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2006年12月19日

NIKKEI NET IT+PLUS「電力線通信はどこまで使えるか?」

NIKKEI NET IT+PLUSに、技術評論家の田村 安史さんによる下記の記事が掲載されています。

電力線通信はどこまで使えるか?(前編)--松下のPLCアダプター「BL-PA100」を試す
電力線通信はどこまで使えるか?(後編)--無視できない電波漏洩や混信

技術者としての冷静な視点で書かれた大変良い記事だと思います。是非ご覧下さい。

#この記事の存在は、「yamada_radio_clinic」の記事で知りました。Yamadaさんの記事でも触れられていますが、上武大学大学院・池田信夫客員教授のWeblogの記事「アマチュア無線って必要なのか」と対照的な記事になっていると、筆者(7J3AOZ)は思います。

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コメント

この池田客員教授の記事って、245もSPAMでないコメントが着いてますね^^; 元記事は事実誤認っていうか、アマチュア無線に対する悪意に満ちてますから当然かも。
それにしても、一時期はPHSの電波さえ、人体に悪影響があるんじゃないかなんて心配していた人がいたのに、あんな汚らしいHF帯の電波をまき散らすPLCは気にならないんでしょうかね^^;;

だいたい、「これこれの趣味が必要なのっ?」てな疑問の呈し方は、良識ある人はしないと思いますが。趣味は違う趣味の人には全く必要ないのが当たり前です。

今晩は。

この方は、(要約すると)「あらゆる電波資源はインターネット接続のためのみに使われるべきだっ」と言う主張をされているようで、それ以外の(この方が言う所の)レガシーな使用方法は、全て既得権益を主張する団体による悪事の結果であると言うスタンス故に、こう言う事をお書きになったのではないかと思います。

>良識ある人はしないと思いますが。

まあ、普通はしないと思いますが、人の良識と言うのは環境と性格に左右されますから(苦笑)

トラックバック&リンクをどうもTNX

技術畑の人のまともな記事は貴重ですねー.
私らがいくら同じことを書いても既得権にすがりつく老人の悪あがきのように言われる,ナメられたもんですHi
かのセンセのご意見は自爆したようなものとスルーしてます.

池田氏も田村氏も、ともにあっち側の業界で長いおつきあいがありまして、それぞれの主張の意味するところは理解できます。

池田氏の「あらゆる電波資源はインターネット接続のためのみに使われるべきだっ」と言う主張についても、「あらゆる電波資源」という点が氏の技術畑に対する知識範囲の限界とともに、そうした極論を提示して議論を起こさせる氏の戦術でもあるのですが(笑)、従来の周波数毎に各種サービスに割り当てていた電波行政のやり方を、デジタル化の進歩やインターネット技術の進化によって根本から変えることが出来るはずだ、という主張自身はひとつの先見ではあります。(ただし、この先見は氏によって発明されたものではなく、別の有識者からの入れ知恵なのですが・・・)

>私らがいくら同じことを書いても既得権にすがりつく老人の悪あがきのように言われる,ナメられたもんです

そうではなく、私たち名も無きひとりひとりの声が、田村さんのようなマスコミ側にチャンネルを持つ人の目にとまったからこそ、今回のような記事が世の中に出たのではないでしょうか。

若輩者が生意気申し上げましたことをご容赦願います。

> >私らがいくら同じことを書いても既得権にすがりつく老人の悪あがきのように言われる,ナメられたもんです
>
> そうではなく、私たち名も無きひとりひとりの声が、田村さんのようなマスコミ側にチャンネルを持つ人の目にとまったからこそ、今回のような記事が世の中に出たのではないでしょうか

GYUさんコメントをどうも,
私があのように書いたのは池田さんに対する皮肉ですのでHi,もちろん非力ながらこれからも主張して参ります.MNI TNX
しかし池田氏はそういうバックグラウンドなのですか,全く持論に結び付けようとして失敗した例ですね.

両主張を紹介していただき,ありがとうございます。じっくり読みましたが,一方の 250件を超すコメントはとても走り読みもできないほど(それでもあっという間に1時間 Hi)でした。なかには,匿名でも“たぶんあの人に違いない”と思うものもありました。

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