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2004年05月15日

「ふじ3号」に誤動作発生 データ提供にご協力のお願い

JARLのサイトのニュースによると、1996年8月17日にJARLが打ち上げた、日本の3機目のアマチュア衛星である「ふじ3号」に現在異常が発生しているようで、以下のようにデータの提供を求めているようです。

5月初旬から「ふじ3号」(FO-29)のアナログ系中継器がオフになる不具合が発生しています。衛星には蓄電池の過放電を防止するためにUVC(Under Voltage Controller)と呼ばれる制御回路があり、蓄電池の端子電圧が設定値以下となると送信機など消費電力が大きい機器の電源を自動的に遮断します。  しかし、現在発生しているアナログ系中継器の停止は、テレメトリー等のデータの解析結果からUVCの動作によるものではありません。太陽活動との関連などについて現在検証中ですが、より多くのテレメトリー・データを収集し原因の特定をおこないたいと思いますので、「ふじ3号」のCWテレメトリーデータの受信にご協力をお願いいたします。

■提供をお願いしたい内容
(1)CWテレメトリーの生データ(夜間のパスのデータを希望)
(2)アナログ系中継器の動作が確認できたパスと停止していたパスの時刻
(3)アナログ系中継器の動作が停止した時刻
(4)そのほか参考となる事項

なお、データの提出先など、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

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