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2005年08月03日

朝鮮民主主義人民共和国(P5)と日本との交信について

平成14年8月16日に、昭和33年郵政省告示第1198号(自国のアマチュア局と他国のアマチュア局との無線通信を禁止している国等の件)が改正され、現在該当する国家は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国、以下P5とします)だけになっていますが(JARLのサイトの該当記事はこちら)、日本の電波法として実際にP5の局と交信を行う事はどうなのかと言う事を、「再びアマチュア無線を始めてみま専科」の筆者であるmotoさんが、総務省総合通信基盤局電波部移動通信課に問い合わせて下さいました。

総合通信局の回答によると、P5との交信を禁止している理由は、P5側が法律により他国のアマチュア局との無線通信を禁止しているからであり、P5側が禁止していないのであれば、日本において他国のアマチュア局との無線通信を禁止することは無いと言うことだそうです。

また、今回QRVが予定されているP5/KA2HTV(以前にP5から正式にQRVしたアマチュア局も含む)に関しては、P5内で運用されている局との交信はP5の政府が運用を許可していると言う事なので、日本のアマチュア局が交信する事に日本の電波法上の問題はないと言う事だそうです。

#情報をご提供頂きまして大変ありがとうございます>motoさん。これで安心してP5/KA2HTVを呼ぶ事が出来ますね。なお、W1VX DXing Help DeskDXバケーション掲示板に、三宅OM(JF1OCQ)が投稿された情報(US DX-MLの転載)によると、P5/KA2HTVの運用は「安全上の理由により」SSBのみになるそうで、運用は14MHz帯を中心に、1日1~2時間行われるだろうと言う事です。

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コメント

こんにちはです。
ホントに記事になってちょっと驚いています。hi
この件について、他にも色々お調べ頂き、ありがとうございました。
これで安心できましたが、SSBのみですかぁ・・・
最後のオチがこう来るとは・・・_| ̄|●
私の場合、このような展開になるのは日常茶飯事ですが・・・
更に14MHz中心とは・・・

motoさん、まいどです(笑)

>ホントに記事になってちょっと驚いています。
この件は、以前から妙な「都市伝説」になっていましたので、これではっきりしたと言う事で記事にさせて頂きました。総合通信局に問い合わせまでして頂きまして、大変恐縮しております(汗)

>更に14MHz中心とは・・・
うちも14MHzには出れないですから、少し残念ですね。でも他のバンドにも出てくるでしょうから、お互いチャンスを待ちましょう(笑)

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