« 青山学院初等部によるARISSスクールコンタクト(続報) | メイン | D-STAR管理サーバーへのコールサイン登録について »

2004年09月15日

ISS ham gear again in repeater mode

ARRLのサイトのニュースによると、現在ISS(国際宇宙ステーション)に搭乗している米国の宇宙飛行士である、Mike Finckeさん(KE5AIT)のリクエストによって、ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)のフェイズ2機器(KENWOODのTM-D700E)が、先日に引き続き、U/V (Mode B) FM音声レピーター(EasySat)として設定されるそうです。

ISS Ham Radio ProjectのエンジニアであるKenneth Ransomさん(N5VHO)は、「ARISSチームは、Mikeさんのアクティビティが、このモードを使用する事によって上がる事を期待しています。また、このモードでは地上局がISS経由で地上局同士のQSOをするチャンスと、さらにMikeさんとQSOをするチャンスが増加するでしょう」と語っているそうです。

なお、レピーターのダウンリンク周波数は145.800MHz、アップリンク周波数は437.800MHz(CTCSSトーンは不要)になりますが、アップリンク周波数は、ドップラーシフトのために、ISSとのパスの最初に10kHz低く(437.79MHz)なり、パスの最後に10kHz低く(438.81MHz)なるそうで、これはダウンリンクとちょうど逆になる事に注意して欲しいそうです。

また、RS0ISSパケット・システムは、9月17日の午前中に停止され、今回のレピーター運用実験終了まで利用が出来なくなるそうです(これはRS0ISSはフェイズ2機器で運用されているからだと思われます)。

詳しくは、上記のリンク先をご覧下さい。

Google AdSence