ISS Amateur Radio gear in repeater mode until September 30
ARRLのサイトのニュースによると、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているARISS(The Amateur Radio on the International Space Station)のフェイズ2設備(特殊なファームウェアを実装したKENWOODのTM-D700E)は、次のARISSスクールコンタクトが行われる予定である9月30日のお昼ごろまで、モードBレピーターとして作動するそうです。
このモードBレピータは、アップリンク周波数が437.80MHz、ダウンリンク周波数が145.80MHz、モードはFM音声で、ハンディ気程度の設備でもアクセス可能だそうですが、通信の最初から最後にかけて430MHz帯で±10KHz、144MHz帯で±3kHzのドップラーシフトがある事に注意して欲しいそうです。
なお、9月30日のARISSスクールコンタクト終了後は、ARISS設備はアップリンクが145.990MHz、ダウンリンクが145.80MHzのパケットモード(RS0ISS)に復帰するそうです。
#なお、レピーターモードに設定されている間は、現在ISSに搭乗している(ARISSスクールコンタクトでもおなじみの)Mike Finckeさん(KE5AIT)が、レピーター上にNA1SSでアクティブになる事が予想されるそうです。ISSとの交信を狙っておられる方は、とりあえず9月30日までがチャンスですね。