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2006年06月14日

新潟県新潟市における非常通信

JJ0LTH's blogによると、同Weblogの筆者である関崎OMは、5月27日に谷川連峰の一の倉岳で山岳スキー中に遭難した方の救助信号を受信し、遭難者救助のためにアマチュア無線を使用した非常通信を行ったそうです。

同Weblogの記事によると、

5月27日17:20分に「助けてください」の声が 145.00Mhzより入感。それに答えて「どうしましたか」と聞くと一の倉岳の芝倉沢をスキー下山中、クレパス発見しスキーを脱いで渡ろうとした所、誤って滑落し左肩骨折又は脱臼し、アイゼンも無く動けないとの内容、更に携帯電話を所持して無いとの事で緊急無線通信に切り替え145.00Mhz非常通信と言う事で使用。

と言う事で、関崎OMは、その後すぐに警察署に連絡し、さらに5月28日の17時頃に無事遭難者が救助されるまでアマチュア無線によるサポートを続けたそうです。

なお、同Weblogの、この件の関連記事は下記の通りです。

5/28 早朝クラブ
5/29 早朝クラブ
非常通信
感謝状
新潟日報

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#この情報を頂いた方によると、『何分にも145.00での交信ですので、妨害/いやがらせ等々ありましたが、彼の人柄か、何も愚痴をこぼさず、あたりまえのごとくの行動でした』と言う事です。素晴らしい方ですよね(妨害や嫌がらせをした輩は、人間のクズですが)。筆者(7J3AOZ)は、登山者が多い地域では多くのアマチュア無線家が、非常通信による遭難者の救助のサポートを行っていると聞いております。これぞ、「アマチュア無線家魂」と言えるのではないでしょうか。

追記:「素人サテライトと仲間達」の記事に、この件に関する新潟日報の記事が掲載されています。

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