First Australia-US QSO took place 80 years ago
ARRLのサイトのニュースによると、今年はオーストラリアと米国間での初めてのアマチュア無線での交信から、80周年になるそうです。
上記の記事によると、1924年11月3日に、オーストラリア、メルボルンのWalter Francis Maxwell "Max" Howdenさん(A3BQ、後のVK3BQ)と米国カリフォルニア州、PomonaのWilliam L. Williamsさん(U6AHP)との間で、豪州・米国間の最初の交信が行われたそうで、A3BQは出力130W、U6AHPは(当時の法律によると)出力300WのCWを使用し、また周波数は80m帯付近が使用されたそうです。
WIAのJim Lintonさん(VK3PC)が語るところによると、「当時は、政府が「役に立たない」としてアマチュアバンドに割り当てた短波帯を使用して、アマチュア無線家が遠距離交信を試みていた時期で、この最初の太平洋横断通信は非常に重要な業績だった」と言う事です。また、この交信の成功の9日後に、Howdenさんは最初の豪州・英国間の電信による交信を英国BuckinghamのE. J. Simmondsさん(G2OD)との間で成功させたそうで、さらに翌年の2月には、豪州・英国間の音声による交信を、G2ODとの間で成功させているそうです。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。