First 47-GHz moonbounce QSOs announced
ARRLのサイトのニュースによると、Al Wardさん(W5LUA)、Barry Malowanchukさん(VE4MA)、Gary Lauterbachさん(AD6FP)、Sergei Joutiaevさん(RW3BP)で編成されたチームが、世界最初の47GHz帯におけるEME(月面反射)通信に成功したと発表したそうです。
Sergeiさんは、2004年の8月に初めて47GHz帯において月面からのエコーを受信したそうで、さらに同月に、Sergeiさんの信号がAD6FP、W5LUA、VE4MA、VE7CLDの各局によって受信され、その後チームの各局と頻繁にテストを行った結果、4月16日に完全なCWによるQSOが成立したそうです。
また、月からの信号は±100KHzものドップラーシフトを起こしているので、受信機を追従されるのが非常に困難だったそうで、周波数はGPS制御、ルビジウムによる周波数ロック、TVの同期信号によるフェイズドロックされた発信器などで制御を行ったそうです。
なお、RW3BPは2.4mのパラボラアンテナと出力100W、AD6FPは1.8mのパラボラアンテナと出力30W、 W5LUAとVE4MAは2.4mのパラボラアンテナと出力30Wと言う設備で、今回の交信を行ったそうです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#この件の詳報が、JA5FNX's Placeの記事として掲載されています。