TEN-TEC「ORION II」
米国の無線機メーカーとして知られるTEN-TECのサイトで、同社の新型アマチュア無線トランシーバーである「ORION II」の発売がアナウンスされています。
このトランシーバーは、同社の「ORION」の後継機種のようで、「ORION」からの改良点は、
1)高照度TFTカラー液晶(冷陰極蛍光管(CCFL)バックライト)を採用
2)トランシーバーの制御に新型の32-bitプロセッサ(DragonBall Super VZ)を採用し、パネルからのコントロールのレスポンスや、パーソナルコンピュータからのリモート制御(RS-232C経由)を改善。
3)全く新しいファームウェアを使用。DSPのプログラムを見直す事によって、より高速かつ高解像度のバンドスコープが可能となり、さらにオートノッチ、ノイズリダクションの機能が向上。
4)全く新しいルーフィングフィルターを採用し、さらにルーフィングフィルターは状況によって切り替えが可能(20、6、2.4、1KHz)な上、オプションで1.8kHz、600Hz、300 Hzの物が用意される。
などだそうです。
なお、「ORION II」の出荷は10月が予定されているそうで、気になる価格は、566 ORION II (内蔵アンテナチューナーなし)が$3995.00(約472000円)、566AT ORION II (アンテナチューナー内蔵)が$4295.00(約508000円)になるそうです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#上記のサイトによると、「ORION」の生産はすでに終了しているそうで、現在在庫をバーゲンセール中(内蔵チューナー付きが$3599.00)のようです。