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2006年03月30日

学研「大人の科学 真空管ラジオ」の製作レポート

(株)学習研究社から「大人の科学」シリーズの一つとして「真空管ラジオ」キットが発売されていましたが(限定1万台はすでに完売)、このキットを当クラブの若い衆が製作した感想レポートを頂きましたので、以下に掲載します。

以前、たぶん村上さんだったとおもいますが、予約販売で大人の科学 真空管ラジオを紹介されてたと思います。私もすぐに注文して、一昨日来ました。
今日できました。
つくる途中一番苦労したのはアンテナの部分でした。
(半田付けはありません。半田済のプリント基板です。大人の科学のこだわりのようです。)
結果;鳴りました。(たぶんできている!?)==>感動・・・。

なぜ感動したか。
・真空管のラジオ初めて作った。(でもラジオIC使ったらもっと小型やのに・・・。(笑))
・エナメル線やビニルがない時代の絶縁の銅線は銅の周りに絹があるんや・・・・。手触り最高!年配の方曰く「外おいとったらこの線腐るんや!」
・原理はわかりやすい。ブック型のコンデンサ、ポリバリコンよりコンデンサの原理が分かりやすいのでは?
・ほとんどプラスティック製ですがスピーカー。レトロチックでベリーぐっと!
・昔のひと、こんなラジヲに何万円も出して聞いてたんや!(今何ヘルツかわからない.せめて昔のカーラジオみたいにプッシュで選曲ない)
ダイソーのラジオの方が高性能!?
・ピーってなってから微調整でやっと聞ける。=>めんどくさ+ムズ!でも新鮮!

残念なところ
・真空管が光る(火を入れる?)がわからない。ヒーターに1.5V?
006P×5個=45V。006Pの電池、百均に在庫ない!?
なんで45Vの必要?3アマの試験には真空管の問題ありますがわかってません(笑)。
・電源投入確認のLED明るすぎ!暗くしても真空管光ってるのわからない。(45Vは何しとるネン!真空管=火 では?)
・おもったより音が小さかった。でもNHK第1・2は十分きこえる。
・もし、真空管だめになったら・・・・。どこに買いに? 互換品は・・・?
・興奮がやっと冷めたあとに聞きなおすと、スピーカーに問題もあると思いますが、(真空管を使ってるかといって)とりわけ音がいいようには感じない。
・職場の人にこの感動をみせたが、「おまえ変体やな」と多少ひかれた。特に20台えぇ~もん。生徒には「昔のひとはこんなラジヲきいてた」「高級品だった」変体といわれても、みせたいなぁ~。

長くなりました。みなさんはいかがでしたか?
以上 今年26歳になる若者による製作レポートでした!

#いや、20代のアマチュア無線家の正直な意見だなぁと(笑)。あまりにも面白かったので、ニュースにしちゃいました(許せ某君)。

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コメント

あまりの純粋さに感動です(T_T)

JARL メルマガで知って,1万台限定というから,市内の最大の書店に予約しました。関ハム実行委員会に出かける途中で書店によって手に入れました。説明書では,ドライバー1本で組み立てられると書いてあって,ちゃんとそれも入っています。半田ごて不要とは,信じられませんが。真空管の予備は,もはやとっくの昔からジャンクボックスにありません。
忙しくて,まだ組み立てていません。音は,低周波増幅をしっかりしたアンプにつながないことには。

「・真空管が光る(火を入れる?)がわからない。ヒーターに1.5V?」

電池管ですから,フィラメントの明かりは,ほとんど分からないでしょう。部屋を真っ暗にして,LED の光を遮るようにしてのぞき込んでください。

B 電池は,67.5V というのをよく使いました。積層乾電池です。それが品切れなので,006P 9V の電池を 5個直列ですね。

同調バリコンは,もともと複数の固定羽とその間に回転摺動する羽根がありましたが,ヒンジと 2枚のアルミ板を閉じたり開いたりとは,うまく考えたものだと思います。

単2乾電池は,予備をもっててください。

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