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2005年06月27日

Mystery QRM Signals in Australia

eHAM.netの記事によると、オーストラリアでは、1976年代に旧ソ連のOTHレーダーが発していたパルス状ノイズ(所謂ウッドペッカーノイズ)と同様のノイズが、3.5MHz帯と7MHz帯のアマチュアバンドに対して、強力な妨害を与えているそうです。

上記の記事によると、このパルスノイズは、朝には7020~7080KHz、夜には3590~3800KHz(いずれもオーストラリア時間)に、59+10dbの強さで妨害を与えているそうで、ニュージランドとオーストラリアのハムからの報告では、このノイズはオーストラリアの北西方向で発生しているように思えると言う事です。

なお、オーストラリアの連盟であるWIAでは、オーストラリア中央部で稼動しているJORN(Jindalee over-the-horizon Defence radar)か、オーストラリアQueensland北部で先日稼動テストを開始したSECAR(Surface wave Extended Coastal Area Rador)による妨害の可能性を考えているそうで、現在アマチュア無線家によるデータ収集を行っているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#上記の記事によると、日本における妨害は少ないような表現なのですが、ネット上では日本でも妨害を受けているような記事が散見されますね。いずれにせよ、早く原因が判明して、妨害が無くなって欲しいものです。

追記:クレージーこんてすたーズの記事によると、同Weblogの筆者である熊谷OM(JE1CKA)が『7MHzを運用されている方気づきましたら、日時と信号方向をお知らせいただけませんでしょうか?VR2BGがIARUに報告していますので、JAでの状況をまとめて彼に伝えます。』と依頼されています。

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コメント

これは、日本でも十分影響がでてるようです。
最近、ノイズがひどいなぁと感じていました。

近くに何かノイズ元ができたのかなぁと思っていましたが、これかも知れませんね。

7MHzは、14MHzよりすごいDXバンドですから・・・

田中さん、まいどです。

私も、7MHzでいきなりバンド全域を覆うノイズを経験しまして、「まさかこの時代にウッドペッカーでもなかろうに」と思って、ローカルノイズだと思っていました。

>7MHzは、14MHzよりすごいDXバンドですから・・・
いや、うちのアンテナでは、国内専用バンドです(笑)

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