"Hello" Campaign Provides Rallying Point to Promote Amateur Radio
ARRL(American Radio Relay League)のサイトのニュースによると、ARRLは、全米にアマチュア無線のPRを行うための大規模なキャンペーンである「Hello」キャンペーンを開始したそうです。
このキャンペーンは、今年がReginald Fessendenさんが、1906年に世界で始めて電波で音声を送信してから100周年である事に合わせて行われるそうで、全米に「インターネットなどのテクノロジーに関わらず、世界中の不特定の人たちとコミュニケート出来るアマチュア無線を趣味とする喜びは不変である」と言う事を示すために行われるそうです。
キャンペーンの内容は、このキャンペーン専用のWebサイトのほか、ラジオでのCM放送、テレビCM、各地域での配布用のパンフレット(PDF)などで構成されるそうで、さらにキャンペーン用の自動車バンパーステッカーも用意され、全米のアマチュア無線家に協力を呼びかけているようです。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#近年、各種の大規模災害におけるアマチュア無線家の活躍によって、米国におけるアマチュア無線家の地位は飛躍的に向上しているようで、今回の大規模キャンペーンは、この勢いを加速させようと言う狙いがあるんじゃないかと思います。日本のJARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)も、これくらいの方策を打ち出して欲しいのですが...。
コメント
30秒mpeg動画版はパドルでCWを叩くカットがかっこいいですね。
非常通信重視な中身なのはちょっと抵抗がありますが。
Posted by JE4SMQ at 2006年03月16日 19:48
今晩は。
う~ん、内容が非常通信重視なのは、非常通信での活躍が、米国の一般国民に一番アピール出来る部分なので、しょうがないんでしょうね。
#実際、コミュニティの規則によるアマチュア無線のアンテナ建設禁止は、非常通信での活躍をきっかけにして、続々と撤廃されつつあるようですから。
ARRLはアマチュア無線家の利益を守るためのロビー団体でもありますので、国民にアピール出来る部分を思いっきりアピールしているんじゃないかと思います。
Posted by 7J3AOZ(JH3YKV News Editor) at 2006年03月16日 20:58