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2005年10月27日

New Foundation License, Amateur Regulatory Changes Introduced in Australia

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ARRLのサイトのニュースによると、10月19日に、オーストラリア(VK)において大規模なアマチュア無線ライセンスの再構成が行われたようです。

今回のオーストラリアにおけるライセンスの再構成は、新たに入門クラスとしてのFoundation級を新設し、Novice級とNovice Limited級を新Standard級に統合、Limited級、Intermediate級、Unrestricted級を Advanced級(最上級クラス)に統合すると言う形で行われたそうです。

なお、Foundation級のコールサインは、サフィックスが'F'で始まる4文字になるそうで、操作範囲は、80m、40m、15m、10m、2m、70cm帯の電話及び「手動で送信する」電信(キーボードやコンピュータによる送出は不可)、最大送信出力は、SSBは10W、AM、FM、CWは3Wに制限されるそうです。また、Standard級の操作範囲は、80m、40m、20m、15m、10m、6m、70cm、23cm、13cm、6cm帯のオールモードになるそうで、最大送信出力は、SSBは100W、AM、FM、CWは30Wに制限されるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#なお、オーストラリアで最初のFoundation級のライセンス取得者であるAmanda Grayさんには、その事を記念してVK4FRSTのコールサインが割り当てられたそうです。オーストラリアでは、すでにモールスの実技試験は廃止されていますが、入門者は「手動で送信する電信に限る」としている所に、アマチュア無線魂を感じますね。

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