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2005年04月01日

Amateur Radio Links Earthquake-Stricken Island with Outside World

ARRLのサイトのニュースによると、3月28日の深夜(日本時間、3月29日未明)に発生したインド洋を震源とするマグニチュード8.7の大地震で大被害を受け通信回線が途絶しているインドネシアのNias島で、Indonesian Amateur Radio Emergency Service(IARES)のボランティアがNias島と北スマトラとの間をVHF帯を使用した通信で接続したそうです。

ジャカルタにあるOrganization of Amateur Radio for Indonesia (ORARI)本部は、今回の地震が起こった直後に、全てのONARI会員にNias島に対する援助と非常通信が行われる周波数帯の保全を呼びかけたそうで、ヘリコプターでNias島に向かったONARIのチームは、同島最大のTV塔に機器を設置し非常通信の運用を開始したそうです。

なお、発電機用の燃料の問題があるため運用は1日2時間に制限されているそうで、ORARIの北スマトラ地区議長のT. Awal Aliさん(YB6HA)は速やかに補給品と無線機器を供給する事を約束したそうです。また、Ady Susantoさん(YB6VK)が現在太陽電池を準備中だそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#現在の所、アマチュア無線を使った非常通信はVHF帯で行われているようですが、HF帯を使用する可能性もあるそうですので、日本でも注意する事をお願い致します。

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