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2006年12月14日

(株)アサップシステム モールス解読器「AS-CW1」がバージョンアップ

AS-CW1at.png

(株)アサップシステムの斎藤OM(JA1LSX)からの情報によると、同社は、モールス解読器「AS-CW1(写真)」のバージョンアップを行ったそうです。

今回のバージョンアップの内容は、受信したモールス信号の速度に自動追従するオートスピード機能の追加と言う事で、

オートスピードによりエレキーによる符号の解読がお手軽になりました。これまで通りの手動スピードモードもありますので、ストレートキーや送信練習にはこれまで通りのモードをお使い下さい。価格は据え置きとなります。

と言う事です。

なお、現在同器をお持ちの方は、同社に本体を送る事によりバージョンアップ(費用は3315円)を行う事が出来るそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

TNX INFO&Photo JA1LSX

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コメント

 こんな機械に頼ってはダメですよ!機械より訓練された人間の方が機械より遙かに正確です。ちょっと練習を積めばすぐに受信出来るようになります。ちょっとの努力を惜しまないで!

田原さん、今晩は。

私もこの種の機械(MFJの奴ですが)を持っていますが、確かに弱い信号や混信があったりすると解読できなくなるものの、強い信号で正確な符号のものはそれなりに解読してくれますので、特に初心者のうちはQSOに使うと安心出来る部分はありました。

実際のQSOをこの機械で解読しながら受信練習をすると言う方法で、それなりに楽にラバースタンプも覚える事ができましたし、個人的にはこの手の機械は役に立たないとは言えないと思っています。

#もちろん、この種の機械は「個性的な」符号には全く対応できませんが、初心者は自分の脳みそでもその手の符号は解読できませんし(笑)

 誠に遅いRESですみません!
 お気持ちとしては判るのですが、初心者のうちの「安心出来ない」緊張感が上達を早めるのです。日頃PCのトレーナーなどで練習するより実戦をしなさいと申し上げるのはそこです。ある程度のレベルに達する僅かの期間だけほんの少しの努力をすれば良いのです。QSOを楽しみながら!

 「個性的な」符号は論外です。モールス符号に個性があってはならないと思っています。一部のOMの中には個性を肯定させる方もいらっしゃるようですが、度が過ぎた符号は符号ではなくなります。それではどこが限界点かというとそれは受信する方に個人差がありますから、個人差があるのは符号とは言えないと思います。

田原さん、おはようございます。

実際にモールス通信(の技能とセオリー)を覚えるアプローチは人それぞれだと思いますし、機械を使おうがPCのトレーニングソフトを使おうが、自分に合った方法であればいいのではないかと思います。

それと昔(失礼!)モールスを覚えた方は、確かに実際のQSOをしながら覚える事が出来たのだろうと思いますが(そして、その方が楽しいのもわかりますが)、最近は「個性的な符号」の方や、全く速度を相手に合わせない方が一定数おられるのも事実で、初心者に優しい環境とは言えないのではないかと考えています。

先日渡米された中出さん(JA3AVO)にお聞きしたのですが、米国ではノビスバンドにおいて、ゆっくりした速度(5wpm~10wpm程度)でのんびりと平文でのチャットをしている局が、かなりの数おられるそうです。こう言う環境があれば、田原さんの言われる方法も一般的な手法としてお勧めできると思うのですが...。

また、今回は揶揄の意味合いで「個性的な」と言う単語を使いましたが、私は、遊びとしての個性的な符号(交信する相手が理解できる範囲での個性)はあっても良いと思っています。

#特にストレートキーを使っている場合には、あっても良いんじゃないかと(せっかく人間が打鍵している訳ですし)。もちろん、相手局が全くデコードできない符号を送信するのは論外ですが(でも結構いたはりますよね(笑))。

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