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2004年12月14日

アンダマン島(VU4) DXペディションにおけるCWの運用(続報)

つれづれなるままに...の記事によると、先日お伝えしましたアンダマン島(VU4) DXペディションにおけるCWの運用が、本日21MHz帯において行われたようです。

上記の記事によると、やはりCWの運用は得手ではないようで、SSBでリストを取った後で1局ずつQSOをするスタイルでの交信になったようですが、電信でQRVしているのはあくまでも先方の好意ですので、指定無視や相手が取れない速度での送出は控える必要があると思われます。

#くれぐれも、相手あってのQSOである事をお忘れなく。なお、DXSummitを見た限りでは、やはり辟易してQRTしてしまったようですね。残念な事です。

NORADによるサンタクロース追跡ミッション

2006年12月25日追記:2006年の記事はこちらです。

米軍のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)による、世界中の子供たちのためのサンタクロース現在位置追跡ミッション(Norad Tracks Santa)ですが、50回目を迎える今年も例年のように行われるそうです(詳しくは、こちらへ。日本語です。)

このサンタクロース現在位置追跡ミッションは、サンタクロースとお話が出来ると宣伝した地元のお店が、広告に間違ってNORADの前身である中央防衛航空軍基地(CONAD)の司令長官のホットラインの電話番号を載せてしまい、子供からの電話を受けた司令長官のハリー・シャウプ大佐が、事情を察してサンタクロースが北極から南へ向かった形跡があるか部下にレーダーで調べさせた結果、本当にサンタクロースがいた形跡があった所から始まったそうで、1958年にNORADが誕生した後もこの伝統は受け継がれているそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#筆者(7J3AOZ)は、こう言う一面があるからアメリカ人(及びアメリカと言う国家)を嫌いになれないのです。このニュースは、昨年もお伝えしました。う〜ん、1年があっという間ですねぇ(笑)

OH9SCL(Santa Claus Land)

Fi-flag.png

今年もクリスマスシーズンたけなわですが、425DXNewsによると、サンタクロースによる恒例のOH9SCL(Santa Claus Land)の運用が、フィンランドのArtic Circleから12月17日から19日にかけて行われるそうです。

オペレーターはN7NG、OH2BH、OH3BHL、OH9KL、OH9MDV、OH9MM、OH9RJ、OH9VCのみなさんだそうで、運用はオールバンド/オールモードで行われるそうです。

なお、QSLカードはOH9UV宛に送って欲しいとの事です。

New Military Radio System....Trouble for Garage Door Openers

The Canadian Amateur Radio Bulletinによると、米軍で使用が開始された新しい通信システムが、米国中の家庭で使われているガレージドア開閉装置に障害を与えると、CGC Communicatorが報告したそうです。

この390MHz帯を使用している新しい通信システムは、すでに全米100箇所の軍事基地で使用されているそうですが、この周波数帯は開閉装置の無線リモコンと共用されているそうで、ペンタゴンの情報筋の話では、基地の周辺10マイル(約16Km)で開閉装置に障害を与える可能性があるそうです。

なお、この周波数帯では軍事通信が一次業務で、開閉装置は二次業務として割り当てられているそうですが(逆だったら大変ですね(笑))、この開閉装置は全米の少なくとも5000万世帯で使用されているそうで、開閉装置のメーカーは懸念を示しているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#う〜ん、なんでまたそんな危なそうな周波数を米軍は選んじゃったんでしょうねぇ(笑)

South Africa...Pretoria Radio Amateur rewarded for assisting the blind

The Canadian Amateur Radio Bulletinによると、南アフリカ共和国のNico du Toitさん(ZR6AFJ)は、視覚障害を持つハムのための音声出力付きSWR計の開発によって、Amateur Radio Community Service Awardを受賞されたそうです。

Nicoさんは、視覚障害を持つハムがアンテナの実験や調整を行えるようにして、この趣味を充分に楽しめるようにと考えてこの装置を開発したそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先の記事をご覧下さい。

#この賞は、South African Amateur Radio Development Trustが、Nicoさんが受賞したSWR計のようなコミュニケーションに役立つ装置の開発や、スポーツイベントや災害時のアマチュア無線の貢献を促進するために制定したそうで、毎年行われるそうです。

SO2005交信賞とスペシャルオリンピックス冬季世界大会賞

JARL長野県支部のサイトによると、JARL長野県支部アワード委員会は、長野市を中心とする地域でスペシャルオリンピックス冬季世界大会が開催される事を記念して、「SO2005交信賞」、「スペシャルオリンピックス冬季世界大会賞」の2つのアワードを発行するそうです。

「SO2005交信賞」は、2004年7月12日以降にスペシャルオリンピックス冬季世界大会特別記念局運営委員会に事前登録したSO公式アマチュア無線局(/SO2005)と30局以上交信する事が条件で、交信開始時間の入ったログの写しの提出で申請が可能だそうです。

「スペシャルオリンピックス冬季世界大会賞」は、2004年7月12日以降にスペシャルオリンピックス冬季世界大会特別記念局運営委員会に事前登録したSO公式アマチュア無線局の発行する特定QSLカード(ABC)3種類を異なる局から得る事が条件だそうです。

なお、詳細は上記のリンク先をご覧下さい。

#3種類のQSLカードのデザインについては、こちらのペーシをご覧下さい。

SOマラソンコンテスト

JARL長野県支部のサイトによると、JARL長野県支部コンテスト委員会は、長野市を中心とする地域でスペシャルオリンピックス冬季世界大会が開催される事を記念して、SOマラソンコンテストを開催しているそうです。

このコンテストは、2004年12月1日より2005年3月5日にかけて、スペシャルオリンピックス冬季世界大会特別記念局運営委員会に事前登録したSO公式アマチュア無線局(/SO2005)であり、かつJARL会員である方が参加できるコンテストだそうで、期間中にいかに沢山の局と交信するかを競うと言うルールだそうです(同一局との交信は、バンド/モードが異なれば有効)。

なお、優勝、2位、3位、各エリアの優勝者には賞状と副賞が、ブービー賞には副賞が贈られるそうです。

ルールなどの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

#筆者(7J3AOZ)とXYL(JN4QIN)は、各エリアの優勝者には...と言う所につられまして、先ほどSO公式アマチュア無線局に登録致しました。7J3AOZ/SO2005と、JN4QIN/SO2005が聞こえましたら是非呼んで下さいませ。なお、登録局リストによると、当クラブのメンバーでは他に澤口さん(JR3TVH)、松尾さん(JE3EJC)のお2人が登録されているようです。