「ARISSスペースコンタクト」Weblogの記事によると、ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)ロシアチームのメンバーであるSergey Samburovさん(RV3DR)が、同チームとRoscosmos/Energia社により、12月25日と26日に宇宙開発関連のアマチュア無線イベントである「Space Patrol」を開催し、国際宇宙ステーション(ISS)からのアマチュア局の運用と地上の宇宙開発関連施設からのアマチュア局の運用を行うとアナウンスしているそうです。
このイベントで運用される地上局は、Energia社のKorolev基地から運用されるR3K(12月25日のみの運用)と、モスクワ近郊の「星の町」から運用されるRK3DZBがあるようで、12月25日には、RK3DZBより宇宙飛行士であるSergei Krikalev,さん(U5MIR)、Yuri Usachevさん(RW3FU)、Alexander Kaleriさん(U8MIR)の運用が予定されているそうです。 また、運用時間は、12月25日と26日の両日とも12:00(UTC)から、運用する周波数は、7.080MHz(ロシア側の送信は7.08 or 7.09MHz、受信は7.290MHz) 、14.180 or 14.290MHz、21.280 or 21.390MHzになるそうです。
また、ISSのアマチュア無線局であるRS0ISSは、東欧・西欧向けの特別なパスを設定し、現在ISSに滞在しているフライトエンジニアのValery Tokarevさんが運用を行うそうです(日本からは交信は難しいと思われます)。
なお、このイベントは、ロシアの宇宙飛行士であるGennady Strekalevさん(U6MIR)が亡くなってから一周年である事を追悼して行われるそうで、特別なQSLカードの発行が予定されているそうです。
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