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2006年09月15日

Civilian space traveler set to try Amateur Radio from ISS after all

「ARISSスクールコンタクト」Weblogの記事によると、ARRLのサイトのニュースとして、世界で四人目の民間人宇宙旅行者として、9月18日にロシアのソユーズ宇宙船により国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう予定の、米国の女性実業家であるAnousheh Ansariさんが、ISSからアマチュア無線の運用を行うと報じられたと言う事です。

Ansariさんは、先日お伝えしましたように、当初はISSからのアマチュア無線の運用は行わないと言うリリースを出していましたが、今回のニュースによると、ISS搭載のRS0ISSを利用した第三者通信としてアマチュア無線の運用を行うと言う事で、9月22日にGeorge Washington Universityの学生との交信を行うほか、9月21日~26日の間に一般のアマチュア無線局との交信も行う予定だそうです。

なお、Ansariさんは、米国のアマチュア無線免許を持った子供たちとの交信を希望しているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#Ansariさんは、急遽ISSへの滞在が決まったため、訓練スケジュールの関係でアマチュア無線の免許を取得する事が出来なかったそうですが、(多分)ISSのアマチュア無線ライセンスを持ったクルーがサポートする事によって、第三者通信での運用が可能になったと言う事だと思います。なお、同Weblogのこちらの記事に、Ansariさんが運用運用を予定している期間における、ISSの日本各地上空通過予測時刻を知る事が出来るサイトが掲載されています。

追記:日本のARISSメンターである安田さん(7M3TJZ)からのコメントによると、

ARRLのニュースを読むと、おおむね解説していただいたようになるのですが、もう少し深読みすると、彼女はクラブ局のRS0ISSの運用許可(これが免許に相当するかどうかは不明です)を得ていると解釈できます。この解釈をしないと、RS0ISSを使用するとのことですので、米国の局(第3者ではありません)との交信ができないことになります。(ロシアと米国の間には、第3者通信の取り決めがありません。)これが、「米国の免許を持ったアマチュア局と通信をしたい」との表現になったのだと思います。
どなたか、ロシアの免許制度をご存知の方がおられませんか。特にクラブ局の運用の仕方についてご存知の方、おられませんか。

との事です。

TNX 7M3TJZ

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トラックバックありがとうございます。ARRLのニュースを読むと、おおむね解説していただいたようになるのですが、もう少し深読みすると、彼女はクラブ局のRS0ISSの運用許可(これが免許に相当するかどうかは不明です)を得ていると解釈できます。この解釈をしないと、RS0ISSを使用するとのことですので、米国の局(第3者ではありません)との交信ができないことになります。(ロシアと米国の間には、第3者通信の取り決めがありません。)これが、「米国の免許を持ったアマチュア局と通信をしたい」との表現になったのだと思います。
どなたか、ロシアの免許制度をご存知の方がおられませんか。特にクラブ局の運用の仕方についてご存知の方、おられませんか。

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