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2006年09月14日

総務省が433MHz帯アクティブタグシステムに関するパブリックコメントを募集

「クレージーこんてすたーズ」の記事によると、総務省は、「電波法施行規則及び無線設備規則の各一部を改正する省令案等に係る電波監理審議会への諮問及び意見募集」として、433MHz帯を使用するアクティブタグシステム(RFIDタグ)に関するパブリックコメントの募集を開始したそうです。

総務省のサイトによると、

 総務省は、本日、433MHz帯を用いたアクティブタグシステムの導入のため、電波法施行規則及び無線設備規則の各一部を改正する省令案等について電波監理審議会(会長:羽鳥 光俊 中央大学 理工学部教授)へ諮問しました。
 つきましては、諮問した電波法施行規則及び無線設備規則の各一部を改正する省令案等並びにその他関係する省令案及び告示案について、本年10月13日(金)までの間、意見を募集することとします。

との事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#JARLがこの件に関して神戸港で行った実証試験の様子が、「JA3DOのココログ」の記事に掲載されています。この433MHz帯を使用するアクティブタグの規格は、現在米国(及び米軍)主体で推し進められているのですが、国土の狭い日本においては、アマチュア無線局が蒙る電波妨害の被害のみならず、アクティブタグ側が蒙る妨害によるシステム障害や誤動作が懸念されています。

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コメント

 JARL総会での質問を聞いていたときは,RFIDに使われる周波数は1波だけのスポットだと思っていたのですが,そうではないようですね.へたをすると,FMの周波数帯に大きな影響を与えそうです.
 PLCに続き,こちらの問題も大きくなりそうですね.決して他人事ではないので,JARLにはがんばってもらいたいです.

まいどです。

元々、433MHz帯のRFIDタグに関しては、国際的に同じ周波数帯を使用するようにと言う要求が米国(米軍)から成されていますので、スポット1波と言う事はそもそも無い話だと思います。

#JARL総会でそう言う解説がされていたのだとすれば、それは説明者の勘違いか知識不足なのではないかと(汗)

>JARLにはがんばってもらいたいです.

アマチュアバンド防衛に関してJARLにがんばって頂くのはもちろんですが、個々のアマチュア無線家も、(所謂)サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)にならずに、積極的に声を上げ、行動するべきではないかと考えています。

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