周波数使用区別改正案に対する意見募集の結果について
JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトによると、JARL周波数委員会が検討していた周波数使用区別(所謂バンドプラン)の改正案が下記(概要)のように決定したそうです。
1.9MHz帯
1907.5kHz~1912.5kHzを「CW、狭帯域デジタル区分」 に変更
3.5MHz帯
「狭帯域デジタル区分」を3520kHz~3530kHzに拡大
7MHz帯
「狭帯域デジタル区分」を7025kHz~7040kHzに拡大
注2を「7040kHzから7045kHzまでの周波数は、外国のアマチュア局との狭帯域 デジタルによる通信にも使用することができる。」に変更
10MHz帯
「狭帯域デジタル区分」を10130kHz~10150kHzに拡大
28MHz帯
29.51MHz~29.59MHzおよび29.61MHz~29.70MHzを「レピータ区分」と「広帯域の電信・電話・画像、デジタル区分」の共用に変更
50MHz帯
「EME区分」を50.00MHz~50.30MHzに拡大
「狭帯域デジタル区分」を50.30MHz~51.00MHzに拡大
「VoIP区分」を52.00MHz~52.30MHzに新設
注記の変更により、国内局同士のEMEによる狭帯域デジタル交信を可能に変更
144MHz帯
「VoIP区分」を144.50MHz~144.60MHzに新設
430MHz帯
「VoIP区分」を430.70MHz~431.00MHzに新設
「狭帯域デジタル区分」を430.50MHz~430.70MHzに変更
1200MHz帯
「レピータ区分(デジタルデータ用)」を1299MHz~1300MHzに新設
「VoIP区分」を1294.60MHz~1294.90MHzに新設
※その他、マイクロ波帯ATVレピータの実現に向けての請願やD-STARなどデジタル通信の運用周波数の整理についての答申を行う予定です。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。