご覧下さい。

2004年09月20日

【訃報】鹿島OM(JA3FM)がサイレントキーに

残念なお知らせです。

今朝、当クラブの村上会長(JE3LGJ、JARL評議員)に入った連絡によると、関西のアマチュア無線界の重鎮であり、元JARL監査指導委員の鹿島OM(JA3FM)が、9月19日 午前1時30分に、心筋梗塞のためお亡くなりになられたそうです。

なお、通夜と告別式は、次のように執り行われるそうです。

【通夜】
場所 兵庫県宝塚市栄町2-10-13 「大林寺会館」
日時 9月20日(月) 19:00〜

【告別式】
場所 兵庫県宝塚市栄町2-10-13「大林寺会館」
日時 9月21日(火) 12:00〜

#筆者(7J3AOZ)は、つい先日鹿島さんが21MHzで、元気にDXを呼ぶお声を聞いたばかりでした。大変残念です。ご冥福をお祈り致します。

2004年08月26日

『訃報』「地震予知」の力武常次・東大名誉教授が死去

つれづれなるままに...の記事(及び読売新聞朝日新聞の記事)によると、CQ誌の「English for Amateur Radio」の連載で知られている力武健次さん(JJ1BDX)のご尊父で、日本の地震学の第一人者である、東京大学名誉教授の力武常次(りきたけ・つねじ)さんが、8月22日に肺炎で死去されました。

なお、葬儀は9月6日の午後3時よりカトリック松原教会(東京都世田谷区松原2の28の5)で行われるそうです。

#筆者(7J3AOZ)も年齢的にほぼ同じ年代ですので、ひとごとではありません。この場を借りまして、謹んでご冥福をお祈り致します。

2004年08月12日

【訃報】William Fanckboner, W9INN, SK

ARRLのサイトのニュースによると、W9INN Antennasの経営者として知られているWilliam E. "Bill" Fanckbonerさん(W9INN)が、7月30日に80歳で亡くなったそうです。

Fanckbonerさんは、30年に渡るモトローラ社での勤務の後、W9INN Antennasを設立されたそうで、MPD-5C-78、MPD-2、MDX-8C "hideaway" dipoleなどのアンテナで知られているそうです。また、QST誌に常時広告を出しておられたそうですので、日本でもご覧になった方は多いのではないでしょうか。

また、娘さんのRobin Randallさんによると、Fanckbonerさんは死の一週間前まで常勤でお仕事をされていたそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#ご冥福をお祈りします。なお、W9INN AntennasはFanckbonerさんがお一人で業務をされていたため、お亡くなりになったと同時に業務も終了したそうで、数週間以内にバックオーダー分の料金は返却されるそうです。

2004年08月01日

【訃報】Radio Pioneer John Kraus, W8JK, a Silent Key

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトのニュースによると、著名な電波天文学者でアンテナデザイナーであるJohn D Krausさん(W8JK)が、7月18日に94歳で亡くなられたそうです。

Krausさんは、アマチュア無線の世界ではしばしば「8JK配列」と呼ばれる双方向ワイヤー・ビームアンテナの設計者として知られているそうで、さらにKrausさんが設計したコーナーレフレクター、ヘリックス・アンテナはアマチュア無線や商用通信における衛星通信に使われているそうです。

また、Krausさんは電波望遠鏡のパイオニアであると共に、1977年に有名な‘Wow!'信号を受信した、米国オハイオ州立大学の‘Big Ear' 電波望遠鏡の父としても知られているそうです(こちらもどうぞ)。

2004年07月29日

【訃報】Ground Breaking President Ian Kyle, GI8AYZ/MI0AYZ, Silent Key

RSGB(Radio Society of Great Britain)のサイトの記事によると、1997年から1998年にかけてRSGBの会長であったIan Kyleさん(GI8AYZ/MI0AYZ)が、長期の療養の後、この7月23日に自宅で平穏に亡くなられたそうです。

Ianさんは、1967年にRSGBに参加した後、地方代表、Zonal会議メンバー、会員連絡委員会の議長、GB2RSニュースリーダー(アナウンサー)/マネージャーを歴任されたそうです。

なお、詳しくは上記の元記事をご覧下さい。

#謹んでご冥福をお祈り致します。

2004年07月05日

【訃報】Actor Marlon Brando, KE6PZH/FO5GJ, SK

ARRLのサイトのニュースによると、「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」などへの出演で知られる俳優であるマーロン・ブランドさん(KE6PZH/FO5GJ)が、7月1日にロサンゼルスの病院で80歳でサイレントキーになったそうです(asahi.comの記事はこちら)。

ブランドさんは、FCCのデータベースには Martin Brandeauxと言う名前で登録されているそうで、上記のコールサインで世界中に知られていたそうです。また、近年は、French Polynesia(FO)にあるご自分が所有している島より、たびたびQRVしていたそうです。

なお、詳しくは上記の記事をご覧下さい。

#ブランドさんがアマチュア無線家だったと言う事は、筆者(7J3AOZ)は知りませんでした。いずれにしましても、ご冥福をお祈りします。

2004年06月03日

【訃報】Oldest Amateur in US--Byrl "Tex" Burdick, W5BQU, SK

ARRLのサイトのニュースによると、米国最年長のアマチュア無線家として知られている、テキサス州エルパソのByrl "Tex" Burdickさん(W5BQU)が、5月30日にサイレントキーになられたそうです。なお、年齢は103歳だったそうです。

4分の3世紀の間アマチュア無線家だったBurdickさんは、親切な人柄と若々しい外見で知られていたそうで、昨年の9月に103歳の誕生日を迎えた時には、ARRLの会長かつテキサス州民であるJim Hayniさん(W5JBP)が、ARRLを代表して祝辞を送ったそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#残念なニュースでした。でも、筆者(7J3AOZ)は死ぬまでハムであり続けたBurdickさんを見習えれば...と思っています。

2004年02月20日

【訃報】SGC founder, president Pierre Goral, KI7UA, SK

ARRLのサイトのニュースによると、ユニークな小型トランシーバーであるSG-2020や、日本のアパマンハムにおなじみのThe Smartuner™ Family(SG-230やSG-239)で有名な米国のアマチュア無線機器メーカーであるSGC Incの創設者の一人で、現社長だったPierre Goralさん(KI7UA、ex-N7VRJ)が、2004年2月12日に67歳でサイレントキーになったそうです。

GoralさんはDon Stonerさん(W6TNS)と共に、SGC社を1971年に創設(創設時の会社名は、Stoner-Goral Communicationsだったそうです)したそうで、SGC社はGoralさんの死を伝える発表の中で「彼はRFエンジニアリングの分野での、国際的に認識されたデザイナー、企業家、そしてリーダーだった」と伝えたそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先のニュースをご覧下さい。