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2004年11月30日

FCC Denies AM, SSB Bandwidth Petition

ARRLのサイトのニュースによると、米国バージニア州のMichael Lonnekeさん(W0YR)とカリフォルニア州のMelvin Ladiskyさん(W6FDR)を中心とするグループが、FCCに対してSSBとAMの帯域幅を「明確に」制限して欲しいと言う請願を提出していたそうですが、この件はFCCから拒絶されたそうです。

この請願は、一部の(所謂)コンテスターが、自己に有利になるように「故意」に広帯域のSSBを使用して、他の競争者を妨害しているが、現在の米国の法律ではSSB(及びAM)の帯域幅は明確に示されておらず、28.8MHzより下の周波数においてはSSBが最大2.8kHz、AMが最大5.6kHzの帯域幅と法で制定する事によって、こう言う行為を明確に排除したいと言う趣旨の物のようですが、FCCは「アマチュア無線が実験のために存在している以上、帯域幅の制限は自由な実験を阻害する恐れがある」として、この請願の拒絶を決定したようです。

なお、FCCのPublic Safety and Critical Infrastructure部門のチーフであるMichael J. Wilhelmさん(WS6BR)は、今回の決定に関わらず「故意で悪意のある妨害の実例では、FCCは適切な処置を講ずることを躊躇しない」と誓約したそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#そう言うせこい妨害をする人がコンテスターにいると言う事がショックですね(苦笑)。アマチュアは紳士的であって欲しいものです。なお、訳が(例によって)無茶苦茶意訳ですので、詳細は是非原文をどうぞ。

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