D-STARレピータ局の周波数が変更されます
JARLのサイトによると、実証実験を兼ねて開設されていた先行D-STARレピータ局と、DVモードを430MHz帯と1200MHz帯の2波で運用しているD-STARレピータ局の、周波数とレピータ装置識別のA/B設定が変更されるそうです。
同サイトによると、
D-STARレピータ局は、先行局が平成16年2月から運用開始し、平成17年3月以降は実用段階に入り団体局の開設募集をおこなってまいりました。先行局は実験的性格から暫定的に周波数選定をおこないましたが、団体局開設募集に当たって、レピータ委員会で検討した結果、周波数の一層の有効利用を図るために、DVモードは10kHzの間隔で選定し、DDモードは250kHzの間隔で選定をおこなう方針となりました。このため、先行局の周波数を現在の選定方法に合わせて変更する必要があります。
また、インターネットに接続された一つのレピータ局がDVモード2波(430MHz帯と1200MHz帯)で運用している場合、ネットを介したレピータ利用者はどちらかの周波数(レピータ装置)を指定する必要がありますが、その識別の設定が従来は1200MHz帯=Aまたは設定なし、430MHz帯=Bとなっていたものを、430MHz=Aまたは設定なし、1200MHz帯=Bに変更します。
との事です。
なお、今回周波数の変更が予定されているD-STARレピータは、下記のようになるそうです。
第1回目(平成18年9月4日~6日)
東京都中央区 日本橋浜町 JP1YIU
愛知県春日井市 春日井市役所 JP2YGK
大阪府大阪市住之江区 WTCビル JP3YHF
大阪府大阪市平野区 JP3YHH
大阪府東大阪市山手町 NTT生駒中継所 JP3YHJ
奈良県奈良市左京 JP3YHL
広島県広島市西区 JP4YDU
香川県高松市藤塚町 JP5YCM
福岡県福岡市南区 JP6YHL
宮城県仙台市若林区 JP7YEL
北海道札幌市白石区 JP8YDZ
第2回目(平成18年9月12日)
名古屋市熱田区 名古屋工学院専門学校 JP2YGE
名古屋市昭和区 名古屋第2赤十字病院 JP2YGG
愛知県春日井市 春日井市役所 JP2YGK
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#従来は(ある意味)中途半端なステップ数での設定でしたので、10KHzステップへの変更は利便性を考えると良い事ではないかと思います。なお、周波数の変更はおおむね9月初旬に行われるようですので、該当のD-STARレピータをご利用の方は、設定の変更をお忘れなく。