« アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」被災地等で非常通信 | メイン | JARL三重県支部「支部大会」 »

2005年09月08日

CQ出版社「電波障害対策基礎講座」

電波障害対策基礎講座―コモン・モード電流をいかに抑えるか

CQ出版社のサイトによると、CQ ham radioの連載「快適無線研究所」の筆者として知られる原岡OM(JJ1VKL)の著作である「電波障害対策基礎講座―コモン・モード電流をいかに抑えるか」が、9月1日に発売になったそうです。

この本は、

 インターフェアや電波障害が発生して困っているという相談が,ときおり筆者に届くことがあるといいます.無線局の環境や設備,障害発生の状況などは個々それぞれだが,多くの事例を改めて見直してみると,障害の発生状況にはいくつかの共通項があることに気づいたそうです.
 本書では,電波障害発生のメカニズムを洗い出した上で,障害への基本的な対策方法の取り方を解説していきます.現状では問題はないけれど,事前に対策をしておきたい,もしくは将来はステップアップしたいというアマチュア無線家の方にも参考になるような構成としています.

と言う事で、電波障害の基本的な知識から始まり、送受信側の対策、ハイパワー局における対策など、電波障害に関する様々なノウハウが詰め込まれているようです。

なお、お値段は2100円(税込)になるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

Google AdSence

コメント

本(商業)にしないで,Webで情報を公開するような方向に進んでほしかったです.結局,本は,商業である側面を除いても,一方通行な媒体ですから,こういう電波障害のようなケースバイケースで対応しなければならない問題では,参考程度にしかならないことが多いです.
電波障害対策は,アマチュア無線家にとって,広く,自由に(無料で),共有すべき問題と思いますが,残念です.

稗田さん、おはようございます。

>参考程度にしかならないことが多いです.

まあ、確かにそうなんですが(実際、私も現在TVIで苦しんでますし)。

ただ、最近は近くに他のアマチュア無線家がいない事も多く、基本的な電波障害に関する知識を得るためと言う観点では、書籍になった事は無駄ではないのではないかと思います。

>広く,自由に(無料で),共有すべき問題

う~ん、しかしコンピュータを使えない方が、一定の数でおられるのがアマチュア無線界の現状ですから、商業出版の書籍として供給して欲しいと言うニーズはあるんじゃないかなと思います(この本を同人で出版したら、この値段では到底出せませんから)。

ましてや、実際にどれくらい売れるかは不明ですから、この出版不況の時代にアマチュア無線に関する新刊のハンドブックが出るのはありがたいなぁと(笑)

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)