アマチュア無線技士国家試験における電気通信術(モールス電信)の試験方法の変更案に対する意見の募集
総務省のサイトで、「アマチュア無線技士国家試験における電気通信術(モールス電信)の試験方法の変更案に対する意見の募集」と言う事で、昨年行われた世界無線通信会議(WRC-2003)において改正された、「主管庁は、アマチュア局を運用するための免許を得ようとする者にモールス字号によって文を送信及び受信する能力を実証すべきかどうか判断する。」と言う項目に対応した、日本国内における法律の変更に対するパブリックコメントが募集されています。
なお、変更案の概要は、
1)1、2アマの電気通信術の試験は、旧3アマ相当(5wpm)に
2)3アマの試験からは電気通信術を廃止(法規でモールス符号に触れる)
3)4アマは現行と全く変更なし(電信の使用も禁止)
と言う事のようです。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#噂されていた資格の統合や操作範囲の拡大は、一切考慮されなかったようですね(苦笑)。まあ、確かにほとんど現行と変わらない訳ですから、どこからも文句の出ようがない所が、日本の役所的な判断で(もちろん嫌味ですが)さすがだと思います。
追記:この件につきましては、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトにも記事が出ています。