AO-40 Still Ailing
昨日のニュースでお伝えしましたように、現在(恐らく急激な温度変化によるメインバッテリーのショートにより)AO-40(Phase-IIID)アマチュア衛星が沈黙しているのですが、ARRLのホームページのニュースに続報が出ています。
AO-40 command teamのStacey Millsさん(W4SM)は「私たちは、現在衛星のメインバッテリーが破滅的な異常を示していると理解しており、メインバッテリーを切り離して、補助バッテリーをメインバスに接続する努力を続けている。」とAMSAT-DLのWEBサイトで語ったそうです。
現在、AO-40の地上管制チームは、補助バッテリーを接続するために衛星に搭載されたコンピュータ制御システムに、"blind command"(これは衛星がレスポンスを返せないからでしょう)を送り続けているそうですが、このシステムは電圧が20V未満で作動する設計になっていないため、S-band(2.4GHz)の送信機を再起動するのは、非常に難しい試みのようです。
なお、詳しくは、上記の続報をご覧下さい。
#う〜ん、かなり復旧には時間がかかりそうですね。AO-40チームの努力に期待しましょう。