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2003年12月19日

Hams Help Rescue Sailors

米CQ誌のニュースによると、The Maritime Mobile Service Netが9月に沈没したSV Endless Journey号の乗組員の救助に、大きな役割を果たしたそうです。

14.300MHzのネット周波数上で、Endless Journey号の非ハムの乗組員からのメーデーを受信したネットの副マネージャーであるVE3IIは、浸水が激しいと言う状況を聞いた上で、すみやかに沿岸警備隊にフォーンパッチを接続し、また沿岸警備隊が現地に到着するまでの通信を、この周波数で確保し続けたそうです。

なお、船は沈没してしまいましたが、乗組員は全員無事救助されたそうです。

ガラパゴス島からのQRV

NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageによると、ガラパゴス島(HC8)からのQRVが、12月15日から1月11日にかけて行われているようです。

Mike(G4IUF)さんによって行われているこの運用のコールサインはG4IUF/HC8で、バンドは160m〜10mまで、モードはSSBとCWだそうです。

また、QSLカードはホームコールに送って欲しいと言う事です。

#Mikeさんは、学術調査団の一員として行ってらっしゃるのでしょうか?

VK Hams Lose 420 to 430 MHz

米CQ誌のニュースによると、オーストラリアにおいてアマチュア無線に対して許可されていた420MHz〜430MHzまでの周波数が、消防署の通信ネットワーク、及びモバイルデータネットワークに妨害を与える恐れがあるため、使用出来なくなるようです。

なお、残る430MHz〜440MHzの周波数に関しては、現在アマチュア無線での使用が継続出来るように、The Wireless Institute of AustraliaがACA(Australian Communications Authority)に対してロビー活動を行っているそうです。

#これは、無線IDタグとかも関係ある話かも知れませんね。日本でも同様の問題がある訳ですが、どうなるでしょうか?

HALPSK31バージョンアップ

JE4IVN児島OM開発の日本語版のPSK31ソフト、HALPSK31が12月6日にVer3.03Aにバージョンアップされたようです。

なお、このバージョンはTurbo HAMLOGのVer4.55以前には対応していないので、ご注意下さいと言う事です。

Tuna Tin 2 Kit once again available!

AMERICAN QRP CLUBのホームページによると、しばらく販売が停止していた“Tuna Tin 2”のキットが、The Maine QRP Groupの手によって再開されるようです(詳しくはこちらへ)。

"Tuna Tin 2"とは、Doug DeMaw(W1FB)さんが、QST誌1976年5月号に発表したQRP送信機で、すでに数千台のキットが販売された実績があるそうです。

なお、お値段は$15で米国/カナダ以外の人は、送料等々を直接問い合わせて欲しいとの事です。

Tuna Tin 2について、詳しくはこちらへ。

#この送信機は、まぐろの缶詰の2号缶に組み込むのが、正式なんだそうです。面白いですね。

TurboHAMLOGバージョンアップ

JG1MOU浜田OMが作成/配布されているTurboHAMLOGが、12月1日に、Ver4.55にバージョンアップされています。

なお、「マスターデータ中の消滅市町村の'*'を書き込むスペースが、今後足らなくなる町村があるため、マスターデータの構造を変更(QTHを28→34バイトにアップ)実際にQSOデータのQTH欄に取り込まれるのは、従前のとおり28バイトまでです。今までのマスターデータは使えませんのでご注意ください」との事です。