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2006年10月06日

CEATEC JAPAN 2006におけるPLC-Jブースの模様

土屋OM(JA2GXU)より、現在幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2006」における、PLC(高速電力線搬送通信)の推進団体であるPLC-J(高速電力線通信推進協議会)ブースの写真を頂きましたので、下記に掲載させて頂きます。

PLC1.png

PLC2.png

なお、土屋OMからの情報によると、

デモではACラインをツイストペア線で使用し、電源用複巻ノイズカットトランスを使用している。また、(株)ネットインデックス・イー・エスのパンフレット中の漏洩電界許容値案では、コモンモード電流の単位が、dBuV/9kHzと表記されており、明らかに虚偽表示となっている。

との事です。

「HF-PLC Watching Site」の記事で、CEATEC JAPAN 2006における各社のデモは、電波法第100条(電線路に10kHz以上の高周波電流を通ずる電信、電話、その他の通信設備及び10kHz以上の高周波電流を使用する医療用設備、工業用加熱設備、各種設備について、原則として事前に個別の設置許可を受ける必要がある)に違反している疑いがあるのではないかと指摘されています。それと、やはり電力線として撚り線を使ったデモのようでで、実際の使用環境に即しているとは言えないのではないか...と筆者(7J3AOZ)は思っています。

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コメント

興味深い写真の掲載ありがとうございます.UTPですね^^;
機器からの電源コードだけUTP化してもしょうがないので,たぶん,今後住宅の屋内配線がUTP化されるかどうかが,使える/使えない,普及する/しないの鍵となるでしょうね.

まいどです。

>機器からの電源コードだけUTP化してもしょうがないので

いや、全くそうですよね。

>今後住宅の屋内配線がUTP化されるかどうかが

どうせなら、UTPじゃなくてSTPにしてくれないかなと(笑)

#いずれにせよ、既存の家屋の屋内配線を変更するのは至難の業だと思います(汗)。しかし、某社が12月に発売すると発表したPLCモデムに関して、某社と組んでいる某社の人間が「勝手に発表されて困惑し、抗議している」と言ってたって話も聞こえてきますし、何をやってるんでしょうね(苦笑)

既存の電力線を「そのまま使う」ことだけが電力線搬送通信の利点。電力線を張り替えれば使うと言った時点で,誰も見向きもしなくなります。そんなことにお金を掛けるくらいならイーサネットを配線すればよいですからね。通信も安定ですし,速度も出る。

PLC嫌いさん、コメントありがとうございます。

私も仰る通りだと思いますが、各種のWeb上の情報を拝見する限りでは、「便利な物なので、どんどんやって欲しい」と言う意見が多いですね。

まあ、実際に購入を検討したら、思い直す方も多いのではないかと思いますが、それでも一定数の方が(残念な事に)製品を購入されるのではないでしょうか。

#なお、コメントを頂いておりますのに大変恐縮なのですが、こちらのWeblogへのコメントは実名(乃至コールサイン)でお願いしております。どうぞご協力の程、宜しくお願い致します。

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