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2005年11月03日

"Top Band Dragon's Fire" signal blanketing 160 meters in Asia

ARRLのサイトのニュースによると、IARU Monitoring System (IARUMS)は、日本とその他のアジア各国、及びオセアニア各国より、160m帯のアマチュアバンド上で発信源が不明なアマチュアバンドへの侵入電波の報告を受けていると言う事です。

日本では、この侵入電波はバンド全体の広域に渡っているそうで、IARU Region 2 Monitoring System CoordinatorであるBill Zellersさん(WA4FKI)は、『"Top Band Dragon's Fire"は、10月1日より継続的に報告されており、160m帯全域を覆いつくしているためアマチュア無線業務が不可能な状態です。この信号は、米国の北西部で2004年12月に最初に受信されました。各種の報告によると、この信号は異なる場所、異なる時間に受信されており、いくつかのケースでは"gray line"伝播によって受信されているようですが、多くのケースでは毎日24時間受信されています。』と語ったそうです。

なお、オーストラリア・パース近郊では、この信号は日没後30分ほどの時間をかけてゆっくりと立ち上がってくるそうで、 夜遅くまでS7の強度で受信されているそうです。また、米国北西部では、この信号は北向きのビバレージアンテナで、1830KHz付近で受信されるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#日本における160m帯は、事実上この"Dragon's Fire"が出現しない間のみ使用出来る状態になっているようです。なお、この件に関しては、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトにも掲載されているほか、JA7AO Weblogに多くの関連記事が掲載されています。

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コメント

トラバ有り難う御座います。
昨日は停波してクリアでしたが今日また始まりました。
JARLもARRLもサイトに書き込んでくれたので広く知られるようになりましたが、お手上げの毎日が続いております。hi

松本さん、今晩は。

>お手上げの毎日が続いております。

うちにはトップバンドのアンテナがありませんので実感がありませんでしたが、松本さんの記事を読んで「大変そうだなぁ」といつも思っておりました。

松本さんの記事によると、総合通信局も動いて下さっているようですので、この問題が早期に解決する事を祈っております。

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