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2004年01月28日

AO-40 Satellite Goes Silent

ARRLのホームページのニュースによると、AO-40(Phase-IIID)アマチュア衛星が沈黙しているそうです。

AO-40の地上管制官によると、AO-40のテレメトリーは操作バスの根本的な電圧低下を示しており、衛星は沈黙しているそうで、「AO-40は、今非常に危機的な状態である」とAMSAT-DL(独)の会長であるPeter Gülzowさん(DB2OS)は語っているそうです。現在、衛星制御チームは衛星をコントロール下に置くために努力を続けているそうです。

なお、「ある種のドミノ現象で、より多くのバッテリー・セルがショートした」とAMSAT-DLは考えているそうで、この極端な低電圧状態のために、Sバンドの送信機がシャットダウンすると共に、「恐らく」IHU-1(internal housekeeping unit)がクラッシュしたのではないかと、地上管制官のStacey Millsさん(W4SM)は語っているそうです。

また、Staceyさんは、バッテリー上の電圧が正常なレベルまで達するかどうかが確認出来る次の軌道、およびIHU-1を再起動し、再びロードすることができるまで、衛星制御チームが「指を十字にして」待つだろうと語ったそうです。

#2000年11月の打ち上げ後からトラブルが続くAO-40ですが、ここしばらくは生き残った機能は順調に作動していました...復旧できる事を祈りましょう。

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