AO-7 turns 30!
eHam.netのThe ARRL Letter, Vol 23, No 03の転載によると、1974年11月15日に打ち上げられ、バッテリーが故障するまで、1981年まで稼動したAO-7アマチュア衛星が、昨年の中頃に息を吹き返したそうです。
AO-7は「半稼動状態」にあるとAMSAT-NAは考えており、Jan Kingさん(W3GEY)のレポートによると、AO-7は現在太陽電池板の電力のみで稼動しており、したがって日光が衛星に当たっているときのみ使用できるそうです。
AO-7は145.850〜145.950MHzのモードAアップリンク周波数、および29.400〜29.500MHz(CW/USB)のダウンリンク周波数を持っており、衛星のビーコン周波数は29.502、145.972、435.1及び2304.1MHzだそうです。
地上管制官はAO-7のいくつかのコマンドを活性化する事が出来たそうで、それはモードBトランスポンダを含んでいるそうです。
なお、AO-7は今年で打ち上げから30周年を迎えるため、AMSAT-NAは特別記念QSLカードを発行する予定だそうです。
#30年間も宇宙空間にあって、バッテリー故障後は軌道修正もなし宇宙空間を飛行し、しかも生き返るとは...すごいですね。