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2005年06月18日

Fall Launch Viewed for "SuitSat" as ARISS-US Delivers Hardware

ARRLのサイトのニュースによると、Amateur Radio on the International Space Station(ARISS)の米国チームは、先日お伝えしました「宇宙服衛星(SuiteSat)」計画(国際宇宙ステーション(ISS)の使用済み宇宙服を、手動で船外に押し出してアマチュア衛星にする計画)に提供するハードウェアの安全性試験を、NASAのジョンソン宇宙センターで行ったそうです。

計画が問題なく進行した場合、今年の秋には、世界中の学校から集めた絵、図版、デジタル写真などを収録したDVD、アマチュア無線機材、実験装置などを搭載して、ロシアのOrlan宇宙服が船外活動によって放出される予定だそうで、ARISS Internationalの議長であるFrank Bauerさん(KA3HDO)は、「今週、ハードウェアはNASAからロシアに向けて送られ、ロシアにおいて最終チェックが行われた後に、8月か9月にプログレス宇宙船によってISSに届けられるでしょう」と語ったそうです。

また、この「SuitSat」からは、事前にプログラムされたSSTVによる画像、宇宙服のテレメトリー、国際的なメッセージなどが、デジタル音声メッセージシステムとアマチュア無線の送信機( Kenwood提供)によって送信される予定だそうで、アマチュア無線家や子供たちが容易に受信できるようになっているそうです。

なお、この「SuitSat」のアマチュア局のコールサインはRS0RSになるそうで、数週間地球の周りをめぐった後、大気圏に突入して燃え尽きる予定になっているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#「SuitSat」から送信される音声メッセージは、フランス、スペイン、ドイツ、日本、ロシア、米国の学校から寄せられているそうです。これは、日本の学校の科学の教材に最適なんじゃないかなぁ...学校の先生をされているアマチュア無線家の方は、「SuitSat」の電波の受信を課外授業に取り入れて見てはいかがでしょうか?

追記:ARISSメンターの安田さん(7M3TJZ)のコメントによると、『この音声メッセージには、各国語各々20秒で地球に向けての挨拶とSpecial wordが含まれています。音声を受信して、このSpecial wordを当てるというのも面白いかもしれませんね。』と言う事です。さて、日本語のSpecial wordは....。

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コメント

こんにちは
この音声メッセージには、各国語各々20秒で地球に向けての挨拶とSpecial wordが含まれています。音声を受信して、このSpecial wordを当てるというのも面白いかもしれませんね。
さて、日本語のSpecial wordは、なんでしょう。

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