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2004年12月21日

日本大学のCubeSat SEEDS打ち上げが延期

JARLのサイトのニュースによると、

2004年12月に、打ち上げが予定されていた日本大学のCubeSat SEEDSの打ち上げが、2005年3月以降に延期されることになりました。
と言う事です。

延期の理由は、アメリカで開発している衛星の搭載用装置の開発が遅れている事だそうで、現在の所2005年3月の打ち上げを予定しているそうですが、最終的に時期が確定した訳ではないそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#CubeSat SEEDSのサイトによると、SEEDSは『Downlinkに437.185MHz、UplinkにVHFのアマチュア無線帯を使用し日本大学内だけでなく世界中の方々にSEEDSの利用を楽しんでいただき、そのデータの集計を行います。』と言うアマチュア通信衛星でもあるので、アマチュア無線家としてはちょっとがっかりなニュースですね。しかし、いずれは打ちあがるでしょうから、楽しみに待ちましょう。

BPL電灯線ネットワーク解禁?

熊谷OM(JE1CKA)のWeblogであるクレージーこんてすたーズ (Crazy Contesters)の記事によると、

総務省は2006年から電灯線によるインターネット接続(BPL: Broadband over Power Line)を宅内に限って認める方針で、来年早々研究会を発足させるらしい。

と複数のメディアが伝えているそうです(日本経済新聞社の該当記事はこちら)。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#ちょっと待ってくれよと言う感じですね。アマチュア無線家にとっては死活問題ですので、筆者(7J3AOZ)はみんなで反対の声を上げる必要があると思います。なお、いかにBPLが電波通信に壊滅的な打撃を与えるかと言うデータは、「電力線インターネット=電力線搬送通信について考えるページ」や「HF-PLC Watching Site」をご覧下さい。

追記:CQ ham club ニュースJA8NKQ's weblogJA6REXのひとりごとMedia Network Weblogそらねっと通信局テルミンとJAZZでも、この件が取り上げられています。

追記:米国におけるBPLについては、KD7TCIの無線日記(最近更新がなくてちょっと寂しい(笑))の、こちらこちらこちらの記事が参考になります。

追記:武藤OM(JH5ESM)のサイトのバナーを掲載させて頂きました。武藤OMのサイトの趣旨に賛同される方は、サイトにこのバナーを掲載して見てはいかがでしょうか?

追記:JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトでも、この件について触れられています。

今後も引き続き各種の実験をおこなって、詳細なデータを収集する必要があると認識されておりますので、さる12月21日付けの日経新聞に記載された「2006年解禁へ」との内容については、まだそのように決定されておりません。

と言う事ですので、日経の記事は勇み足と言う事なのかも知れません。

2004年フィールドデーコンテストの結果が発表

JARLのサイトに、今年のフィールドデーコンテストの結果が発表されています。

池田市民アマチュア無線クラブは、長年守りつづけたマルチオペオールバンド(XMA)関西1位の座を、JE6EKC/3に奪取されてしまいましたが、全国5位に入賞させて頂きました。

今年のフィールドデーコンテストで、JH3YKV/3と交信して頂きましたみなさんには心よりお礼を申し上げます。なお、QSLカードはJARLビューロー経由で順次発行させて頂いておりますので、少々お待ち頂ければ幸甚です。

なお、気になる関西勢の上位入賞局は、以下の通りです。

電信部門 CA シングルオペ オールバンド
2位 JR3EOI/3
電信部門 C7 シングルオペ 7MHzバンド
3位 JQ3NSU/3
電信部門 C21 シングルオペ 21MHzバンド
1位 JR3UIC/3
電信部門 C28 シングルオペ 28MHzバンド
2位 JE3LUA/3
電信部門 C144 シングルオペ 144MHzバンド
1位 JJ3JHP/3、3位 JP3NOJ/3
電信部門 C430 シングルオペ 430MHzバンド
3位 JH3EUJ/3
電信部門 CS シングルオペ シルバー
1位 JA3AA
電信電話部門 X14 シングルオペ 14MHzバンド
2位 JF3IYW/3、3位 JL3TEM/3
電信電話部門 X21 シングルオペ 21MHzバンド
3位 JG3MMD/3、4位 JL3VUL/3
電信電話部門 X430 シングルオペ 430MHzバンド
1位 7L1FFN/3、3位 JE3ASB/3
電信電話部門 XMA マルチオペ オールバンド
4位 JE6EKC/3、5位 JH3YKV/3
電信電話部門 XM2 マルチオペ 2波
1位 JA3YCT/3

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#JE6EKC/3は当クラブの雲井さんのコールサインです。恨みますぜ(笑)>雲井さん

追記:クラブ対抗(地域クラブ)では、当クラブは現在の所は全国1位のようです(全クラブでは5位...丸亀高校物理部の後につけてますね)。

JARL秋田県支部主催「第14回VUオール秋田QSOパーティ」

JARL秋田県支部のサイトによると、同支部では2005年1月2日の09:00〜21:00にかけて、JARL主催のQSOパーティーに併設して第14回VUオール秋田QSOパーティを開催するそうです(リンク先のページをスクロールダウンすると規約が掲載されています)。

なお、このコンテストの周波数帯は50MHz以上で、参加資格は秋田県内で運用するアマチュア局とSWLになるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

JARL渡島桧山支部 モールス講習会

JARL渡島桧山支部のサイトによると、同支部では2005年1月4日〜21日にかけて144MHzのFMを使用したCW入門講座を開催するそうです。

講師は佐々木OM(JH8CBH)他を予定しているそうで、

145MHzのFM波で、毎日21:00から15分間、無線を使って講習を行う。

と言う内容だそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#なお、先日お伝えしました、12月12日に開催された渡島桧山支部主催のホームページ(Weblog)作成講習会の様子が、こちらで紹介されています(WMPによる動画もあります)。

【中越地震関連】見附の緊急用レピータ役目が終わり停波

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)新潟県支部のサイトによると、

見附災害対策本部(本部長 見附市長)からの要請に伴い、信越地方本部、JARL技術課、運用課そして信越総合通信局の絶大なる援助を頂き超法規的な処置で緊急開設されていたレピーターJP0YDL周波数439.90MHzは、同災害対策本部での非常通信の必要性がほとんど無くなったと判断され12月13日(月)をもって、市役所内に設置のクラブ局の撤去と共に、レピータも停波し撤去されました。
と言う事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

現千葉県浦安市市長の松崎秀樹さんがアマチュア無線局を開局

QTC-Japanの記事によると、東京ディズニーリゾートで有名な千葉県浦安市の現職の市長である松崎秀樹さんがアマチュア無線局(JA1IOI)を開局されているそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先の記事をご覧下さい。

North American QRP CW Club(NAQCC)

The Canadian Amateur Radio Bulletinによると、今年の10月にTom Mitchellさん(KB3LFC)とJohn Shannonさん(K3WWP)によって、新しいQRPクラブであるNorth American QRP CW Club(NAQCC)が設立されたそうです。

このクラブは、QRP、CW、ワイヤーアンテナと言う最小の構成でのアマチュア無線を楽しむためのクラブだそうで、会費は無料、そして全世界のアマチュア無線家に門戸を開いているそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#色々とユニークなアワードやコンテストを企画されているようです。なお、NAQCCへの入会はWebフォームから行えますので、ご興味のある方は入会して見てはいかがでしょうか?。筆者(7J3AOZ)は早速入会申し込みしちゃいました(笑)

追記:会員リストによると、無事筆者は登録されたようです(#484)。

追記:Kenji Rikitake's Cyberscope Blogの記事によると、力武さん(JJ1BDX、K1BDX)も入会されたそうです(#517)。

追記:会員リストによると、柴田さん(JL3AMK)も登録されたようです(#540)

追記:会員リストによると、谷口さん(JE1TRV)も登録されたようです(#659)

Jのラオス生活

東京工業大学無線研究部(JA1YAD)の7N4PNA局が、ラオスの古都であるルアン・プラバン(世界遺産)でユネスコが行っている調査のため、現在ラオスに滞在されているそうですが、そのラオスでの生活の様子を「Jのラオス生活」で現地から掲載されています。

#残念ながら現地からのQRVは出来ないようですが、大変楽しい内容ですので是非ご覧下さい。

N1MM掲示板

クレージーこんてすたーズ (Crazy Contesters)の記事によると、有名なコンテスト用ロギングソフトウェアである、N1MM Free Contest Loggerの各種質問を受け付ける「N1MM掲示板」を、熊谷OM(JE1CKA)が開設されたそうです。

また、

また、便利な機能の紹介や、設定のKnowHowについても、順次書込んでいきたいと思います。
と言う事ですので、N1MM Free Contest Loggerをお使いになっている方は、定期的に上記の掲示板を訪れてみてはいかがでしょうか?

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

先日お伝えしましたように、N1MM-Loggerメーリングリストも開設されています。

JARL事務局の年末年始の休業について

JARLのサイトによると、

JARL事務局では、12月29日〜1月4日までを年末年始の休業とし、新年は1月5日から業務を開始します

と言う事です。

#JARLにお問い合わせなどをされる方はお早めに。