Australia....Harmonisation - a new slant
オーストラリアでは、2004年1月1日より、短波帯ヘアクセス出来る資格試験よりモールス要件を撤廃しましたが(これにより、下級資格でも短波帯へのQRVが可能になった)、短波帯にQRVする局が増加した一方、問題も発生しているようです。
RAC(Radio Amateurs of Canada)のThe Canadian Amateur Radio Bulletinによると、新規に短波帯にQRVを始めた局の多くが、短波帯での慣習を学ばないうちにQRVをしているため(例えば、特定の周波数は開けておかないといけないとか、短波帯では通常「チャンネル」と言う概念は使わないなど)、色々な摩擦が発生しているそうです。
Jim Lintonさん(VK3PC)は「短波帯で調和が不足しているのは、私たちの趣味の中にある異なる文化間の誤解が原因であり、調和は短期間で回復すると信じている」と述べているそうです。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#確かに、V/UHF帯のFM以外の経験が無い方には、HF帯の「無言の」慣習はわかりにくいのは事実でしょうね。なお、日本では、最下級資格でも短波帯でのQRVが可能なため、このような混乱は起こらない可能性が高いと思われます。