Sputnik I anniversary noted
ARRLのサイトのニュースによると、1957年10月4日に旧ソビエト連邦がスプートニク1号の打ち上げに成功し、世界が新たな時代に入ってから今年で47年目になるそうです。
世界で最初の人工衛星であるスプートニク1号は、おおむねバスケットボールと同じ大きさで、重さは約180ポンド(82Kg)だったそうです。また、地球周りを楕円軌道で1周するのに98分かかり、当時の世界中のアマチュア無線家は20MHzと40MHzで送信されたスプートニク1号のビーコンをモニターしたそうです。
スプートニク1号は、搭載した出力1Wの送信機からの電波を35度に展開された4本のアンテナから送信し、搭載されたバッテリーは3週間に渡って電力を供給し続けたそうで、このスプートニク1号の成功は、政治、軍事、技術、科学開発の新時代の到来を告げることになり、さらに宇宙開発の始まりと共にNASA(NATIONAL AERONAUTICS AND SPACE ADMINISTARTION)の誕生を促す事になったそうです。
なお、カナダのバンクーバーで開催されている第55回International Astronautical Congressの席上で、NASA長官のSean O'Keefeさんは、ロシアのRoskosmos space agencyのトップであるAnatolii Perminovさんに、スプートニク1号の47周年記念に当たってのお祝いを述べたそうで、さらに現在地上に縛られているNASAのスペースシャトル艦隊の代わりに、ロシアがISS(国際宇宙ステーション)を維持するための努力を続ける事で合意したそうです。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#1957年の時点では筆者(7J3AOZ)はまだ生まれてませんでした(笑)。ところで、来年の第56回International Astronautical Congressは、日本の福岡で行われるそうです。一般人の見学は出来るのかしらん。